0812

お久しぶりです。
今回は、「8月12日」。
この日に毎年思っていることをば。

「結構身近だけど実は怖いやつ」

1985年8月12日。
私が生まれる9年前ですが、世界にも類を見ない飛行機事故が起こりました。
乗員・乗客計524名を載せたボーイング747が群馬県多野郡上野村山中、「御巣鷹山の尾根」に墜落。乗客4名が重傷を負いながらも助かりましたが520人の命が奪われるという凄惨な飛行機の事故でした。
また、歌手の坂本九氏や阪神タイガースの球団社長であった中埜肇氏、ハウス食品工業の社長であった浦上郁夫氏が搭乗しており、移動方法の切り替えや体調不良などで明石家さんま氏や稲川淳二氏も搭乗予定だったということは有名な話で、特に明石家さんま氏はこの事故を機に、東京-大阪間は必ず新幹線で移動するようになったというのも有名な話です。

実は私は、この事故を2013年に個人で初めて飛行機に乗る際(札幌-東京間)に知り、色々調べてしまい怯えながら飛行機に搭乗しました。
思えばなぜあの時その行動をとったのかなとも思ってしまいますが、それ以来飛行機に乗る際には必ず一通り検索をし搭乗することがルーティーンとなりました。
そしてその際にいつも思っていたのが、「結構身近だけど実は怖い乗り物なんだよな」でした。

なぜ今の時代になって新たな論調が出たのか

この事故は注目度の高さなどからちゃんと事故調査がされ、報告書もしっかりと作成されており、現在は調査も含め終了してしまっています。

ですが一部遺族からは「事故原因の徹底究明を!」という声も上がっており、いまだに再度調査を、という記事などを見かけるような気がします。
実際、米軍輸送機が火災を見つけたにもかかわらず日本側は支援を断ったという元アメリカ空軍にいた中尉の手記もあることにより、原因の究明を!となるのは仕方ないことではあると思います。

が、ここ数年(10年ほど)で少し違った論調の意見が出てきました。
所謂「陰謀論」というやつです。
聞く限りだと「ミサイルの発射訓練中に誤って123便にミサイルが命中してしまい、そのせいで飛行機が墜落した」という論です。
証拠も少しはあるみたいですが・・・

時代の進化により色んな論が出てくることは当然といえば当然ですし、この論を書籍を通じて出したのが日本航空の元客室乗務員さんということもありかなり注目度があったのですが、一度事故原因が(推定とはいえ)決まったものを、30年以上の時を得、変えられるのか・・・
また、この方々は事故機に搭載されていた操縦室ボイスレコーダーの生データ開示も請求していますが、これも果たして通るのかどうか・・・
ボイスレコーダーのデータも聞いたつもりでしたが、あれは実は生データではなかったということにも少し驚きですが。
果たしてこの問題は進展するのかどうか。。。

私的に結論は

ないです。
ここまで書いて何をいうか、というところですが、起きたことの大きさや凄惨さに圧倒されてしまうばかりで、調べれば調べるほど結論は出せないです。
ただ言えることは、誰かの言っていることがもし本当だとしても、「事故調査委員会で出ている結論が現状一番正しい結論となってしまっている」ということです。
これは何事にも当てはまりますが、何を隠そうと何を嘯こうと調査委員会が出したことは「精査して出した情報」となり国や調査機関の「公式な見解」になっていく、というものです。例え当事者が真実を知っていようとも。
この事故に関してはどれが本当でどれが嘘か、ほぼわからない(私が無学なのもありますが・・・)状況です。
ドラマ「クロコーチ」の主題歌で言うと「教えてくれよ ホントんとこを」と言うところです。

が、唯一ちゃんと残っている真実として大きく目の前に横たわる、乗客520名の命が奪われてしまったと言う真実を忘れることなく、今後も生きていこうと思います。そして「ホントんとこ」が早く分かるといいんではないかなと、当たり障りもない意見でこのnoteを終わらそうと思います。

P.S.
そしてこの記事が誰の何になるのか全くわかりません。眠い中1時間で書こうと思った記事ですので後に消すかもしれないのでご了承を。

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