雪嶺都市セルフェドDC版
前書き
Q.なんで国作ったの。
A.フォロワーが国作って人格否定とか尊厳破壊とかやってて楽しそうだったから俺もやりたいなと思った。
終わり。
終わり来たらば再び始まるが世の常よ!!!!
こっからが本題です。帰らんといてください。
思ったので何の国作るかと脳内会議で始めました。日本では思い立ったが吉事っていうからほら。
冬の寒さが忍び寄る日々。電気カーペット一枚起動した部屋であったけえのは足の裏ばかり。指とか寒いを通り越してもう痛い。そんな脳裏に過るのはやはり雪…雪国……ッ!
もうすぐ12月だしねと安直な発想に承認ハンコを押し、じゃあどんな国を作るかと考えた直後。
「国作るんだったら歴史とか神話とか産業とか必要だよなあ!!」
そんなことを言い出した脳内会議のせいでものすごい量のテキストやらなんやらが生成される始末。あれでもかこれでもかという量で驚いちゃったな。国一個作ろうって話だったのに国三つ分が余裕で作れちまうよ。
当然のことながら全部を入れるのは主にリソースの都合で無理よりの無理なので、削ったり分けたりの作業をして、一つの国とその周辺にあるなんかしらの設定ができました。
しかしまだ大変な量のテキストが残っています。なんで? これも頑張って削ります。今考えると削らなくてもよかったかなと思いますが、初っ端でこんな量をのせたら引かれると思ったので削ったままにしてあります。モブそれぞれの個人情報だの来歴だの、遊ぶだけなら知らなくても良い知識だから、取り扱いが微妙オブ微妙だよ。
その削った部分や書き損ねた部分、別に読まなくても大して損しない、そんなどうでもいいような部分をあれこれぶちこんだのがこのページです。
要するにディレクターズカット。こいつ最高にアホ(AA略)。でもせっかく書いたから読んでほしかったんス。
ちなみにあった方がいいかなと思った情報は全部図書館につっこみました。機会があったら読んでね。喜びます。
アドカレ12/25というビッグビッグイベントデイ。
そんな栄光のビッグバードがこんなんでええんか?もっと他に有意義なことをかける人がいるのではないか?そんな正論あふれる脳内会議の面々を狂気と暴力でなぎ倒していった結果がこれだよ。やったね。万年バーサーカーとは俺のことだ。ダブルラリアットを食らえ。
記載される数々はマスター業などに役立たないことばかりですが、少しでも暇潰しのお供になったらいいな。
ちなみにリスペクト元は某最終幻想十四番の寒々しい地域あたり。
※当記事は以下の企画に参加しています。
クエストノーツアドカレ Advent Calendar 2022
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都市概要
北部山岳地帯の中央に位置する雪嶺の都。
国教「セルフェド正教」の指導者たる教皇が王権を有する、宗教都市国家。
周辺地域特徴:
一言で表すなら一年の五分の四が冬。
残り五分の一で短い夏を迎え、それ以外では寒波と降雪が絶えない。
(くっそ寒いんだ。ぜひもこもこになってお越しください)
そのさらに北では吹雪の吹き荒れる永久凍土が広がっている。
ほぼ未開の地なのだが、数少ない資料によれば、地脈の関係上、温暖な気候を保った草原地帯が点在しており、古くからそこに住まう狩猟民族がいたとされる。現在は絶滅したという学説が有力。
国旗:
濃紺の布地は「凍土と暗天」、八芒星は「輝ける星のフェデル女神」、
雫は「女神の涙」、曲線群は「銀の皇冠と宝杖」を意味する。
モットー:
凍てつく地、暗き天、我らを導くは輝ける星
(White snow, Dark sky. Therefore, follow the Star. )
※直訳は「白き雪、暗き空、ゆえに我らは星を追う」
政体:神権政治(国民へ運営を委任しているため、実質は民主政治)
元首:教皇アレニウス八世
