初めて救急搬送されたお話
30年生きてきて初めて救急搬送された。
記憶があるうちに残そうと思う。
※排泄物のお話です。血便というワードが沢山出てきます。
昨日は彼氏とデートだった。
夕飯は居酒屋で焼き鳥を食べた。
彼氏と私の家は車で2時間離れてる距離。
もちろん、私はノンアルでその日は足になってた。
今日は彼氏がいる地域でのデートだったから、バイバイして帰路につく。
道中で腹痛と便意を強烈に感じる。
不幸にもコンビニが近くにない、バイパスみたいな道路での便意。
野糞も頭によぎったが流石にそれはやめといた。
バイパスを降りて最初のコンビニに着く。
そこで1回目の排泄。多量の下痢便だった。
温かいお茶を購入した所、再度また便意に襲われた為、2回目の排泄。下痢便だった。
コンビニを出て、また便意に襲われた。
次見かけたコンビニで3回目の排泄。
ここで便に血が混じってることに気付く。
それは切れ痔でもなく、紛れもなく血便だった。
色は赤色。
怖くなって、24時間医療相談できる電話番号に電話をかけて、受診の必要性があるのかとか、どの医療機関を受診するのかとか、緊急性があるのかとかを説明受けた。
消化器内科で受診する事と、本当に我慢できない時は救急搬送でとの説明を受けた。
そしてコンビニを出てまた便意に襲われ4回目、5回目、6回目と、コンビニを見かけては排泄を繰り返した。
いつもは2時間で帰れる道を3時間ぐらいかけて帰宅した。
帰宅してすぐにも血便があった。
とりあえず化粧を落としてシャワーを浴びて歯磨きして、一通りのナイトルーティーンを終わらせて、再度また血便があった。
21時にバイバイしてから就寝できたのが2時。
腹痛で起きてしまった。時刻は3時半。
そしてまた血便。
トイレで座ってる時、強い腹痛に襲われてた。
動悸も激しくなったのか、心臓もバクバク動いていた。
「出勤前に受診しよう」と考えてたが、もしかしたらヤバいのかもしれないと不安になった。
救急車の適正利用かどうかはわからなかったが、医療相談では呼んでいいと言われていたので、相談も兼ねて119を押した。
症状を伝えて、この場合呼んでいいかわからなかったが電話をした事も伝えた結果、救急車は来てくれた。
初めての救急車。
バイタルを測り、症状を伝え、そのまま病院へ搬送される事が決まった。
横になった状態で車に乗ってたからなのか、症状かわからなかったが、嘔吐しそうな感じに襲われた。(吐きはしなかった)
病院について、天井を見ながら移動をする。
「私、運ばれてるんだぁ…」と不思議な体感を感じてた。
若いお兄さん先生の診察を受ける。
若いお姉さん看護師から採血2本、バイタルを測られる。
血圧は覚えていないが、熱は37.9℃だった。
普段熱発があれば体感でわかるのに、その時は高熱出てる自覚は全くなかった。
そしてCT検査の説明を受ける。
お腹の動きがわかるのがその検査だが、被爆する恐れがあると言われる。
「被爆者になったらどうしよう」と更に不安に陥る。
でもそれを受ける事にした。
よくよく考えれば、レントゲンも全部放射線とかだから、そこまで不安に陥る必要性はなかったなと、これを書いてる今そう思った。
CT検査結果は、「腸が浮腫んでいる」と言われた。
ただの胃腸炎。
血便は下痢のし過ぎで炎症を起こしたから。
という事だった。
血液検査は白血球の数値だけ高くて、他は正常だった。
白血球の数値の高さは、胃腸炎から来るものと言われた。
アレルギー検査とかしてないし、細菌の検査をするには排便から摂取しなきゃいけないと言われる。その検査も1週間ぐらいかかるとの事。
心配なら消化器内科の受診をすすめると言われた。
薬は整腸剤を処方してもらった。
書き忘れてたが、検査結果待ち中も血便2回あった。
そして私は一人暮らしだから、同じ市内に住む家族に迎えに来てもらい、今は実家で療養している。時刻は朝5時。
朝方から迷惑をかけてしまった。ごめんなさい。
実家着いてからも今書いてる現時刻15時も血便は続いている。
少し整腸剤が効いてるのか、痛みは落ち着いてきた。
救急車に乗って思ったこと
本当に「死んだらどうしよう」とか「ヤバい病気だったらどうしよう」とか、かなり不安に陥った。
それと同時に「救急車の適正利用じゃなかったらどうしよう」の罪悪感も感じた。
「医療機関への搬送が必要」と判断してくれた救急隊の皆様には、本当に感謝している。
そして今回、医療機関にかかった時間帯は深夜帯。
料金が保険効かない事を初めて知った。
お会計は13,000円ぐらい。
少し泣きそうになった。
追記
食中毒も疑ったけど、彼氏の身体状態はピンピンしてて問題なかった。
たぶん食中毒ではないと思う。