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青海波のレリーズボタン、こやつの名前はコテツ

シャッターボタンにネジが切ってあるカメラさんをちゃんと使うのは初めてだが、ソフトレリーズはNikonのカメラで触っていたので、それ自体は知っていた。

せっかくなので、何か一つ買ってみようと思い色々探した結果、以下の2択になった。

  • 真鍮のやつ

  • 見た目いいやつ

真鍮候補はこちら、「なにがし」さんというところのもので、見るからにカッコがとてもよろしい。
LeicaM-E(Typ 240)にも絶対似合うだろう。
残念ながら実物は見れていないが、どの形もこだわりが感じられてとても心惹かれる。

ただ、こちらは

  • 一番惹かれたデザインの在庫が無かったこと

  • すぐ落とすかもなのに、高額なこと

という理由で今回は見送り。
結局買ったのはこちら。

ちなみに色は金色のがあったり、シューカバーなど別の製品もある。
この金額ならクオリティの妥協や落としても最悪諦められるし、何よりあまり見たことないデザインに惹かれた。
(Amazonの配達ってほんとはやいですよね…)

内容物は、本体と間につけるゴムのリング2つ。
これがないと簡単に緩んでしまい、落ちてしまいやすくなるとのこと。

20秒ほどで装着し完成。
使用感としては、レリーズがソフトに押せる、ただそれだけ。
形状として上面が平らなため、凹凸になってるレリーズボタンと違って、そのまま指の腹に当たる感触。
青海波の部分が掘り込まれているため、多少の引っ掛かりがあるが気になるレベルでも信用できるレベルのものでもない。
ただこのツルツルでは無いというのが、慣れてくると感触として気持ちよくなってくる。

何もつけてない時から比べると、押し込みの量が減るため、気持ち的に手ブレ抑制に貢献している気がしている。(当社比)
ただMFのカメラを使っているせいなのか、いっそブレてもいいのではと思い始めているのはまた別の機会に。


コテツの近くでオトシタ

朝カメラ片手に会社まで早足でいた際、コテッと音が鳴った気がした。
ちょうど通行人が多く人を避けて歩いていて、街路樹にあったコテツみたいな植物に「うお、でか」と心で思っていた瞬間だった。
(何故だかそこだけに植っていて、誇らしいほどの存在感を放っていた)

100mほど歩いた先の横断歩道で止まり、ふとシャッターボタンに手をかけると「アレ?いつもと感触が違うぞ?」
そもそもネジ穴があるため、素手で触っていると明らかに感触が変わる。
その場で見渡すも特に落ちてなく、先述の音を思い出してそこまで戻る。
幸い黒いゴムと一緒に落ちており、胸を撫で下ろした。
(まだ付けて数週間だし、地味に高かったもん)

見つけられたのは、色々と感じるアンテナが立っていた感受モードだったことが大きな勝因と見ている。

  • コテツっぽいのあった

  • カンッと音した(落とした)

  • 割とすぐ気づいた(シャッターを色々切ろうとしていた)

記憶は何かに結びつけておくと長持ちすると言うが、この短時間でも感受モードになっていると、案外色々なことを憶えていることに気づかされた。
何か他のことに役立てられるといいが、今のところは無くさなかった安堵と共に、毎回締め直しすることを静かに誓った。

それともう一つ、このボタンに愛着が湧いたので「コテツ」と命名することにする。
長曽根虎徹って有名な刀もあったなー。
そんな感じの強い相棒になってくれれば、なんて願いも一緒に入れておいたり。

使ってみると結構戻れなくなるものみたいだ。
もし使ったことのない方で、ネジ穴がある場合は、1000円以下で全然買えるので一回使ってみることをおすすめする。

※余談
ブラックフライデーですね。
レリーズボタン、もう一個欲しくなったりしますよね。(予備)
でも、改めてC1のサブスクを契約したので先立つものが無くなりました。

ではまた。

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