政府:セルフェド教皇庁
母体:祖セルフェド王国(祖セルフェド王家)
宗教:
「星神フェデル」を主神とするセルフェド正教が国教として定められており、その教義である「救われるべき者は救われる」(セルフェド正教聖典写本より引用)は、正教固有のものとされている。
(来歴からほぼ自助努力で築かれたような国なので「助かりてえなら待ってねえで自分でも助かろうとしな」って意味です。助けてほしいなら自分から言え。察してもらおうとするな。そういう感じ)
種族構成:
祖セルフェド人(純血とも。家系を三代を遡り、他種族がいない):50%
現セルフェド人(混血とも。三代以内に他種族がいる者):30%
その他:20%
※セルフェド人について:
種族的特徴として、生命力(=エーテル)が多い代わりに、魔力(=マナ)を一定以上持てない者がほとんどである(取り扱うことは可能。マジックアローを三回使えて気絶しなければとんでもなく優秀。でもだからって脳筋集団なわけでは………いや微妙なとこあるな………この話はやめておこう)
命名規則:
現セルフェド式:一般的な「名前・苗字」の形式を取る。
祖セルフェド式:主流は「名前・父系姓=母系姓」。
婚姻しても姓名変更をしない場合が多い。
(祖セルフェドでは夫婦別姓が普通だった模様。どこの血筋かを主張する時は、苗字ではなく父母の名前を言ってました。というより、王家と王家の血筋に連なる人だけが「名前・苗字」の形式を使っていた模様。この条件に当てはまらないなら外から来た人です。昔はそれで通じる規模だったからよかったんだろうけど、でけえ国になった今はほとんど現セルフェド式で、純血主義の貴族や軍人、著名人は祖セルフェド式って感じです)
建築様式:
石造建築が主。セルフェドでは降雪の他、雲海(詳細後述)を住処とする飛行型生物の襲撃に耐えられるようにと、石造建築が発展した。
一般市民の居住区や市街地がある「地上層」、貴族や軍関係者が住まう「中空層」、教皇庁および教皇の居住区がある「天上層」では、これに宗教的価値観の需要が加わり、石像や教会建築が発展を遂げた他、魔導技術による自動化も加わったことで、古式的なものと比べ、独自の建築様式を確立している。
(なんかイルミネーションめっちゃ付けたゲーミング教会みたいなのありそうだなーって思ったけど多分ないです。教皇様に「お祭りの時は楽しそうだよね。それはさておき、普段からだと燃料の無駄遣いになるんじゃないかな」ってやんわり怒られたんじゃないでしょうか。老若男女問わず、一般的なセルフェド人は教皇様の言うことならだいたい聞きます。聞いとくと最終的な損が少ないので)
「地下層」では地上層と同じ石造建築に、蒸気機関を組み込んだ建築が発展している他、流入する他文化の受け皿ともなっているため、地上層以上とは全く異なる様相を形成している。
(こっちは多分ゲーミング教会あると思います。なんかもう魔境だから土地勘のない騎士団はどうにもできない。警備隊は害がなければ放っておくスタンス。上じゃなくて横か下に伸びてく九龍なんたらだと思ってください)
主要産業:
・石工:建築様式の項目を参照。
・魔導:セルフェドにおいて魔導とは、魔法によって引き起こされる人為的現象を、魔力(以下、マナ)を用いず、万物が持ちうるエネルギー(以下、エーテル)によって再現されることを示す。セルフェド人の体質に加え、資源の乏しい環境での活動限界を緩和するには、この技術の発達が不可欠であった(※現在、セルフェド人の若年~中年層は混血が進んでいることもあり、一概にそうであるとは言い難い)。
・牧畜、農業:上述の魔導技術の発達により、人工的な放牧地、農耕地を中空層に再現している。
・狩猟:魔導技術確立以前の生命線となっていた他、祖セルフェド時代より盛んに行われていた。
