2月15日 線を引くこと
チヂミとお好み焼きの間 ややチヂミ寄り
今日は少し早めに帰ってきたので、昨日とは違い、ご飯を炊く余裕があった、冷蔵庫のかまぼこと長ネギの青い部分を使いたいし、チャーハンにしよう。油をたっぷり使って、手早く、味付けはシンプルに塩コショウだけにしよう。
帰ってくるなりすぐ、ご飯を炊く。もちろん早炊きで。
冷蔵庫を開けて、使いかけのお好み焼き粉と目が合った。その瞬間、「あ、これを使ってチヂミを作らないといけない」と思った。さっきまでのチャーハンの気持ちはどこへやら、炊飯器でご飯が炊け行くのを横目に、粉を混ぜ、ニンジンとネギを細切りしていた。レンコンも合うに違いないと、千切りする。なんか肉っけも欲しい。お好み焼きの表面がカリカリの豚バラになってるヤツの、鳥皮バージョンって美味しいんじゃない?冷凍庫の底の方に居座っていた鳥皮を召喚する。
まずフライパンで鳥皮を焼く。油が出てきて、独りでにカリカリになっていく。大きいままでもいいけど、食べる時が大変だろうなと思い、取り出して刻む。油の残ったままのフライパンに半分戻す。バチバチはね始めたところに生地を流す。匂いの良さから、ここまでのチョイス全てが間違っていなかったことを確信する。焦げるちょい手前の一番いい焼き加減の時にひっくり返す。さぁ、たれはどうするか。じゃぽっと付けて食べる気分じゃないな。出汁醤油とごま油を混ぜたタレを、ネギ焼きの要領で、刷毛で薄く塗る。これはちょっと焼いた方が良いなと思い、ひっくり返す。裏面にも塗って、ひっくり返して出来上がり。
外のカリカリ具合が最高だ。タレと野菜も過不足ないチョイス。お好み焼き粉を使ったから、中はふんわり。お好み焼きとチヂミの間、ややチヂミ寄り。これはいいの開発してしまったな。
二枚目は、もっとカリカリにさせようと、とろけるチーズも入れてみた。どんどん悪知恵が浮かんでくる。ひひひ。たれもさっきの出汁醤油、ごま油にさらに鰹節粉を入れる。うわー、塗る前からめちゃくちゃいい香り。たこ焼き的な感じもしてきた。
2枚目もベストな焼き加減に仕上がった。チーズが固まった場所に当たると、カリカリとコクと塩味がやってくる。最近家で良く飲んでるスーズをトニックで割ったカクテルも合うけど、これはレモンサワーかビールだったかなぁ。まぁいいや。
すっかりお腹いっぱいになったので、申し訳ない気持ちになりながら、炊き立てご飯をタッパーに詰めて冷凍庫へ。まぁあれだ、明日以降の自分へのギフト的なやつだということにしよう。
離れる
今週毎日1話ずつ公開される清竜人と横山由依のドラマ。昨日の1話とは視点が変わり、今日は男性側の視点。二人の間に何があったんだろうか。思っていることを伝えることはなぜ難しいのだろうか。続きが楽しみ。