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2月26日 頭と身体

問題は報告するが吉

久しぶりにライブを見に行く。昨日チケットを取ったんだけど、エラーなのかアプリでチケットを引き取れなかった。マジかよ。問い合わせは3両日のうちに返信しますと書いてあったので、期待していなかったが問い合わせてみる。ライブハウスの受付言うことを何パターンも考える。入れなかったら入れなかったでいいかという心の保険も持ちつつ向かう。結局、問い合わせ窓口から対応したという旨連絡がきた。泣き寝入りせずに、連絡してよかったな、こういうことを学ぶために仕事をしている気がする。

頭で聴く

初めて見るアイドルのライブを見た。

先日こんなことを書いたのに、頭に思い浮かぶのは(この曲あのバンドっぽいな)や(このグループのポジションはあのアイドルみたいな感じか)とか思ってた。上のツイートは、そうすることでしか考えられない自己防衛かぁ〜と自己嫌悪を抱く。
ライブを見てて気づくことがあった。今まで自分が見ていたライブだと、演者と同じフリをする時には鏡移しになっていた。けど、オタク(尊敬をこめて使ってます)の動きを見てると、鏡写しじゃなくて、アイドルと同じ動きをしてる。アイドルは左手でマイクを持ち右手を動かしてる。その繊細な動きを真似するなら右手じゃないと出来ないから、オタクを右手を動かしていて、鏡写しになってないのかなとか思った。コロナ禍以降、ヲタ芸を打つことも難しくなってるから、フリを真似することが多くなって、その結果、より表現できる右手をオタクも使うようになったのかもしれないなと妄想する。
竹中夏海先生がアイドルとマイクの関係を話していたなと思いだす。改めて聞き返したい。

ライブは好きな曲も場面もあったんだけど、なんだか、この子達の青春や笑顔を搾取してるんじゃなかろうかという気分になって、純粋に楽しめないメタな自分もいた。こういうめんどくさいやつがホントに良くないとは分かっているんだけども。

予測不能な費用対効果

知らない店にふらっと入る。外から見るとカウンターがあったからいいかと思ったけど、カウンターは埋まっててテーブル席へ。テーブル席に1人だと途端に居心地が悪くなる。こういった状況で、店への印象も味の感じ方も悪くなってしまうのが自分の悪いところ。

まん防で営業時間が短いから、はしごするなら素早い判断が必要だ。ここはもういっかと思って、バクバク食べてゴクゴク飲んで(ワインですが)出ることにした、この満足感でこの値段かぁ。うーん、まぁ仕方ないと思って出る。
さっきの店に入る前に通って、満席だったから諦めた店に行ってみたら入れた。もうちょっとでラストオーダーだけど大丈夫?と聞かれる。滑り込みセーフ、良い判断をしたなと思う。青のりのあんかけ豆腐が抜群に美味しかった。青のり(いや岩のりかもしれない)はこれくらいふんだんに使うことで旨いんだな。豆腐は温度を食べるものと言ってたのは最果タヒだったかな。それを思い出しながらも、さらにほんのりした豆腐の甘みも感じる。目の前に焼き場があって、他の人が頼んだゲソ焼きがどうしようもなく美味しそうだ。隣の人が頼んでいたあら汁も美味しいそう。ラストオーダーでその二つを頼む。とても満たされてお会計する。さっきの店より安くて、ほれみたことかと思う(?)。満足感と値段は比例しない。

思い出は超えられない

けど、二軒目の帰り道、一軒目でなぜ満足出来なかったかを考えてみた。一軒目で頼んだメニューは昔のバイト先で大好きだったメニューだった。そのメニューはシェフが作ったあの味っていうのが頭の中に、舌に刻まれてるから、それを超えてくるのは実質上無理だなと思った。一軒目の店になんだか申し訳ないことをしたなという気持ちになった。でも、自分にとって豚肉のリエットは玉ねぎがたくさん入って甘みと旨みがたっぷりで、ハウスワインの白ワインに合うやつで、ラペはオレンジピールが入ったほんのり甘くさっぱりしたあれなんだよな。あー、コロナが落ち着いたらまた食べに行きたい。

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