食文化:発酵乳製品、パン、牛・豚・鶏・羊などの肉類、魚介類を主とする。これらは祖セルフェド時代の食文化を再現したものである(魚介類は海産物ではなく雲海産物なので一味違うはず)。
酒類に「フェデルの涙」というセルフェドの特産品がある。これがとんでもない度数をしており、数々の酒豪を沈めてきた(だいたい96ぐらい。某ヤバ酒と同じ。もはや消毒用。酔わなかったらすごい)。
歴史:
かつて、より温暖な土地(っていっても冬になると港が凍る国vs冬になっても港が使える国って感じなので言うほど温暖ではない)を巡って、国家間での大規模な争いが発生。敵国の扱う魔法群により、勝ち目が薄いと判断した当時の統治者が、希望者のみを募って、無人の山岳地帯への疎開および移住計画を考案。その先発隊が巨大な地下洞窟(以降、地下層)を発見したのが始まりとなる(案の定、敗北しました。祖セルフェドは魔法が使えない代わりに土地勘と科学力でなんとかしてましたが、向こうの方が死に物狂いだったことも相まって敵わなかった次第。計画参加者に後を託したという気持ちもあったので、ほぼ捨て身で戦っていたのではないでしょうか)。
不安定な天候に左右されがちな太陽熱よりも、地熱の恩恵を受けることができる地下層での生活が主体となったが、食料だけは地下資源のみで賄うことができず、地上の探索は不可欠。しかしながら、慣れない土地での行動に加え、極限環境に適応した強靭な生物との遭遇もあり、探索隊の生還率は非常に厳しいものであった。
ラケル・アレニウス(後のアレニウス一世)が「晴天の状態が続いている特定地域」を発見。そこで星の位置によって方角を読み取る術を応用、天候を予知する方法を体得した後、体系化に成功。これが後のセルフェド式占星術となる(アレニウス一世は航海術とか天気予報とかそういうものに造詣が深かったんだと思います)。
さらに、セルフェド周辺でのみ観測可能な天体(以下、特殊天体)と、周辺地域に生息する生物の中でより上位の個体が持つ「特殊天体の出現と連動して行動している習性、および強化と弱化の関係性」を発見する。
これらを元に探索方針を定めたことで、生還率の大幅上昇に成功。また、活動限界も徐々に緩和されていき、資材調達の難易度も減少した。
(特殊天体とか上位の個体とか、実装したかった探索フィールドに使おうとした設定です。いつかやりたいな)
これにより、国の基礎となる集落の増改築の着手が可能となる。
そして、人々はより天を見上げ、より星を求めるようになった。
組織・施設
地上層以上
(コンセプト的にはなんかこう、ヨーロッパ方面の古い教会っぽい感じを出したかったので、名前をごつめ?に統一。ほとんどスウェーデン語の苗字をお借りしております)
・セルフェド教皇庁:
(国のトップです。天上層におわします。あんまり詳しいこと決めてませんが、ここで教皇さんがなんか星占いみたいなのをして下々の者にお知らせしてくれます)
・セルフェド魔導騎士団:
教皇庁直轄の武装組織。事実上の国軍。地上層以上の警備を担当する。
(図書館に情報がないのは曲がりなりにも軍事機密をぺらぺら語っていいもんかと思ったためです。お前んちのコンプラお化け屋敷。異端審問官とかいそうなもんですが多分いないはず。騎士団本部は中空層にございます。中空層自体は重要な施設がいっぱいある場所なので「そんな大事な場所のあちこちに外部の人間をやすやすと入れるか?」と考え、実装見送りにしました)
・聖エーケダール神学校:
(未実装ボード。書いて字のごとく神学校です。某魔法学校みたいな授業の群れに神学が入ってる適当なイメージがあります。学力が一定以上であれば身分を問わず入学を受け入れますが、学生内で派閥があったりなかったりします。貴族派、庶民派、みたいなそういう。今後実装します。学生RPしたいししてほしい)
・聖ヴィクセル大聖堂:
