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能登でボランティア その4 いよいよ出発

【旅の準備】
着替えや生活用品などをまとめますが、ボランティア活動時に必要な恰好についてはこんな感じ↓。

石川県災害ボランティア活動ガイドブックからの画像です。
活動ガイドブック(PDF)はこちらです。

https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kenmin/saigai/documents/h29book.pdf


暑い時期は上は半そでを着たくなると思いますが、ケガ対策のため暑くても長袖をおすすめします。あとは靴の中に入れる「踏み抜きインソール」があれば安心です。現場でガラスや釘、刃物があって足の裏に刺さってしまった、なんてことを防げます。ワークマンなど作業着のお店で買えますので、事前に購入し準備しておきましょう。各ボラセンでもタオルやマスク、インソールなども多少あったりしますが、できるだけ持参しておくほうが安心です。
ヘルメットもボラセンで必要な現場には貸し出し分があったりしますが、ワークマンで安いもので1000円で買えますから、この機会に買っても(自分が災害などにあった場合に)良いかと思います。私は買いました。若干、邪魔になりますがせっかく持って行って活動現場で必要?と思ったらためらわずかぶりましょう。
怪我をして迷惑をかけないように努めることも、現地では必要なことです(ただし怪我したら素直に報告し、ボランティア保険を使って対処しましょう)。

【ボランティア活動当日】
ボラセンに決められた時間に集合します。
ボラセンの方の説明に従って、安全講習的なビデオを観たり話を聞いたりしたら、グループ分けとなります。この際、力自慢の方や大型車が運転できる方など、希望に応じて配置されますが、特に何もなければ座っている席で5人、10人単位ぐらいのグループとなります。そうしたらその中でリーダーを決めます(決めて、と言われます)。これは何度かボランティアをやっている方が自然となる感じですが、さほど難しい役目というわけでもありません(やったことはないけど)。活動後、皆さんが道具を片付けたりしている間にリーダーはボラセンの方に活動報告の書類をつくって出したり、などがあります。
必要な道具(スコップや土のう袋、ホウキなど)を揃えたらいよいよ活動先に向かいます。車や徒歩移動など、その時々でいろいろですが皆で向かって現地で作業の段取りを確認したら、作業開始となります。私はこれまで「重い荷物の運び出し」「部屋の掃除」「ゴミとなるものの仕分け」「泥のかき出し」「仮置場へトラック搬入時の助手席サポートと仮置場での振り分けサポート」などをやりました。女性や子どもなど、力に自信の無い方もその場その場で、リーダーや周りの人が配慮して、それぞれの作業をするようになりますので、自分は力が無いから・・・と尻込みしなくて大丈夫です!
ボラセンによって年齢の制限など様々ですが、あるボラセンでは中学生の子どもがいる家族と一緒に、家の片づけをしました。もちろん危険そうな場所へはその子は行かないように皆で声がけなどしました。
あ、お昼を持参するのを忘れないようにしましょう。前述しましたが、パンで多少日持ちがするものがおすすめかな。
ボラセンに皆で戻って休憩する場合と、現場で休憩する場合、があります。飲み物・食べ物、持参したほうが安心です。
あと「近くでラーメン屋開いているので、みんなで行きませんか?」などとなって、興味がある人で行ったりする場合もありました。そうした時に日持ちがするパンであれば、翌日の食事に回せるなど融通が効きます。
暑い時期ならほかに飲み物、スポーツドリンクを多めに。これはボラセンからも提供されるかもしれませんが、熱中症などならないよう、万全を期して。

ボラセンに設置されたトイレ 発災からしばらく経つと仮設トイレのほか利用できるトイレも多くなっていきます

「その5」へ続きます。

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