4月1日 二十、三十

朝、重くはないけど二日酔いだ。今日は大事な日なのに。そういうことをやってしまうとこがある。
なんとか洗濯を回して干す。ご飯もなんとか食べれそうだったので、パスタを作った。
眠くなったので昼寝。昼寝で二日酔いもちょっと良くなってくれと期待したけど、ご飯食べたばっかりで寝たので、より気持ち悪くなる。それはそう。

アラームで起きて支度して30祭に向かう。ドレスコードの着たい服として、派手な柄シャツを選んだ。普段地味な色ばっかり着ているので、時折視界で見切れるシャツがとても新鮮で嬉しくなる。装うってこういうことか。

電車の中で、くどうれいんさんの日記についての連載を読む。うんうんと思うところがいくつもあった。おれの場合、日記に書くようなことが起こるという訳じゃなくて、日記を書くから今まで気に留めなかったようなことも気づくことが増えて、記憶にも残るようになった。そして、忘れて、なかったことにしたくないから、書き留めなくてはと思って書いてる。続けることは目的ではないと思えてから、逆に続くようになっているようにも思う。

電車の中吊り広告に「海洋散骨の無料体験クルーズ」というのがあった。言葉にし難い、イヤな気持ちを抱く。死にも現世の経済的なことが関わってくることがイヤなんだろうか。

30祭の前に、前のオフ会で仲良くなったメンバーでお茶。ゆったりと過ごす。チルを作る仕事がツボだった。

30祭。なかなか感想がまとまらない。
水曜日のカンパネラのアリスの歌い出しの"何でもない日を祝う茶会 不要不急のティーパーティ"という歌詞が好きだ。ゆとたわはまさにそういうことなのかなと思ってる。何でもないというにはハードだけど、ハード側に安定して平坦な日常に彩りをくれるのがゆとたわだと。
そんな日常という線を彩ってきたゆとたわが打つ点。そこから引かれる線がどうなるかは分からないけど、その先にはセレピ的な色々があるはず。

点って与えられるものじゃないんだ、限界突破ってしていいことなんだ、感謝ですね、と思うなど。

ゆとたわの2人と同学年で、この祭に参加できてよかった。本当におつかれさまとありがとうという気持ち。

帰り際、シャークさんとも少しお話しできてよかった。ゆとたわの2人と写真も撮ってもらい帰る。

東京駅でタコスを食べる。タコスは美味いけど、お腹はそんなにいっぱいにならない。そういえば4年前くらいにタコパと称してタコスパーティーをしたことがあった。ワカモレとかを作っておき、ホットプレートで焼きたてのタコスの皮で包む。またやりたいなと思った。

豚→牛→鶏 (だったと思う)

友達夫婦と有楽町あたりで会うことになった。歩いて向かう。
途中、いやそこでは難しいだろうという場所でタクシーを拾おうとしてる人を見た。下図の赤丸の位置で緑方向に向かうタクシーを拾おうとしてた。伝わるか分からない絵。

赤丸:タクシー拾い人、緑:タクシー

友達夫婦とバーへ。早速、派手な柄シャツを着ていることをツッコまれる。でもかなり良いよと言ってもらう。普段着ない服がどう映るのか見てもらいたい気持ちがあった。
なんでこんな服を着てるか説明するために、ゆとたわと30祭の説明をするが全然説明できない。ゆとたわも30祭もハイパーハイコンテクストコンテンツなんだ…!ということに気づく。

日向夏のカクテルを頼んだ。山椒のジンを使ったギムレットが出てきた。ロングが出てくるかなと思ったらショートだったので驚く。香りと酸味と苦味のバランスがとてもよく、きめ細やかなゼリーのようなとろみもとても良い。しみじみと小声で「美味しい…」とつぶやいたら、バーテンダーさんから、「これは小声で美味しいって言いたくなるやつですよね」と声をかけてもらう。まさにそう。
2杯目何を頼んでいいのか分からなくて、ハーブ系のリキュールで何かオススメをというざっくりオーダー。何本か紹介してもらって気になったキュンメルを頼む。香りはよもぎのようで、口に含むとアルコールと甘みがどんっとくるけど、後に残るハーブの香りがとても良い。知らない世界を知れてよかった。

友達夫婦が一軒目の店で遭遇した変なお客さんの話をゲラゲラ聞く。

23時ごろ解散。
電車で座ってしまうといつも寝てしまうけど、今日は大丈夫な気がして座った。無事降りられた。
シャワーを浴びて、歯を磨いて、寝た。

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