見出し画像

人生に勝ち負けがあると思ってる奴はひとり旅をしろ

ひとり旅をすると、人の価値を一面的にしか捉えられない、いわばy座標しかないあなたの人生にx座標という新たな観念が出現するぞ!

人生について、大企業いった人が勝ちとか東大が勝ちとかハイスペ捕まえた女が勝ちみたいなこと言ってる人や、自分は受験も失敗したし就職も失敗したし人生負けたから死のうと思ってる人などはひとり旅をした方がいい。
勝ちに行くことだけを考えているにしても、自分は負けだと考えているにしても、どっちにしろひとり旅をしよう。
ひとりで自然の中や異文化の中に身を置いて、人間なんて文化やら金やらゴタゴタ言っても自然の摂理の中からは出られないんだなあと思うことで、人生の価値を競争に置くことの不毛さを理解してきたらいいと思う。

キャリアについて、行きたい会社に行けたとか行きたい学校行けたとかが勝ちなのはわかるが、人生の価値を勝ち負けみたいな競争に置くのは毒されすぎ。
ひとり旅して現地の人と沢山会話して色んな生き方してる人を見た方がいい。

あなたがたが何も無いと思ってる日本の田舎や後進国、そこに何も無い訳じゃなくてあなたの中身がなにもないだけなんだよな。
何も無い場所なんてあるわけなくて、人間と同じでなんでも何かしら魅力があるのに、類型論や権威性に毒されたお前らは顔が可愛くないと意味ないとか金持ってるやつが集まるとこが中心でしょとか、そういう話しかできない。みんなが発見してるような魅力しか見つけられないから本当に新しいものが生み出せない。右から左に金を動かすだけ。

私も人生に勝ち負けがあると思っていた時期があったが、はっきりいって視野狭窄だし、心理学でいう抑圧が強くなるので自分の本当にやりたいことが出来てる人を馬鹿にして自分を保ったり、本当は泣きたいのにキレたり、普通に辛いだけ。
ひとり旅して色んなとこで出会った人と会話して、どうしてそこに居るのか、みたいな話を聞くだけで権威に毒されていない他人の面白さに、権威に毒された自分のつまんなさに気づく。

結局人間なんて死とか、天災とか、そんなものには絶対抗えないし、人間ひとりの人生なんて自然の摂理の中で回ってる世界のひとつのパーツでしかない。あなたが必死で見栄張りたい相手だって、こんなに大きな自然の中の、小さな人間という種族の、そのまたさらに小さな枠組みの(しかもあなたの競争の結果を評価してくるような)人達でしかないんだ。

人にすごいと言われる人生じゃなくて、あなたが満足して人生が終われるように、自由に生きたらいいと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?