「3点リーダー」は安易に文章に使うな!
noteや𝕏なんかのSNSで
よく見かける『…』(3点リーダー)。
しばじゅんもnoteや𝕏で
けっこう安易に
いや、便利に(笑)使ってる。
だけど、ひと昔前なら
「雑誌」や「新聞」で使うと
上司に激怒されて
灰皿が飛んできてもおかしくなかった。
なぜ雑誌や新聞では
3点リーダーを使わないのか…
(すでにここで使ってる・笑)
雑誌や新聞で使わない
理由を知ることは…
「ライティングスキル」を
次のレベルに
もう一段引き上げる鍵にもなる。
新聞や雑誌で3点リーダーを使わない3つの理由
①3点リーダーは読者を迷子にする
3点リーダーは
文章の流れを中断させ、
中途半端な情報を生む。
これが読者に混乱を引き起こし、
迷子にしてしまう。
なぜなら雑誌や新聞は、
情報をクリアに一貫性を持って
伝えることが至上命題だからね。
②3点リーダーは情報不足を意味する
3点リーダーは
本来、『省略』や『次に続く』ということを示す
役割を持つんだけど、
これがマズい。
新聞や雑誌の記事では、
「省略なく」「もれなく」
すべての情報を与える必要があるから。
3点リーダーは
情報の不足を意味するからNG。
③3点リーダーは言葉に余韻を残す
最後に…。
3点リーダーを使うと
言葉に余韻を残すことになるので、
新聞や雑誌の
客観的な報道スタイルとは相容れない。
だから新聞や雑誌で
使われることはほぼない。
3点リーダーの役割とは
逆に言えば、
3点リーダーは
という素晴らしい役割をもつ。
3点リーダーは、
『余韻を生み、考えさせる余地を作る』
素敵な表現でもある
SNSでの3点リーダーの役割
だからこそ、
SNSでは、『…』(3点リーダー)は
適度に使うと
文章のニュアンスが
伝わりやすくなって有効なんだよね。
最後に
余談だけど…
かつての雑誌や編集部の現場では
ニュース待ちや著者の原稿待ちのあいだに
「飲み」に行ったり
「麻雀」したりっていうのは
ごくごく当たり前だった。
ミスすると鬼のデスクが
「灰皿投げてくる」なんていう
マンガみたいなことが
ふつうにあったけど、今は…。
と、『…』(3点リーダー)で
今回は終わらせておきます(笑)
『プロ編集者のSNS伴走プログラム』はじめました。
よければ、のぞいてみてくださいね。
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