5月24日 攻める日

朝。寝坊してからというものの、スマホを枕元ではなく離れたところに置いているのだけど、今日も遠くで鳴ってんなめんどくせぇ、と思いながら起き上がる。

仕事、上司との面談があった。昨日の話をする。どれだけのことが求められていて、結果はどうだったのか。無限に自分を責めるよりも、攻めて意見を聞いた方がいい。ずっとそうだと分かっていたことに一歩踏み出した。定例でフィードバックをもらうことにした。他人が怖いけど、多分一番怖いのは自分。
自分の買いた日記本"せめるひび"は、この日々の中で変わったような変わっていないような感じと結んでいた。もしドラマだとしたら、"せめるひび"は今日で最終回を迎えると思う。でも、人生はドラマではないので最終回を迎えることなく、またアップダウンしながら日々は続く。これからどうなるだろうか。

定時の時間になって全く頭が働かなくなったので、諦めて帰ることにした。
ちょうど良い時間の家に帰るバスがなかった。待つ気分ではなかったので、違う方面のに乗った。それをなんとか意味あるものにしたくて、乗り換えのとこでご飯を食べる。お腹いっぱい。

ちょっと飲みたい気持ち。家の近くでバーを探す。飲み屋はたくさんあるけど、バーはほとんどないことに気づく。気になったお店へ。店の前まで来て、あぁ散歩してて気になってたところだ、自分良い嗅覚してるなと思った。

気さくなバーテンダーさんで落ち着く。どうしようと思ってスーズトニックを頼む。「特に理由は無いんですけど、スーズ買い忘れちゃうんですよねぇ。」その後、薬草系こんなのありますとたくさん出してもらう。気になった廃盤になっているお酒があってそれにしようとしたけど、1ショット6000円ということで、慌てて、でも慌てを隠すように丁重にお断りする。「1/3ショットで3種類とかも出来ますよ、個人店の良さですね」と言って頂き、そうさせてもらう。

薬草系のリキュールをストレートで飲んだことってあまりない。うっとりする味わいと思った。
途中までストレートで飲んで、Gammel Danskというお酒はソーダで割ってもらった。グラスを鼻に近づけると香りが爆発している。目がかっと開く。これからドライなのが飲みたい時にはこれを頼もう。
1shot 6000円の衝撃でお会計で身構えたけど、めちゃくちゃリーズナブルだった。また来ちゃうな。

歩いて帰りながら、リーズナブルな値段と分かりながら飲んでたら、また感想変わってただろうなと思った。
しかし、ウィスキーではなくて、薬草系リキュール。自分のこじらせた自意識が出ているなと思う。

近所に歩道橋がある。信号のタイミングが合わない時に歩道橋を使う。歩道橋から見えるけしきが、なんてことないんだけどとても良くて、夜は信号に関係なく歩道橋を使おうかなと思った。

帰宅。風呂に浸かると寝ると思ったのでやめておき、シャワーを浴びた。まだ22時くらいだったけど寝ることにした。

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