退院後に元の生活にもどれるかしら?という不安に応えます〜幸手市と杉戸町の入退院支援エチケットの運用〜
おはようございます。今朝は縦揺れの地震におどろきましたね。
さて本日は、地域の専門職の取り組みの1つをご紹介したいと思います。
病気をして入院をしたけれど、また元の生活に戻れるかしら?という不安の声をしばしば頂きます。
幸手市や杉戸町では、こうした不安に応えるために、医療職や介護・福祉職らが協力して入院から退院後の暮らしにかけての質を向上していく取り組みをおこなっています。
入退院支援エチケットと呼ばれる取り組みは、病気を持ちながらもいつもの暮らしを続けたいという願いに応える取り組みです。
昨年、専門職向けに作成したエチケット紹介の動画を下記のリンクに紹介させていただきます。
https://youtu.be/awfcFM2mCPg
それから皆さん、添付画像にある「入院時安心セット」のご用意はお済みですか?
皆様の中には、もしもの入院に備えると言うと診察券や保険証が浮かぶ方もいらっしゃるかもしれません。しかし、診察券や保険証がないと救急車を受け入れない病院などはありません。
救急の時大切なのは、ご本人の確認とどのような治療を受けてきたのかという過去の情報、つまり病歴です。
治療を受けたことがない人も、血液型やアレルギー、ワクチン接種歴などは医師として必ず欲しい情報です。
こうした情報を使って命を守ってくれるのは、とねっとです。
とねっとには、以上で述べた情報は全て記録されていますし、昨年は、3000人を超える方がとねっとによって迅速な救急搬送につながり命が守られました。
とねっとに加入している方の方が救急搬送が早いことも知られています。救急の際は情報がそれほど重要だからです。
地震や洪水などの災害時にもとねっとは活用されます。実際、新型コロナウイルスのワクチン接種や在宅療養者の支援ではとねっとが活用されました。
今朝は、入退院支援エチケットの取り組みの紹介と、とねっと加入の重要性についてお話をさせていただきました。未加入の方は加入をお願いいたします。ご家族でまだ加入されていない方はぜひお声がけください。
加入書類はウエルス幸手や杉戸町保険センター、東埼玉総合病院、お近くの郵便局にも設置されております。災害が来る前にご準備をよろしくお願い申し上げます。
とねっと書類設置郵便局→ http://www.saitama-tonet.jp/