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2月11日 walk this way
8時過ぎに目が開いた。多分寝たのは2時くらいだから、まだ寝足りない。けど、寝ることも出来なくて、布団のなかでスマホをいじって過ごす。部屋が寒いので布団から出る気にならない。布団から出て、やりたいことがあるかというとそうでもないので、布団を出る理由がない。
布団の中で2時間くらい過ごしただろうか。やっと出られた。
シャワーを浴びて、洗濯機を回す。洗濯を干し終えて、家を出た。サイゼリヤへ。ご飯を食べつつ、本を読むことにした。
のだけれど、仕事の気掛かりなことが頭をよぎる。上の人が言ってるからそれでいいかと思って進めていることについて。おれは、思考停止に陥ってるんじゃないか、自分の責任を果たせていないのではないか。責任を押しつけて、逃げたのではないか。そう考え始めると居ても立っても居られず、考えが止まらない。月曜日に何をするかをまとめて、会社のメールアドレスに送る。なんとか少しの区切りがつく。でも、そわそわした気持ちは拭えず、本を読むことはあきらめて、店を出た。
とりあえず電車に乗った。疲れと眠さがやってきて、寝てしまった。目的地から離れ過ぎてしまい、折り返す。夜の予定まで時間があるので適当な駅で降りて、目的地まで散歩することにする。なんかそわそわする時は、歩くと少しはマシになることを知っている。
2019年頃のゆとたわを聴きながら歩いた。だいたい変わらないんだけど、ほのちゃんの言い間違いが今よりちょっと多い気がする。
ラジオ、ポッドキャストを聴きながら知らない街を歩くと、次同じところを歩いた時に聴いていた内容を思い出す。その感覚がなんか好きで、通りにエピソードのピンを立てているような感じがする。
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友達夫婦と渋谷らくごへ。玉川太福さんの浪曲が好きで、これは友達も好きだろうなと思っていて、一緒に行ってみたかった。感じるものがあったようでよかった。
古典落語はジェンダー的にキツい面もあるなぁと思った。
その後、蕎麦を食べに行った。お酒、おつまみが充実して、店員さんの感じも良い店だった。
話していて、友だちの奥さん(上で、ジェンダーの問題とか言っているけど、どうしてもこの呼称から離れられない)と意見が食い違う。大体いつもこうなる。おれはおれの話をしている(つもり)で、それを大きな主語で受け取られている感じがして、いつも食い違う。それでも頻繁に会っていて、話していて、楽しいし、不思議な関係だなぁと思う。
けど、こんなにも近い関係で、定期的にちゃんと話しても分かりあうことは出来ないんだということに悲しくもなる。
渋谷駅で友達夫婦と別れる。お腹いっぱいで程よい酔い方でもう少し歩きたかったので、一駅分歩く。Walk this way feat. AKLO/ZORN→Walk this way/SALUと聴いて、後はSpotifyがレコメンドするままに。久しぶりに聴いたRude-αが渋谷辺りを歌った曲で、良いレコメンドだねぇと思い、口ずさみながら歩く。
一駅歩いて電車に乗る。寝ないように立ったまますごして、無事に最寄り駅に。その後、何を聴き、何を見て、どういう気持ちで家に着いたかは忘れてしまった。