(大聖堂です。図書館も兼任しており、開架、閉架含めて蔵書数が半端ない。ちなみに聖堂側の奥にあるのは、後述する「ハーヴァ・モーン」に連なる山々からの雪解け水を引っ張ってきたもの。寒いのに雪が溶けんのかよって話ですが、ここだと溶けるみたいです。不思議と甘いです。砂糖が入った甘さとかではなく、ミネラルとかそっち系統の甘さ。甘いのか? あと、飲むと二日酔いによく効きます)
・セルマ・シィーナ郵便 セルフェド本社:
(郵便配達員RPしたいなって思ったので作りました。本社はここですが支社があちこちにあったりしたらいいなあと夢を見ておきます)
・新聞社「アンドレー・タイムズ」:
(記者RPが(略 ちなみに外部から入ってきた会社なので本社は別の国にあります)
・ホテル「ハルツバリ」:
(読んで字のごとく。作っている最中に追加されたエリア1。個室のルームサービス、曜日ごとに出てくる料理の画像を変えようと思ったんですが、思いのほか難しくて結局一種類になったという始末。20ルドも取ってんだからなんか豪華に行きたかったんだけど難しい。素材自体は作ってあるのでどっかでリベンジできたらいいと思ってます)
・レストラン「アールヴァク」:
(高級レストラン。作っている最中に追加されたエリア2。とはいえ一般庶民でも手は出せるぐらいの値段設定。ちなみになんかぎこちない男女は気が向いたらテキストに更新をかけて仲を進展させようかなとか思っています。そういうの見切り発車って言うんだぞ)
・ブティック「アルスヴィズ」:
(作っている最中に追加されたエリア3。前述のレストランでドレスコードRPしてもらうために作ったんだ……いいだろ……スーツ着て白手袋はめろお前…………)
・料理屋「踊る流れ星」:
(神学校前の一店舗。料理がおいしい意味でも、看板娘のアイナさん目当て的な意味でも、学生さんに人気。店内レイアウトは、注文した料理を受け取ってから席に着く、学食イメージだったりします)
・文具店「ロヴネルの箒」:
(ロヴネルが誰なのか、店主さんは多分知ってますが聞いても愛想が悪いため胡乱げに見つめてくるだけである。余談ですが、学生にはそれなりに優しかったりします)
・薬屋「アニトラの鞄」:
(聖エーケダールにあやかって名付けられた店名。店番の子供は実は小人族のため、子供ではなかったりします。薬局としても利用されます)
・聖レーングウィスト診療所:
(未実装ボード。読んで字のごとく診療所。入院設備もあるにはありますが、外部の人には解放していません。自国の民向けの設備なので…)
・ノーラン・リル記念公園:
(老朽化していた公園を改装した公園です。やぐらの上ではたまに楽器の演奏があったようです)
・グランホルム天文台:
(未実装ボード。唯一外部の人でも一般人でも好きに入れる中空層。夏頃に一般公開されます。プラネタリウムチック)
地下層以下
居住者は以下の通り
・移民(都市永住権を未取得、または取得してから1ヵ月以内の者)
・流民(身元を証明できない者、都市永住権を取得できない)
・異教徒(正教以外の信仰を持ち、他者にその信仰を布教しようとする者。布教しなければ別にどうもしない。出入りしている商人は正教以外を信仰する人も多いので。布教すると「国教あるんやが? 何しに来たんお前」と言った感じになる。国から追い出さないだけ温情。ちなみに、セルフェド正教の信徒個人個人がどれぐらい熱心に信仰するかは自由)
・重犯罪刑期終了者(地上層以降の住民権を永久剥奪される)
なお流民に関しては、国が公的に実施している労役――深下層(深層、深地下層とも)での採掘業務、大聖堂での写本作業手伝いや、警備隊への勤務など――を五年間勤めあげれば身元証明が完了したという資格が交付され、移民と同様に都市永住権を取得できる。
労役勤務中に、素行や態度に著しい問題があれば解雇され、場合によっては国外追放を受ける。また、過去に重犯罪の経歴があると発覚した場合、即座に国外追放処分、もしくは死刑処分を受ける。
