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気にせず聴こう
音楽くらい自意識から解放されて聴きたい。
そんな気持ちを抱えている。どういうことか説明していこう。
音楽にまつわる自意識
新しい音楽に触れなければという気持ちがある。批評家が良いと言う音楽は聞いておかないといけないという気持ちがある。
単なる1リスナーなんだから、ただ楽しめばいいだけなのに、なぜこんな自意識があるのか。
こんな理由はがあると思う。
自意識の理由
自分は映画、ドラマ、漫画やアニメといったカルチャーをほとんど通らずに過ごしてきた。
だが、音楽だけは子供の頃から聴いていて、自分にとって音楽を聴くという経験は特別であると思っている。
音楽は特別であるという意識は強くなり、いつからか周りから見ても音楽が特別な人(ヲタクのような存在)であらねば、という自意識が芽生えてしまっていた。
自分は"音楽ヲタク"なのか?
だが、バイト代を全てレコード購入に充てるような、寝食を忘れて没頭するような"音楽ヲタク"とは根本のところが違うことはもう何年も前から感じてはいた。
でも、そうなりたくて、そしてならなくてはいけないと思っていた。
一時期、今日聴いた音楽をまとめるnoteを書いていた。今思うと、何とか"音楽ヲタク"になりたいと思っていたんだろう。次から次へ新しい音楽を聴き、今の流れを把握できるようにと。
確かにたまに新たな好きなアーティストや曲が見つかると嬉しい。だけど、「音楽ヲタクなら当然知っている○○も知らない自分」に出会うことや、義務的に聴くことは苦しいことだ。
そして、周りの人の評価で自分の音楽の評価が変わってしまうこともよくある。
全然健全じゃない。そして、楽しめてない。
もういいんじゃないか。周りからどう思われそうかなんて気にせず聴けば。
確かに音楽を聴くことは好きだし、支えられたことも何度もあるけど、音楽ヲタクではない。
好きなアーティストや曲が好き。ただそれだけだ。
好きな曲を聴く
久しぶりにCDラックを漁ってみた。
すっかり spotifyでしか聴くことがなくなって、CDを手に取るのも久しぶりだな。
Spotifyにはアップされていないお気に入りのCDを見つける。
Spotifyでばっかり聴いていて、昔聴いてた曲からは遠ざかってしまっている。
でも、ふとした時に求めるのは昔聴いてた曲だったりする。
そうか、SpotifyにもCDから取り込んだ曲を追加できるな。
理屈抜きで好きだと言えた曲をSpotifyにも取り込んだ。
よし、なんかちょっと踏み出した気がする。