7月26日 マスクの中のカイコ
新しく買ったマスクを使った。お昼休みの時点で、中がモシャモシャだ。去年使ってて良かったから同じメーカーの買ったのに全く別物だった。信じていたプライベートブランドだったのに悲しくなってしまった。いくら通気性が良いと言っても、不織布が薄くなってスカスカなら意味ないでしょうとも思う。残り29枚、どう使うのがいいか問われてる。
何回か行ったけど、いっぱいで入れなかった店が、今日は空いてますとインスタで投稿していたので、ご飯を食べにいった。コロナのこともあるけど、1人ご飯ならいいだろう。
「シャネル展行った?」という会話が隣から聞こえて来る。そんな世界があるのかと驚き、おれが一番行かない展示だと思う。でも少し間を置いて考えてみると、ここまで圧倒的にトップと認知されているブランドはどういうフィロソフィーなのか気になってくる。あー色眼鏡で世界を見ていたなぁと気づく。
店のBGMがカネコアヤノになった瞬間に店員さんと目があって、カネコアヤノですねと話しかけてみる。続けて、「光の方へ」好きなんですよねと伝える。そう、自分は「光の方へ」が好きなんだ。曲が魅力的なのは分かるんだけど、まるっと好きになりきれない感じがある。多分、これは"俺の"あるいは"俺に向けられた"曲ではないと思っていて、ドッとハマることは出来ない感じだと思う。それでも、「光の方へ」という曲はとても大好き。そんな感じ。
ジェンダーを根拠にするような話は絶対にしたくないと思う一方で、今までどうしようもなく男として生きてきた違いが影響していると思う。多分、女として生きてきたらまるっと好きになってるんじゃないかと思う。
あー、何を書いているんだか。分かりたいと思うけど、分かれない。そういうことがある。
病院で働いている友だちが、スゴい勢いで病床が埋まっていると言っている。おれはなんという言葉をかけていいか分からない。言葉を持ち合わせていないのか、そもそもこういう時の感情を持ち合わせてないのか(こう考えるとゾッとする)。精一杯を伝えた。