小学校でグラフィックデザイナーの話をした。
6/18と22に地元の小学校で6年生向けに職業についてお話しさせてもらってきました。(2日間あるのはコロナの関係で1クラスずつ回ったため)
記念に校庭の二宮金次郎くんとパシャリ。完全に不審者w
今回はそんなレポートを。
しがないフリーランスデザイナーになぜ白羽の矢が:(;゙゚'ω゚'):
総合学習の一環で、自分史を作ったり、いろんな仕事について調べたり、「視野を広げよう!」というテーマで取り組んでいるそう。
なぜ私にこんな大役が?というところですが、実はHPや名刺を担当させてもらっている会社の社長さんがお子さんの小学校でPTA会長をされていて、よかったら安間さんどうですか?とお声がけいただいたのです。
記念に社長ともパシャリ。まさかツーショットを取る日が来るとは。笑
掲載許可いただいたので載せます。
(掛川市は二宮尊徳の報徳の教えを強く受け継いでいます)
私以外には地元でバリバリ整骨院を経営されている方やお寺の方など素晴らしい方ばかりでちょっと緊張。
私「今、髪の毛オレンジですけど大丈夫ですか?」
社長「え、ちょっと相談しますwww」
みたいなやりとりもありつつ、無事オレンジ色の髪色のままGOが出たので、謹んでお受けさせていただいた次第です。
小学生に一体何を伝えたら?
何を伝えようか、どう伝えようかちょっと迷いましたが、結局いつも私が発信している
・デザインとは?
・自分らしい働き方とは?
という内容に落ち着きました。
これは大人に対しても子供に対しても、私が伝えたいことは一貫しているんだな。と再認識。
あとは、小学生に伝わる内容にするために小学6年生の目線になる練習。
自分が6年生の時のことを思い出したり、リハーサルにいろんな方に小学生役として参加してもらったりしました。
実際に話を聞いてもらったことで、内容も構成もかなりブラッシュアップできましたし、「小学生と言ったら鬼滅の刃!」というアイディアもいただき、取り入れたらこれが食いつき良くて!(どう組み込んだかは、記事の最後のスライドで見てみてください)
持つべきものは心の優しい仲間ですね。
子供に聞かせたい!とおっしゃってくれた方もいたし、メッセージで応援してくださった方もたくさんいて、本当に私は人に恵まれて生きているなとじんわり。
資料を作りながら、自分の小学校時代から今を振り返っても、いつも周りには応援してくれる仲間がいたなと感じました。
なんとかやり切った2日間!
準備期間中は、45分間の授業時間に収まるのか、スライドは完成するのか、ハラハラドキドキでした。
自分が子供の頃の写真は全部実家にあったので、結婚式のプロフィールビデオを引っ張り出してきて写メ撮ったり(DVDってパソコンで再生してもキャプチャ取れないんですよね。汗)
この単語は小学生に通じるのか??と推敲したり。
久々の徹夜もしました。笑
自分の講座以上に準備した気も。。。。汗
で、結果から言うと皆さんのご協力もあり、講話はなんとか無事終了!
講和が終わると、特にフィードバックもなく「ありがとうございました〜!」って帰路につかされるわけなのですが、後日先生から伺ったお話しだと、生徒たちからは結構好評っだったようで一安心です。
みんなでデザイン。小学生の忖度事情?
実際にお話しさせてもらって面白いなーと思ったのは、
みんなで制作物の色を決めるというパート。
児童たちと一緒に「学校の規則」みたいなプリントをリデザインしました。
あらかじめ、色が持つイメージや、なんのためにこのデザインをするのか?を子供達と共有しつつ、青、緑、ピンクから選んでもらいます。
初日にお話ししたクラスでは全員一致で緑に決定。
二日目のクラスでは青49%、緑48%、ピンク3%くらい。多数決で青に決定。
もちろんデザインに正解はないので、どれを選んだらどうとかはないのですが、ピンクに票が少ないのは予想していたものの、まさか青に1票も入らないというのには驚きました。
どうしてそうなったのか?色々検証してみましたが、おそらく大きな要員はこれ。
最初のクラスでは、青を見せたときに誰かが「なんかちがう〜〜!」みたいなことをぼそっと言ったんです。その後、結構忖度が働きましたね。笑
もう一つのクラスでは、そんな声もちらほらあったものの、意外とバラけた結果に。
クラスメイトとの関係性とか、クラスの雰囲気とかでこんなにも変わるんだな〜。小学校高学年。そんなことも増えるお年頃。
と感じるとともに、自分がそれくらいの年齢の時も、そういうところあったかもな。。。
特に中学くらいは周りの空気に合わせるみたいな感覚が強く芽生えてきた気がします。
職業と働き方のバランスは小学生からでも身につけられる?
そんなこともありつつ、講話は
働くことと働き方のパートへ突入。
話のキモはいつもirodori Brandingで伝えていること。
どんなに好きな仕事に就けても働き方がキツければ、理想の仕事とはいえない。
小学生に例えると
宿題だらけだと嫌になる。自由が欲しくなる。たとえ好きな教科でも。みたいな感じですね。
(って言ったら、みんなすごく頷いていましたw)
ナチュラル・ブランディング講座でも3C分析はまず自社から!と伝えています。
そうしないで、環境に自分を合わせていくと、初めはうまくいくかもしれないけど、いつかどこかで苦しくなってしまう。
だからまずは自社(自分)のあり方を改めて定義してみる。
個人起業の場合は自分と自分の理想に向き合うことになります。
だから、小学生たちにも自分の心の声に耳を傾けてあげることを続けて欲しくて、周りの空気読んだり、人の意見や支援書きになるお年頃だからこそ。この内容を盛り込みました。
ちゃんと伝わったかはわからないけど、もし一人にでも届いていたら、将来ふとした時に誰かが断片的に思い出してその時にヒントになったらいいなと思っています。
先生からは「働き方のところは僕もかなり響きました〜。やっぱり自分から動かないとダメですよね。耳が痛いです。苦笑」なんて感想をいただきました。笑
職業講話を通して自分自身が感じたこと
今回講話を通して感じたことは、子供時代はもちろん、大人になってからもまだまだ夢の途中。(大人になると夢は目標という言葉に置き換えられたりしますが)
夢を叶えるための選択権はいつだって自分の中にあるんだということを改めて強く感じました。
「The Choice is Yours」
あなたの今の夢はなんですか?自分の声聞けてますか?
私の今の夢は、デザインの力を味方につけて夢を叶える人をサポートすること。
それは自分がデザインをすることであり、デザインの方法を人に手渡していくこと。
です。
スタイルのあるスモールビジネスが世界を美しくする
これは私のビジネスにおける理念で、「スタイル」は自分の経験や価値観から生まれます。
それを大切にしながら、自分らしくことを起こしてみる(スモールビジネス)。
そしてたくさんの人と出逢いながらお互いが磨き上げられていく。
そんな世界をつくる1ピースになれたら嬉しいと思っていますし、自分自身もたくさんの仲間に出会っていきたいなと思っています。
こうしてデザインや働き方のことを地元でお話しできたこと、とてもありがたい機会でした。
ありがとうございました。
「The Choice is Yours」(チョイス イズ ユアーズ)
はアメリカのヒップホップグループBlack Sheep(ブラックシープ)に1991年に発表された名曲。混沌とした黒人社会で、反社会的なことに手を染めて生きていくか、音楽を楽しみながら前向きに生きていくか、選ぶのは自分自身。という強いメッセージが込められた一曲。
このフレーズは今度Tシャツにします!
それではまた🧡
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