(人種のるつぼなので名前を統一しないようにしています。ちなみに聖アガルタ街のアガルタは地底にある楽園、サラダボウルは人種のるつぼを表す英語のスラングらしいです。アガルタと名付けられる前の名前もあったはずだけど、みんなアガルタアガルタって呼ぶからアガルタが正式名称みたいになってます)
・聖アガルタ広場:
メインストリート。分厚い岩盤で太陽光が遮断されているため、外部に太陽光集積用の魔導装置を設置し、そこから得た光エネルギーを転送、放射用の装置をあちこちに設置している。自然のものより光量は弱いが、光そのもののエネルギー量は変わっていない(背景に生えてる木はそれを受けて成長しています。光の転送は鏡で反射させてる感じ。弱くなったら増幅させる。虫眼鏡みたいなそういう。ここら辺はフィーリングでお願いします)。
・ヘッケラー警備隊:
地下層の治安維持を目的とした武装組織。母体は違法武装した自警団であるが、教皇アレニウス五世の命により、公的な組織として徴用された。
現隊長は「コニー・ロケイン」。
(初代隊長のカーリン・ヘッケラーはアレニウス五世と親愛的な意味で仲が良かったんじゃないかなんて噂があります。真偽のほどは定かでないが、カーリンは生涯独身だったとのこと。後年、具体的にはアレニウス七世の治世の頃、とある中空層のロマンチストな暇人貴族が、明らかに二人をモチーフにした男女の切なくも美しい恋物語を書いて学生たちに大ブレイクしたという小さな事件がありました。が、物が物なのでやんわり注意され、現在は絶版しています。悲しいね。閉架図書に一冊ぐらいはあるんじゃないかな)
・スミス&ミラー魔導工房:
現工房長は「ミシェル・アップルトン」(受付でいろいろ応対してくれる人。人当たりと威勢の良い性格。受取窓口の方にいるのは山羊系獣人族のジンジャー・レッドヘリングさんと言います)。
(街中にある魔導製品は中空層にある工房と、ここが作ってます。特に義肢とか。セルフェドの義肢はちょっと特殊で、まず最初にプラグを取り付けるための手術が必要です。その後、プラグに義肢を装着し、半日近く安静にします。安静にしないと、正座しすぎて足が極限にしびれた、みたいな感覚が一日近く続きます。気軽に付けられねえがつければ自由に動かせる。原理としては血液、正確には血中エーテルを利用しています。それがなんやかんやするので神経接続の激痛はほぼほぼないのですが、その代わりに壊れると出血するし、皮膚と違って自然治癒しないので処置せず放っておくと失血死の恐れもあります。ただの四肢だな! 処置は壊れた義肢を外すだけ。プラグの止血装置が作動し、即座に流血が止まるのでお手軽。プラグごと持っていかれたらもう欠損箇所をどうにかした方が良い。ちなみに修理費用はちょいお高めですが、そもそも普通に生活してりゃまず壊れないので大丈夫。流石にオーガとかに踏みつぶされたらぶっ壊れるけど、そういうのが心配ならより頑丈な特注品をお値段三倍ぐらいで作ってもらえたらしいです)
・チカグラ病院:
(未実装ボード。作っている最中に追加されたエリア4。地下層唯一の医療機関。魔導工房の近くにあります。ちょっと悩むところがあって未実装ですが、そのうち実装します。院長は「千花倉さん」という東国出身の方。地下蔵じゃないよ)
・BAR「プラットフォーム」:
(横に長いBARです。元々は駅の待合室だったんですが、改装工事でいらなくなり、そこを再利用したので横に長い。バーテンダーさんは元魔導騎士団員。酔っぱらいは元警備隊隊員のヤルマルじいさん。ヤルマルじいさんはいつももぞもぞ何かを言っています。典型的なよっぱらい)
・宿屋「ミネストローネ」:
(部屋が狭いことで有名。部屋のほとんどが二段ベッド二つ入りのぎゅうぎゅう部屋。ミネストローネって名前はごった煮という意味があるらしいです。元々サラダボウル通りの名前はミネストローネ通りだったのですが、人種のるつぼという意味でサラダボウルがスラング?として使われていることを知り、そちらに変更。ミネストローネはお宿の名前になりました。宿で受付してくれる人はマリアンヌ・エリサ・ガーランドさん。金勘定がとても正確と評判です)
