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文章の質を劇的に上げる!「視点」を変える推敲のコツ

書き始めたはいいけど、
なかなか進まない。

「うーん、これでいいのかな...」

悩んでいるうちに、
時間だけがどんどん過ぎていく...。

ホント、焦る。

どうして、
こんなことになるんだろ?

それは、「完璧な文章」
一発で書こうとしているからかも。

これって、
書き慣れてない人が
ハマりがちな罠なんだよね。

文章って
最初から完璧に書くんじゃなく、
「推敲(すいこう)」によって
磨いていけばいいものだから。

ただ推敲するんじゃなく
推敲のときに「視点を変える」
コツさえマスターすれば、
あなたの文章も
ずっとよくなる。

なぜ「視点を変える」ことが重要なのか?

推敲って何?」

簡単に言うと、
「書いた文章を読み返して直すこと」。

でも、ただ読み返すだけじゃダメ。

ここで重要になるのが
「視点を変える」テクニック。

僕はライターさんから
上がってきた
重要な文章を推敲するとき、
必ず2回にわけて
2つの視点で読み返します。

その2つの視点とは...

  1. 読者の視点

  2. 校閲(こうえつ)者の視点

これは自分の文章を
推敲するときも同じ。

この2つの視点を使うことで、
あなたの文章は劇的に向上する。

それぞれの視点について
くわしく見ていくと…

1. 読者の視点:共感できる?行動したくなる?

1回目に読むときは、
読者の立場で読む。

ここで大切なのは、
文章を読むターゲット、
つまり読者になりきって読むこと。

文章を書くときって、
つい「自分本位」で進めてしまいがち。

だけど、
読者がどう受け取るか
考えないと伝わる文章にはならない。

特に次のようなことを
意識してみて。

  • 読者はこの情報をどう受け取るだろうか?

  • わかりやすいか?難しくないか?

  • 読み手の感情を動かす表現になっているか?

例えば、
あなたが主婦向けの文章を書くなら、
「家事の合間に読む主婦は、どう感じるか?」
具体的な状況を想像する。

もし、大学生向けなら、
「深夜にスマホで読む大学生が
気軽に読んで理解できる文章か?」
といった具合。

こんな感じで
想定読者の目線で確認することで、
多くの改善点が見えてくるんです。

大事なのは
自分が誰に向けて書いているのかを意識すること。

自分で書いた文章の場合も、
読者の視点で読み返すと
「あれ?ここわかりにくいかも...」
なんてことが見えてくる。

2. 校閲者の視点:細部にこだわる読み方

2回目は文章の細部に
目を光らせることが目的。

このときに大事なのは、
文章の内容に没入せず読むこと。

なぜなら、
文章の流れにとらわれちゃうと
冷静な視点
保てなくなってしまうから。

あくまでも
「事実関係」「誤字脱字」「文法ミス」など、
テクニカルな部分だけに集中する。

例えば、こんな風に…

  • 事実関係は正しいか?

  • 根拠のない情報はないか?

  • 言葉の使い方や表記は間違っていないか?

意識を変えて読むことで、
ストーリーの面白さや論理の流れに
気を取られることなく、
文章の「正確さ」に集中できる。

結果として、文章の誤りを
徹底的に洗い出すことができるんです。

冗談じゃなく
「あれ、何を書いてたんだっけ?」
というくらい内容が頭に残らないこともあるけど、
それぐらいでいいんです。

ここでの目的は、
誤りを発見することだから。

大事なのは校閲者の
視点になりきって読むこと。

これが誤りを見つけるコツなんです。

まとめ:「視点を変える」だけで文章が変わる

文章を推敲するとき、
最初から完璧にする必要はない。

推敲することで
ブラッシュアップすればいいんだから。  

その時に大切なのは、
推敲の段階で
視点を変えること」。

人間の脳は推敲という作業においても
マルチタスクが苦手です。

1. 読者の視点で、ターゲットになり切って読む

2. 校閲者の視点で、事実と細部にこだわる

視点をわけて二回読むことで 
あなたの文章は確実にレベルアップします。

と、この文章を
読者の視点で読み直すと…

ちょっと長いかもね(笑)

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