フリーランスかぁちゃんの働き方(長男編)
スタイルを大切にするビジネスオーナーさんとデザイナーさんを応援するwebデザイナー安間祥子です。
このタイトルでこの記事を開いてくださったということはきっとあなたも子育て中なのでしょうか^^
記事を見てくださってありがとうございます。
私はこんなフリーランスかぁちゃんです
私は結婚して静岡に嫁いできました。
夫と5歳の息子、1歳3ヶ月になった娘と3DKのアパートに暮らしながら、webデザイナーとして自宅で仕事をしています。
webデザインやグラフィックデザインは大学を出て就職してからずっとやってきていて今年で15年目?くらい。
結婚をきっかけにフリーランスとして独立しました。
長男が生まれたのは結婚から4年後。
それまで全ての時間を自由に使えていた人生から一変し、子育てに追われながら仕事も続けるというドタバタが始まったのです。
noteやSNSではwebデザインのことを中心に発信しようと思っていたのですが、最近は子育てネタに共感していただいたりエールをいただくことが多くなりました。
ママwebデザイナーという響きって、ちょっとチャラついているように思えてなんだか苦手で、無意識にそこに属したくないという気持ちからデザインの発信に絞っていたところがあります。
誤解のないように書いておくと、
ママとして、webデザイナーとして活躍されている方達のことはとても尊敬しています!
多分、その切り口から集客している広告とかがあんまり好きじゃないのかも。
ママしながら、自宅で簡単にwebデザイナーに♪…ってそんなに楽な仕事じゃないわーい!って。突っ込みたくなっちゃう。笑
これは長くなりそうだからまた別の機会に。
でも、よく考えたら自分は娘をおんぶしながらLIVE配信したりしてるし、メルマガでも子育てと仕事の両立で泣き言を言って読者さんたちに励まされてなんとか頑張っていますしw
母という一面は今の自分から切っても切り離せない部分なんだよな。と思うことが多くなりました。
あと、こうやって子育てと仕事の両立に試行錯誤していることも誰かの助けになっているんだなと少しだけ嬉しい気持ちもありますので
今回は自分と子供達の仕事との付き合い方?みたいなものを長男編と長女編に分けて書いてみたいと思います。
今回は長男編。
時間が自分のものじゃなくなった瞬間
長男が生まれた2016年、私はフリーランスのデザイナーとして地元の中小・個人企業さんのお手伝いを主にしていました。
あとは、東京で勤めていた頃からのクライアントさんの案件をたまにお手伝いする感じ。
産休・育休手当はもちろんなくて、割と毎月せかせかと働いていて、貧乏暇なし状態だったので、産後はなるべく速い時期に保育園に預けたいと思っていました。
けど、
生まれてきた息子のかわいさにメロメロで、離れたくないな〜って感じたり、
この甘えん坊さんが母から離れられるのかい?と心配したり、
夫や義実家の
「こんなに小さいうちにお母さんから離すなんてかわいそう……」
という意見もあり。
かわいそうってなんだろね〜。笑
もやるわ〜。笑
と思いつつも私自身、仕事や家庭に対してしっかりとした自分の考え方と向き合えていなかったし、息子かわいや甘えん坊ちゃんめと思っていたので
そっか。小さいうちから預けるのはかわいそうなのか。。。と、いい感じにお義母さんたちの意見に包まって、保育園に入れないことに決めたのでした。
ちなみに、お義母さんや夫がそんなことを言ってきたのは、私を自由にさせたくないとかそんな理由ではなく、孫可愛さからきていることは理解している。いるんだけど、
「かわいそう」って子供の気持ちにすり替えてお義母さんたちの価値観を押し付けられた気がして、すごくもやっとして、なんだか苦しい気持ちになった。
それから、私のこともわかって欲しいな。孫のことだけじゃなく私のことも気にかけて。っていう自分がいたのでございますね。笑
なんだか、当時の私をヨシヨシしてあげたい。
毎日初めてでわからないことだらけの赤ちゃんのお世話よくがんばりました!