・各料理屋「ひらめのひらき」「サンシュ亭」「野菜堂」:
(同じ時期に開店した、良きライバルたち。たまに互いの店員が食べにいったりしてます。魚ばっかり肉ばっかり野菜ばっかりじゃ飽きるからね。あと野菜堂で応対してくれる人の語尾がカタカナなのは東の大陸出身だから。~アルヨとか~アルネみたいな訛りです)
・湯屋「ガマツバキ」:
(名前の由来は、ガマとツバキの油はよく燃える=火が絶えない=いつでも湯を温めてるぜって意味から。中にあるランドリーは魔導工房謹製)
・魔導列車:
(基礎は蒸気機関。石炭的な燃料が出す熱エネルギーと、燃料自体が持つエーテルの合わせ技なので、よりパワフルに動きます。燃料の骨までしゃぶりつくすイメージ。残りカスすら出ないのでちょっと怖い。理論上はただの石ころでも燃料にできますが、ちょっと効率が悪い。開通できた隧道の関係上、多分リーンからちょっと北にいった街に駅がある。切符片道200ルドぐらい。結構高いのでたいていの人は陸路を利用します)
・ヴァンドレザ:
フリデール居住区(未登場ボード)を根城にしていた犯罪者集団。
構成員は全員、体のどこかに竪琴のような形をした刺青を入れている。
殺人を始め、詐欺や人身売買、魔導製品の違法改造、希少な雲海生物の密漁・密輸などを行っていた。
構成員のほとんどが流民や異教徒、重犯罪刑期終了者。一時期は地下層のほとんどを牛耳り、騎士団・警備隊にすら内通者を作るほどの勢力を持っていたが、数年前に内部協力者からの情報提供とそれに伴う騎士団・警備隊合同の一斉摘発を受け、上層部を含めた構成員の大半が死亡。捕縛された生存者は北部永久凍土での労役処分を受けている。
生き残りによって再起が図られているものの、すでに顔も名前も知られてしまっている現状では、到底無理だろうというのが一般的な見解である。
(初期構想ではこいつらが未だに地下層を牛耳ってて、冒険者にどうにかしてもらうクエストでも作ろうかなと思ったのですが、さすがに作るの慣れてないやつがそこまで挑むのは無謀だと思いなおし、火種をくすぶらせる程度に抑えたという経緯がございます。いつかやりてえなあ)
その他(天文台と神学校の実装に大幅リソースを持っていかれるだろうという予見から実装見送り。いつか個別のクエストとして出せたらいいな)
・雲海雪山「ハーヴァ・モーン」:
セルフェド東部に位置する氷山と、中腹付近を中心に広がる雲海。セルフェドで流通する魚介類は、ほぼ全てがこの雲海から漁獲されている。時期によって規模が変化し、冬の深い日が一番大きく、短い夏の日は一番小さい。
(雲に釣り糸たらすと魚が釣れます。上からでも下からでも釣れます。貝とかもいるしエビとかもいる。サメだっている。みんな空を飛んでいることになりますが、サメが空を飛ぶなら他の魚類だって飛べると思う。いけるいける大丈夫。あとは魔物も生息していて、はぐれた個体がセルフェドに襲撃しかけてくることもあります。真っ先に被害に遭うのは高度的な問題で中空層ですが、守りはガチガチに固いので大丈夫)
・暗天凍土「ミクトリヤ」:
セルフェド北部に広がる永久凍土。地脈エーテルの特異活動により、不安定な異常気象が発生する他、環境適応した上位個体の生物が生息している。
ミクトリヤはかつてこの地に住んでいた狩猟民族の言葉で「冥界」を意味する。
・氷隔砦街「アーベルの穂先」:
セルフェド領地とミクトリヤを隔てる関所と、セルフェド側に広がる街の総称。
当初は警備要員が駐屯するだけの簡易的な砦だったが、ミクトリヤの調査が始まった頃から研究者や学者、次に専属商人が長期滞在するようになり、宿泊や食事のための施設が増え、現在の街と呼べるレベルの規模となった。
