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honey scented
1ヶ月ほど前に「蜜香紅茶」というものに出会いました。
蜜香紅茶の茶葉は、茶葉の益虫であるウンカ(ちゃのみどりひめよこばい)が、芽吹いたばかりの柔らかな新芽を食べ、
ウンカに噛まれた茶葉が、ウンカを捕食するカマキリやクモが好む揮発性の化学物質を生成し、その化学物質が、発酵工程の際に、蜜のような甘い香りに変化していくのだそう。
そのお味がなんともフルーティーで、なんとも自然で、なんとも淡くて、なんともいえない上品な在り方で、
一口いただく度に、あぁ、
となってしまいました 笑笑。
カラダの奥から癒されていく感じ。
今年はお茶とのご縁に恵まれていて、緑茶だったり、紅茶だったり、今までにないお茶体験を日常の中で味わうことができているなぁと実感していたのですが、
そんな中でも自分的に最も印象に残ったのが、この「蜜香紅茶」との出会い。
年一回開催されている、静岡県のお茶の生産者さんたちによるお茶会に、去年から訪れるようになって、今年もどんなお茶に出会えるのか楽しみにしていたのですが、
訪れたタイミングで、妹さんの知人のお茶生産者さんのお席が満席で、今だったら「和紅茶」を味わえるお席が空いてるよとなって、それだ!とお邪魔させていただいたら、出された「蜜香紅茶」に心うばわれてしまいました。
こちらの生産者さんも通常、「蜜香紅茶」は生産されていないようで、今回のイベントのために、何かチャレンジしたいと用意されたとのこと。
このお茶会は、お茶に詳しい人やお茶が好きな人が訪れる場所でもあるので、何か特別な体験を提供したいという生産者さんのお気持ちにも、心の豊かさをわけていただけました^ ^
出された「蜜香紅茶」は主に台湾で作られる手法のようで、環境的なもの、手間暇と考えると、なかなか自分たちで生産していくのは難しいとのことなのに、あえてそれをしてくださって、「蜜香紅茶」の背景を丁寧にシェアしてくださりなんともありがたいなと。
害虫によって傷がついてしまった自らを癒すために放たれた成分が、新たな生物をひきよせ、人の手によって、人のカラダやココロを癒す希少価値の高いお茶になっていくというストーリーは、現代の渇きにとりわけ響くんじゃないかなと思えたのです^ ^
台湾のお茶についてもイメージさせられる機会が個人的に多かった時期に出会った「蜜香紅茶」だったので
私にはとても響いた体験となりました🍵🍃✨
素晴らしい出会いに心から🙏💕
今年を振り返るようなひと時にちょうどいいお茶かもなぁ、と思うので、自分用の年末ギフトとして「蜜香紅茶」を贈ろうかとも思っています^ ^
ココロ豊かな12月でありますように🍵💐✨
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