えらいぞ!すごいぞ!頑張ってたこと私はちゃんと見てたよ〜!
…ちょっと心の声が漏れてしまいました。笑
そんな感じで保育園に入れないことを決めたわけですが、結論から言うと、息子と一緒に過ごしながら仕事を続けた約4年間は苦しくもあり、でもとてもかけがえのないものになりました。
家で仕事をしながら息子を育てる
初めのうちは息子が昼寝をしている間とか、ちょっと一人で遊んでる時間に仕事をしていたけれど
だんだん昼寝も短くなるし、歩けるようになると全然目が離せないしでほとんど仕事にならないんですよね。
インスタントコーヒーぶちまけられたり、金魚鉢に携帯水没させられたり。
息子も、私が仕事をしていると自分がつまらないことに気づいてきて、私がPCに向かうと怒り出すようになりました。
そんなこんなで、子育てと仕事を調整していった結果
●日中は息子タイム
…公園や子育て支援センターへ
●息子が寝てから&早朝は仕事タイム
…ひたすらPCに向かう。
結構眠いので、息子と一緒に19時就寝、仮眠をとって2時とか3時から仕事。
みたいな感じに落ち着いていきました。
これだと息子も満足してくれるし、自分もなんとか自分時間を捻出できる。
(若さゆえ可能な働き方ではあったw)
こんなふうに働けるのもフリーランスっていう働き方を選択したからだな。
ありがたや。と思ったものです。
あと、息子と日中一緒に過ごしてみて思ったのは、
公園走り回るの最高〜〜〜!
平日に空いてる観光地に遊びに行けるの最高〜〜!
息子とデートたのし〜〜〜!
と、いうことでした。
公園でブランコに乗ったり、泥遊びしたり、シンプルに遊ぶという、大人になってからはほとんど忘れていた楽しさに再び触れたというか、完全に童心に戻ってましたね。笑
また、今住んでいるところは小さい男の子たちの憧れリアルな機関車トーマスが走る大井川鐵道が近くなので、トーマスが走るシーズンには何回も見にいって小旅行気分を楽しみました。
人混みが嫌いな私は、休日はめちゃめちゃ混んでて行く気にならないけど平日なら足取りも軽いのです。
日中は仕事のことを忘れて息子と向かい合う。
いろんな刺激を受けられて私も楽しい。
夜は昼ほど息子の心配をせずに仕事に向かい合える。
このバランスと切り替えが私にはあっていたようで、子育てと仕事の両方にいい影響があったように思います。
なぜ仕事を続けるのか?
仕事が辞められたら。って、実は考えたこともあります。
でも、それくらい子育て大好きだけど、仕事や収入がなかったらちょっと自分に自信がなくなってしまっていたと思います。
あと、仕事を辞めたら、私を頼って発注してくださるクライアントさんを裏切るような気持ちになってしまっていました。
とはいえ、収入といっても毎月とても不安定だったし、月末のカード引き落とし日には結構ハラハラしていましたが、それでも自分でお金を稼いでいるということが一つの自信につながっていたんですよね。
子育てってすごく大変で大事。
対価としてお金を貰えるわけでもないので、その価値が見えにくかったりしますよね。
ゆえに、お母さんたちは満足感が不完全燃焼だったり、役に立ってるっていう自信が持てなかったりっていうのがすごくあると思うのです。
私がまさにそうだったので。
子供がいくら可愛くても子育てが楽しくても、やっぱり、この感覚はあった。
楽しんでたら尚更なのかな。
お前働いてないじゃん。みたいに自分に対して思ってしまう。みたいな。
苦しみながらお金を稼がないと一人の社会人として認められないような、謎の既成概念が私の中にありました。
これって他の人はどんな感じなんだろう。。。
このあと第2子が生まれて、
上の子のケアあり、働き方の変化あり、自分の体力減少もありで
子育ての仕方や働き方が大きく変わっていくのですが、長くなってきちゃったので続きはまた次回。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは!
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