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【イラスト練習】一本200円の鉛筆を使ってみた
どうも、しばねこです。
記事を見て頂きありがとうございます。
突然ですが、人間誰しも楽をしたい生き物だと思うのです。そのような事を言うと、「怠けたい」と言っているように聞こえますが、そうではなく、「要領良く」やっていきたいということです。制作時間にあまり時間をかけたくない、だけどそれなりのクオリティは出したい。でも、それなりのクオリティを出そうと思ったら時間が掛かってしまう。
その時間短縮のためにデジタルで絵を仕上げる事が出来れば……と常日頃から思っていました。だからと言って最初っからデジタルで描きたいわけではないのです。アナログの温もりを残しつつ、デジタルでそれなりのクオリティにまで仕上げたいのです。
そこで、鉛筆で描いた絵をパソコンに取り込みペイントソフトを使って鉛筆の線をハッキリと描ければと思いました。だけど、鉛筆の線は薄いので、コントラストを弄ると薄くなってしまう。
なので今日は濃く柔らかい線を描ける鉛筆を探しに行ってきました。そこで見つけたのがこれです。
ステッドラーのマルス ルモグラフ ブラック(Mars Lumograph black)という鉛筆です。こんな鉛筆初めて見ました。知っている人にとっては珍しくもなんとも無いのでしょうね。
とりあえず、2Bと8Bを買ってみました。そして、2Bのほうでイラストを描き、パソコンに取り込んでコントラストを弄ると……
こんな感じです。おぉ!鉛筆らしさを残しつつ、黒くハッキリとデジタルで描写されている!ってか、この絵はいったい何を表現しているのだろう……謎だ。
まぁ、わざわざこの一本200円の鉛筆じゃなくても出来るかもしれないが、何となく大切に使える一本が欲しくてわざわざ買ってみたのだ。しかもこれ、カーボン鉛筆らしい。カーボンって何だ?よくわからんが光沢のない濃い黒で描画できるらしくて、スキャンした時にもハッキリ取り込める。
色々試したわけじゃないので、他でも出来るかもしれないが……まぁいいや。
とりあえず、上の絵をペイントソフトで塗っていくと……
こうなりました。タイトルは「君の成る木」
なんだか漫画の扉絵っぽくできた。ついでにストーリーも即興で考えてみました。興味がある方は読んでみてください。
*****
今年で25歳になる奈那子はゴールデンウィークに実家へと帰ってきた。そこで両親と会話をしていると、懐かしい人の名前が出てくる。
「成輝君って覚えてる?」
どこかで聞いた事のある名前だ……と奈那子は思ったが、どんな人物だったか思い出せない。そんな奈那子の顔を見て、父親は「ほら」とヒントをくれた。
「中学生の時に、行方不明になった子。奈那子は成輝君とよく遊んでたろ?」
あぁ、そうだ……と奈那子は記憶を辿り、ハッとする。
まてよ……そうだ……
奈那子は翌朝、4時頃に家を出て記憶を頼りにある場所へ向かった。誰も近付かないであろう森の奥。成輝君とよく遊んでいた秘密の場所。そこに行くと、なんと、成輝君の姿をした何かがそこに生えているではないか。
奈那子は腰を抜かし、そして思い出した。
「そうだ、私……。あの時に成輝君をここに埋めたんだ……」
奇妙な形で再会した成輝君と奈那子の奇妙なゴールデンウィークが始まる……!!
*****
そんなこんなで一本200円の鉛筆でイラストの練習をしてみた話でした。ちなみに8Bは柔らかすぎて鉛筆削りで削ってたら先っぽが折れちゃいます。カッターナイフで削って使うかぁ。それも玄人っぽくていいな。
最後まで読んで頂きありがとうございました。しばねこのイラスト練習でございました。
朝に読まれたあなたに、「今日も一日無理しない程度に頑張りましょう」
お昼に読まれたあなたに、「今日の調子はどうですか?」
夕方に読まれたあなたに、「今日も一日お疲れ様でした」
夜に読まれたあなたには、
「おやすみなさい。また明日」
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