ストーリーを魅力的にするサブキャラクターの使い方
こんにちは!
恋愛には奥手で
好きな子になかなか 話しかけられない
"草食系男子"だったしばじゅんです (遠い目)
"草食系男子"という言葉が
〇十年前にあったかどうかは
さておき(笑)
ストーリーを書く時に
主人公の性格を物語の中で
自然と伝えるには
いくつかのコツがあるけど、
今回はそのうちの一つ
サブキャラクターの
効果的な使い方です。
サブキャラの効果的な使い方
説明文を使わずに、
読者に臨場感を感じさせながら、
キャラクターの性格や考え方を
自然に伝えるには?
例えば、主人公のリョウが
「恋愛に奥手な草食系男子」
だと伝えたい場合…
よくある説明文はこんな感じ。
例)一人称で語る描写の場合
主人公のリョウが
一人称で語る。
「好きな子に話しかけるのも緊張しちゃって、なかなか想いを伝えられないんだ。友達からは『おまえリサ(好きな女の子)のこと好きなら、なんで誘わないんだ』っていつも言われるんだけど…」
悪くないけど、
どうしても説明調になっちゃってる。
もう少し、物語の中で
自然に伝えるには…
例)サブキャラを登場させた場合
物語に、サブキャラクターとして
共通の女友達を登場させてみたら…
「ねえ、さっきからチラチラ見てるけど…。リサもリョウのこと絶対好きだと思うよ。さっさとデートに誘っちゃえばいいじゃん!いつまでもイジイジしてると他の男子に取られちゃうよ」
女友達は、呆れたように言う。
リョウは、顔を赤くして、
「え、そ、そんなことないよ! ただ、何となく見てるだけで…」
と、視線をそらす。
サブキャラが生み出す物語の臨場感
どう?
たったこれだけの会話で
主人公がどんな性格なのか
手に取るようにわかるよね?
ひと昔前の青春ラブコメ
のような臨場感で(笑)
読者は自然と
キャラクターの性格を
知ることができる。
こんな風に、
周りのキャラクターに
会話の中で『主人公の特徴』を
語らせることで、
主人公像が
より立体的に
描き出せるんです。
説明口調だとリアルさに欠けるけど、
ストーリー性があれば
読者も感情移入しやすくなって、
物語に”ぐいっ”と引き込まれる。
説明より心情を描くことが大切
ストーリーは
「説明せずに描写する」
これできっと読者のハートを
鷲掴みにする
素敵なラブストーリーが生まれるはず。
しばじゅんにも遅い春が…(笑)
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