(穂先の街って言ったらだいたいここを示す。たまにミクトリヤから襲撃をしかけてくる好戦的な個体がいるため、いらぬ被害を増やさぬよう、基本的に外部の人間は立ち入れません。万が一、他国民が自国の管轄下で負傷したら面倒なことになるので。ですが、自衛できる程度には強い+信用できると証明された人は特別に許可が下ります。レベル20以上かつ特定クエストをクリアしたキャラクターといったイメージ)
祖たる七聖人
建国の礎に携わった偉大な七人の総称です。
千年以上前の人物ですが、セルフェド人からの敬愛は今も絶えません。
聖エーケダール:
アニトラ・エーケダール。
祖セルフェドにおいて唯一の魔法師。
自然資源の活用と魔法偏見への比類なき「挑戦」により、列せられる。
(傷んだ赤毛と大樹の緑の目をした女性。祖セルフェド王家の傍系血族。副業で薬師やってました。祖セルフェド人の中ではマナをたくさん取り扱える体質でしたが、魔法使い一人で魔法大国を相手にできるわけがなかったんだなあ。多分正統派の支援型アコライトだったんじゃないですか。国と戦えるほど強くはなかったけれど負けん気は誰よりも強かったと思います)
聖ヴィクセル:
ペトロネッラ・トゥリア=ヴィクセル。
祖セルフェドに所属した歴史研究者。
戦火より逃れた全記録を用いる飽くなき「研鑽」により、列せられる。
(夜闇のごとき黒髪と黒い瞳に長耳の女性。ハーフエルフだったとか。セルフェドの歴史家たちは、戦火より逃れた全記録、というのにはちょっと物量的に無理があるんじゃないかという議論を交わすことがありますが、マジで全記録を持ち出した、とんでもない意地と執念の持ち主です。実に広辞苑ン十冊分の重さ。マッスルLv3に違いない)
聖カルネウス:
イェオリ・カルネウス。
祖セルフェド軍の顧問技師。
自然現象の再現という難題への惜しみない「精励」により、列せられる。
(月のような冴え冴えとした金髪金眼の男性。王家姻族の血筋です。魔導技術は彼無くして成立しなかったという超重要な人。ここテストに出ます。後に彼の子孫が義肢技術の基礎を開発し、最新の子孫が現在も魔導工房で働いているので、筋金入りの技術屋です。余談として、エーケダールのことが好きだったのですが、結局告白できずじまいでした)
聖アールグレーン:
アーベル・ロケイン=アールグレーン。
祖セルフェド軍の工兵。
人々の生活を脅かす不可視の魔物を討った「機転」により、列せられる。
(茶髪に燃える石炭のような赤い瞳の男性。機転と言われていますが、実はけっこう力業。どんな原理で見えなくなっていても、こちらに干渉できること自体が物理法則に逆らえない証拠、と言って、ありとあらゆる手段を使って不可視の魔物が「光の屈折」を利用していることを発見しました。短槍と煙草がよく似合う伊達男と言い伝えられており、女性人気が高いです)
聖ノシュテット:
エルランド・ノシュテット。
祖セルフェド友好国出身の建築家。
乏しい資材に工夫を凝らし余さず活用した「創意」により、列せられる。
(黒髪と橙・紫・緑の入り混じった不思議な瞳の鹿系獣人男性。友好国出身の貴族の三男坊。発想力が豊かだった、というよりは、いかに少ない手数で目的を達成できるかを考えるのが好きだった模様。絶対に効率厨とか言われるタイプ。戦争が始まりそうな頃、実家から帰国を促されましたが、実家のことが好きじゃないので帰りませんでした)
聖レーングウィスト:
パートリック・ジェン・レーングウィスト。
祖セルフェド敵国の軍医であった捕虜。
敵対した相手ですら関係なく治療を施した「器量」により、列せられる。
(灰色の髪と銀眼ソールタイアの男性。目の前で味方の兵が殺され、自らも殺されかけたのに、患者がいればそれら全てを一旦無視して治療行為を行える聖人、もしくは狂人。本人的には正気のつもり。聖人たちの中で唯一、最期がどうなったのか分かっていません。余談ですが、アールグレーンと名前が似ているので、年少クラスのテストではよく間違えられます)
