8月6日 浮かれていた 京都3日目

昨日、喫茶店のモーニングに間に合わなかったので今日は間に合うようにと誓う。計画があると朝起き上がるモチベーションになる。
今日はモーニングを食べながら昨日買った日記を読んだりして、その後新幹線で食べる用のパンを買うことに決めていた。

喫茶店に着く。定休日。Oh…。即計画が狂う。他に開いてそうな喫茶店もなく、とりあえずパン屋さんへ。空調が付いているのでドアを閉めて下さいと書いてあったが、外のが涼しかった。ドア開けた方が良いのでは。教えてあげたかった。

新幹線で食べる用と思っていたけど、結局朝ごはんになる。堀川の河原(?)に座って食べる。あまり人はいなかったので、オードリーのANNをスピーカーにして聴きながら食べる。イヤホンをつけたまま、ご飯を食べることを禁じている。しかし、イヤホンとスピーカーにどこまでの違いがあるのか。いや、食感の感じ方は絶対に違う。
昨日買った日記本も読む。全然違う暮らしを送ってるはずなのに、共通するところもある。

地下鉄に乗って、ギャラリーへ。白川沿いでお祭りをやっている。子どもも大人も川に入って、たもで金魚を探している。とても楽しそう。この地域で育った子たちにとっては、金魚はポイで掬うのではなく、たもで救いあげるものなのかもしれない。金魚たちは救われず、鴨川までたどり着いたらいきられないだろうと思う。
日記本を追加でお渡しする。次は9/10の大阪文フリに出店していただけるとのこと。お立ち寄りの方、ぜひ。

京都から帰る。あまりお腹は空いていなかったので、昼ご飯は食べないことにした。16時に日記。さんに日記本をお渡しする予定がある。それに間に合うことを考えると、ひかりで良い。ひかりに乗ることにした。買った日記本をゆったり読みたいし。
隣のおじさんが食べてる駅弁を見たところ、酒肴弁当と書いてあり、お〜いお茶を飲んでいた。そこはね。

途中から寝ていて、起きるとエアコンで汗が冷えて寒い感じがあった。日記を書いている今思うとあれ。

東京に戻ってきた。ルノアールを目指す。道に迷う。地下から行けるかと思ったけど諦めて、一旦地上に出た。なんとか辿り着く。
先に入ってくれていたようで店内へ。あ、多分あの方だ。だけど確信が持てない…。席に向かうと見せかけて、一旦トイレがある通路へ。店員さんに怪しまれていたと思う。無事合流する。

未だに信じられないでいる。自分が書いた日記が届いているということが。でも、直接お会いしてお話していると、本当に届いていることが分かる。
文喫のチケットを頂いてしまう。あまりに驚いて鳥肌が立つ。考えて選んでもらったのも嬉しい。あー、お返しできるものがない。どうしよう。旅行で読み終わった「ベンチの足」をお渡しした。ハマるかどうかは分からない。自分が面白いと思うエッセイが、自分の日記を読んでくれている人にとっても面白いのかは分からない。でも、何か感じるものはあるのではと思う。

お別れして渋谷の麗郷へ。高校の同級生2人とその1人の奥さんのいつものメンバーに、高校の同級生がもう1人。おれだけ面識がなく、どういう人かなーと少し緊張してたけど、杞憂だった。めちゃくちゃ笑うひとで、お笑いが好きな人だった。お笑いの引き出しを開けて色々話す。
最近彼女と別れたひとりへの当たりが強かったかもしれないと反省する。でも、君は手のひらの上で踊らされてたと思うんだ。

二軒目、明日も早いし喉も少し痛いので、スパイス系のジンジャーエールとコーラを飲んだ。
旅疲れもあり、早く寝た方がいいと思ったので先に帰った。

明日、対面の会議がある。一緒に参加する予定の同期から、喉痛いから念のため抗原検査したけど、陰性だったーと連絡が来た。
おれも喉痛いから念のため抗原検査しておくかー。軽い気持ちでやる。準備をしてキットに垂らす。あー、薄っすら線がでてるなーでもサンプルの絵よりは薄いな、大丈夫ってことか。念のため説明書見るか。"薄くでも線が出たら陽性です"と書いてある。
しばらく、放心状態になる。え、そんな訳ないと思うが、そんな訳ない訳ない。現実を受け入れる。
喉の痛みを感じたのは昨日。昨日、今日で会った人がたくさんいる。謝りの連絡を入れる。浮かれてしまっていた。

布団に寝転がり、まだ少し現実を受け入れられないような感じで、なかなか寝つけずに眠ろうとした。

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