往復書簡 若さ以外のやり方で

早速返事ありがとう。

気温のアップダウンが激しい。

居心地の良い非現実ね。自分にとってもしっくりくる表現だと思った。暖色系の落ち着いた灯り、夢心地に近いような感じ。
来てみて良かったと思える後味を大事にしたい。おれは本を読む時、読み終わった時の気持ち読後感が一番大事なのではと思っている面がある。
メニューを考えながら、自分が自信を持って薦められるか、気持ちを持って話せるか、そんなことを考えていて、頭を悩ませはするけど悪い気持ちはしなくて楽しめている。

青春が終わらないおじさんについてどう思うか教えて下さい。

青春か、面白いテーマだ。パッと思いついたことを書いてく。

ステヤンと呼ばれてネットミームになってる音楽ライター?プロデューサー?のことを思い出した。中止になったデカいフェスの主催者で、文末に「Stay young!」と書くことが多いことから、ステヤンと呼ばれて、痛々しい存在と扱われてる(イメージがある、詳しくは分からない)。

青春と若さの関係を考えないといけないと思う。青春には若さが必須条件なのか、若くない青春があるのか。若さが必須じゃない青春があるような気がしていて、それは好ましいものじゃないかと思う。
若さにしがみつこうとしているのを見ると痛々しいなぁと思う。痛々しいって感情には羨望も含まれるから扱うのが難しいけど、身の丈の合ってなさとか、年齢としての若さを持ってる人には許される他者を顧みないことが、おじさんから感じられると痛々しいなと思う。
でも最近、この他者を顧みないってことにも注意すべきことがあると思ってきいて、その特徴って経験で培っていく面もあれば、持って生まれた違いによるところが大きいことを念頭に置かねばとも思っている(最近、そのあたりに関連するニューロダイバーシティって概念が気になってる)。
若さにしがみつかない青春は良いものだなというのが俺の意見。

大人なりの青春と思った時、この本のことも思い出した。著者はアルコール依存症になって現在は断酒している。それだけではない様々な経験を通じて、このようなタイトル。

青春のような熱狂は必ずしも狂乱の中だけにある訳ではない。そう思いたい。

青春の後には、朱夏、白秋、玄冬と続く。なんかとんちみたいなことを言うけど、朱夏も白秋も幻冬も青春なんだと思う。その時なりに楽しめているのであれば。

俺はこの曲を聴いて、曲調は青春っぽくないけど、青春なんじゃないかと思ったんだがどうだろうか。

この前の往復書簡に書いたことと近くなってしまうんだけど、プロフェッショナルについて思うことを教えてもらえると嬉しい。

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