6月3-5日 先へ!先へ!
6/3
会社でトイレに入っていたら、おじさんがうがいをする音がした。ちょうど10-FEETの曲のイントロみたいで嫌な気はしなかった。どう感じるかはどう認知するかによっている。
頭が限界を迎えて退勤。恐ろしく書類を作るのが遅かった。ミスってる気もしたが、出来る限り最大限の確認はして上司に投げて逃げ帰ってきた。
家の近くにある気軽そうなワインバーへ行った。引っ越す前に散歩した時から気になっていたお店。
初めは店主が気難しそうだなと思って、あぁここは外れか…悲しい…と思っていたが、何杯か頼んでいると話が膨らんでいき、楽しく・美味しくなっていった。楽しさがモロに美味しさに影響するタイプの人間である。店員さんに認知されているかどうかをかなり重視してしまうよなぁ。受け入れられたいという気持ちが強い。
まぁまた来れる店が出来て良かった。
6/4
整体に行った。2回目ということで、かなり体の特徴を把握されているようだった。ピンポイントで探し当てるコリが、まさに凝っているところで、プロだなぁと実感する。
東京蚤の市に行った。ワクワク感で満たされたものの、結局何も買わず。一緒に行ってくれた友達と飲んでから帰った。
最近、人それぞれなんだなと言うことを実感を持って理解してきている。蚤の市も売り切れ続出しないのかなぁ?と思っていたけど、そうではなかった。各人が魅力を感じるモノは違って、そこかしこに惹かれるものがあった(結局買ってはないのだけど)。売り切れ/行列は、やはりモノそのものに惹かれる訳ではなく、記号に惹かれることで起こることなんだろうな。
6/5
色んな人が紹介していて、これは見に行きたいと思っていたC'mon C'monを見に行くことにした。
直前まで読んでいた本の影響でかなり偏った見方になっていたかもしれない。取り返しのつかない傷をつけないためにはどうすればいいんだという難しさに頭を抱えてしまう。
社会のひずみは、より弱い立場へと流れていく。全体がひずんだ大きな構造の中で、どうなっていけるんだ。
問題をいくつも抱えて生きるために、一人ではいられないなと思う。
映画を見終わったことだし、kokosunaのC'mon C'mon回を聴いた。自分は綺麗なまま受け取っていたなぁと反省した。確かに感じていた小さな違和感を全体の美しさのせいで意識下までもってこれなかった。
自分は映画をほとんど見ていない。本は比較的読んでいる(最近読んでないけど)。音楽もあまり聞かなくなってしまった。ラジオ・ポッドキャストを聴く時間は増えている。
けど、映画を見ることも本を読むこともあまり変わらないなという気がしてきている。映画好きですか?っていう質問にどれだけの意味があるのかなぁとぼんやり思う。(どういう音楽聴くんですか、って質問にも困ってしまう。これはまた別問題な気がするけど。)
最近、お金を使うことに制限を設けていない。気づいたらそこそこ溜まっていた貯金があるので、気にせずに使っている。けどなんだろうな、この感覚は。確かに自分で稼いだお金のはずなのにそうは思えない。はたまた逆に、自分で稼いだお金なのに、浪費することに伴う罪悪感。費用対効果とかよく分からない。周りの友達は株とかやっているけど、全然意欲が湧かない。将来に期待していないのか、今が不安定なのに将来なんて考えられるかということなのか。毎日乱高下する株式市場を見て、これは一体なにを表しているのか?虚では?と思ってしまう。虚か実かとかいうことを考えてしまうが、それ自体が虚だろうという気持ちもある。