往復書簡 暮らすとは働くことか
お返事どうも。いやいや月日が過ぎるのは早いね。
前回聞いた「誰かと共にいること」は自分がここ最近考えていることだったので。
本音のうちの70%ぐらいの出力をするようになる。
なるほどな。それを70%しかと思うのか、70%もと思うのか。100%を目指すではなく、70%の心地よさを知ることが大事なんだろうという気がした。
次にどこかに引っ越すとしたら、どこの土地に住みたいか教えてください。
先週、旅行に行ってきた。とても良いところだった。また行きたいと思う。ちょっと長めに滞在してみたいと思う。でも、そこに引っ越すかというとそれは想像できなかった。田舎でのんびりと過ごすということに憧れる。でも、ぼんやりとした憧れであるし、そこでどうお金を稼ぎ、暮らしていくのかと思うと全然思いつかない。というか体力仕事の自信がないということもある。
気づけば東京に住み始めて7年。まだ東京に住みたいなと思う。思い立ったら何でもある街。計画を立てるのがニガテな自分としてはふと思い立ったら何かがあるという東京がいい。逆に言うと、そういうところから離れることが怖いと思っている。これは上に書いた70%をどう思うかとも繋がっている気がして、"足を知る"が出来てないみたいなことなのかもとも思う。
次引っ越すとしたら、東京内でもうちょっと都心がいい。例えば、この前日本に戻ってきた時に行った幡ヶ谷のようなとことか。
大きな駅ではなく、気になるお店が並ぶこぢんまりとしながら活気がある商店街があって、家までの帰り道に銭湯があって落ち込んだ夜はそこに寄って気持ちを整えられる。そんな街がいいと思う。
けどそのためにはお金が足りないなぁと思う最近。出世なんてと思ってたけど、やっぱりお金は必要だと思ったり、なにかできることがあると思って、諦め悪く働いているような気がする。
ということで、次回は"働くことの楽しみ"について教えてもらえますか。ではまた。