聖フリュクレフ:
セルマ・シィーナ=フリュクレフ。
祖セルフェドに滞在していた冒険者。
周辺地域の地形把握と状況記録に邁進した「探究」により、列せられる。
(容姿性別不明。七聖人の中で最も偉大な聖人と言われていますが、その詳細は誰一人として知らず。散逸したのかあえてなのか。冒険者であることと、祖セルフェドに郵便配達の依頼で訪れていたことだけが分かっています。郵便社が名にあやかっているのはそれが由来だったり)
教皇アレニウス
銀の皇冠と宝杖を手にした、いと高き御方。星の色の髪と星の色の瞳の方。
栄えある初代教皇は「ラケル・アレニウス」。祖セルフェド王国を治める王家の一人娘、つまり王女様です。敗戦国の長として処刑された父母に代わり、人々をまとめ上げていました。
次期教皇候補の選定基準を満たした者がアレニウス家の養子として引き取られ、次期教皇としての教育を受けます。今まで選ばれた人たちには共通点がないので、選定基準は謎に包まれています。
実は犯罪者でも選ばれた経歴があり、三世から八世までのどこかで教皇を務めていましたが、国民はそのことを知りません。
教皇はセルフェドで起こっていることならだいたい知っています。
報告で上がる分以外にも知る方法をいくつも持っているようですが、その方法は関係者ですら把握できていないようです。
余談として。
祖セルフェド王国は戦争をしかけられた側でした。
当初は友好国として同盟を組めないか、という話だったのですが、提示された条件が王国にばかり負担が行くような、事実上宣戦布告のようなものだったため、王家はこれを拒否し、徹底抗戦。向こうはまさか長期戦の泥仕合になるまで粘られるとは思っていなかったようで、終戦後、相手方はラケルの父母を捕縛した後、大々的なお触れで「こちらの譲歩を徹底的に拒絶し、平和的解決を望まず、戦争を長引かせた原因」としてまつりあげ、処刑しました。嘘は言ってない。
一方で、戦争をしかけた側は元々、祖セルフェド王家の前身となった国に戦争を仕掛けられて領土を奪われ、雪煙る不毛の大地へ追いやられた民を祖先とする国でした。
その後、寒さに強い作物を育てたり、狩猟を行ったり、魔法技術で熱源を確保したり、様々な工夫を凝らし、国としてやっていけるレベルまで成立させました。
しかしある時、未曽有の大寒波が訪れ、作物のほとんどがやられた挙句、狩猟の成果も芳しくない時期が続きました。
もはや自助努力ではどうにもならないほどに追い詰められ、恥を忍んで、因縁のある祖セルフェド王国へ助力を乞うため、使者を向かわせます。
しかし、大寒波の影響が出ているのは王国も全く同じだったので断られてしまいました。どこも自分のとこで手一杯。
一か八かで新天地を目指すか、豊かな王国から奪い取るか。
あと多分、普通に王国のこと嫌いだったのが爆発した。
とどのつまり、持ち掛けた条件は完全に挑発だったってわけです。
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以上です。
なんかちっとも人格否定と尊厳破壊できてない。おかしいな。
もっと絵とか入れてガイドブックみたいにできたらよかったのかもしれないけど、そうするほど複雑なわけでもないからまあ…ほら………ねっ!
※12/11現在、故人のみに絵が追加されました。
きらびやかなものもイベントもなく、なんだかいまいちパッとしませんが、それでもいちパブリックボードとして、皆様のクエノ生活を涙ほどでも潤せたのなら幸いです。
2024/3/30加筆修正:
セルフェディアンガイドラインを作成しました。
※相互フォロワー・相互フレンドの方のみ、作成を許可しております。
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