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LeicaM-E(Typ 240)のためのカメラストラップ ARTISAN&ARTIST ACAM-312N

購入経緯


カメラさんをより使うには、しっかりと持ち出す、常に持ち歩かないといけない。
その際必需品なのが、ストラップ(持ちやすくする紐)である。
レンズほどではないが、このストラップも案外沼りやすく、結局付属で付いてきた純正のストラップが結構使いやすい!なんて循環をすることにもなる。

そんな中、折角意を決して購入したLeica M-E(Typ240)なので、ちゃんとしたストラップを選ぼうと思った。
幸い、えげつないポイントがついているので、大抵のストラップであれば実質無料で手に入れられる状態だ。

選択肢は大きく三つ。
※ライカ純正のは、謎のラバー仕様で耐久性も懸念ありなので今回は見送り

  1. ピークデザイン

  2. ニンジャストラップ

  3. ARTISAN&ARTIST

ピークデザイン

カメラ好きであれば言わずと知れたメーカー。
現にα7Ⅲやstylus1にはこのアンカーが付いていて、スライドライトという中幅のストラップと、ニコンカラーのリストストラップを愛用している。

〜〜〜

余談だが、行ける方はぜひ銀座の店舗へ行ってみることをオススメする。
店内は必要最小限のスペースだが、機能性や質感を試すには十分すぎる内装で、壁際に所狭しと商品が掛けられており、中央には大きな机が配置されている。
そこに絶えず色々な商品をおいては開き、時には自分の機材を入れてみて、など自由に触らせてもらえる。

何より店員さん(店長さん)の接客がとても素晴らしい。
特に止めないと、全部の商品をしっかり説明してくれる勢いで丁寧に話してくださる。
自身の経験を基にした接客はもちろん、今欲しいか何かあった時持ち込みが簡単でいいって場合以外は通販を推奨していて、こちらの意を汲んだ会話がとても心地良かった。
(結局、当時ここでしか買えなかった黒のアンカーだけ購入した)

〜〜〜

順当にいけば、Leica M-E(Typ240)にも黒いアンカーをつけて...というのが良さそうだが、最近の運用で一点気づいたことが、

「別にそんなに素の状態にしないかも」

ということ。
つまり、別にそんなに付け外ししてアンカーだけの身軽な状態にする必要性に駆られない、というのを感じていた。
(防湿庫に入れる際は小さくまとまるのでとってもありがたいのだけれど。)

ニンジャストラップ


次点はこちら、多くのYoutuberの方などが押されている、とりあえずは一個持っておけシリーズのストラップ。
単一色(大体黒?)で無骨な感じが、ニンジャだが武士感もなんかあって、なんかかっこいいって思わせるような見た目である。

・ワンタッチですぐ長さを調節できること
・まとめるとクシュっと小さくなること
が売りっぽい。

こちらは持っていないので使用感などはわからないのだが、こちらを熟考した際出たのが、

「長さ変える?小さくまとめるってことはストラップ外してる?」

という点で、常に付けっぱで良いかなと思っていたので、ちょっとズレていることに気づいた。
あと、ピークデザインのスライド使ってる時も、案外長さ調節はそんなにしてなさそう。
(みんないつそんな頻繁に変えるんだろう…)

ARTISAN&ARTIST

そして最後の選択肢、謎にお高いストラップ。
革製品メーカーとしての歴史が始まり、現在はカメラ関連のアイテムも多く取り揃えている。
美容師さんやメイクさんなども愛用しているブランド?らしい。

Leica のストラップとしても良くおすすめされており、「別にシルクの紐でしょ?」程度に思っていたのだが、どうせポイントもあるし、いっちゃん普段行かなそうなものを選ぶか!という幼稚な発想でこちらに決定。

一応上記吟味を重ねた結果の言い訳をしておくと

  • Leica M-E(Typ240)に似合う

  • 取り外す必要は無い

  • コンパクトであればより良い

という点が意識していたポイントだったようだ。
ここで迷ったのが、ネックかリストか。
実は上記言い訳をより満たすのはリストな気がしていて、こちらと最後まで迷った。

大は小を兼ねるということで、ネックストラップに決定。
手首に巻き付ければいいし、結局首にぶら下げておく方が楽だったりすると思った。
それがこちら。

色はブラック×シルバーという、端が黒く反対が白くグラデーションになっているもの。
Leica M-E(Typ240)はアンスラサイトグレーという、グレーを基調とした色合いになっており、黒単一の色よりちょっとお洒落になることを期待した。

使用感

約97cmとのことで、一般的なネックストラップといえる長さ。
ARTISAN&ARTIST (アルティザンアンドアーティスト)で有名なのは、丸紐のタイプだが、こちらは平織りのため首や手に当たるところは馴染みやすい。

色合いに関しても大満足で、予想を超えて良い感じに仕上がった。

取り付け部分は皮のカバーがあり、レンジファイダー機によくついてる印象の形状。
いつもの三角環がいかに入れやすいかを実感しながら、ボディ側に通すことになる。(固い上に、ボディ側の受けの厚みがまあまあある)

ロゴが入ってる部分の革が最初少し固かったが、2〜3ヶ月してくると人差し指に巻かれて、より自分の手に馴染むようになってきた。

購入直後の取り付け部分


数ヶ月後の様子、内側に少し癖づいている

別の商品だが、マジックテープ(ベルクロ)をつけてしまうと紐が出てきてしまってダメになるという動画を拝見した。
少し注意はしているが、メスの方が触れることはあれどオスの方は触れる機会はあまりなさそうなので、今のところそれが原因でほつれるなどは起こっていない。

あまり参考にならなそうな情報を加えておくと、刀装や着物に使われる帯紐と比べるとかなり柔らかく、芯がない感じ。
そのためすぐに手に馴染みやすい。

結論


普段なら買わないような値段の、ただの紐であるが、グレーへのマッチ含め現状はとても満足している。
縛ったり手首に巻いたり、かなり自由に使ってはいるがヘタっている様子もなく、信頼できる状態になっている。

年単位で使い込んでから、またどう変わっていくかが楽しみである。
マップカメラの在庫は無くなってしまってるようなので、購入の際は公式からのが良いかもしれない。
(丸紐、ロープタイプのも少し気になりはするが、これの交換時まではお預けだろう)

ではまた。

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