[90年代描く『ボクたちはみんな大人になれなかった』が2021年にも爆刺さりする理由]がおばちゃんのハートに爆刺さりした理由
※見出し画像は
クランクイン!trend
佐藤誠(森山未來)&加藤かおり(伊藤沙莉) 『ボクたちはみんな大人になれなかった』より (C)2021 C&I entertainment
から貼っていたのですが、
著作権法に触れるということを知り、削除しました。
同様に文中のスクショも削除しました。
著作権法って想像以上に厳しくて愕然としています。
もの知らずなおばちゃんで大変大変失礼致しました。※
昨日、ネットサーフィン()していたら
気になって読んでしまった記事。
昨日せっせと下書きしてupしそびれていた。
おばちゃんのハートに爆刺さりしてしまった記事だ。
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90年代描く『ボクたちはみんな大人になれなかった』が2021年にも爆刺さりする理由
自分の信念を曲げて、意味もわからず頭を下げるような大人になんてなりたくない。おもしろい人間になりたくて、でもどうすればいいのかわからない。人がつくった作品を見ては、批評ばかりが鋭くなり、知識の量が自分を支えてくれると思っていた。11月5日(金)に劇場公開&Netflixで配信された映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』は、そんな“イタいあの頃”を過ごした人にとって、刺さって抜けない1本だ。(文=嘉島唯)
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冒頭で既に爆刺さりだ。
あの頃の自分のイタさを指摘されて。
「ボクたちはみんな大人になれなかった」という小説があるのは知っていた。
けど、今もうおばちゃんどころかばーちゃんになろうかという私には
あーハイハイ、そんな頃あったな〜、青いねえ青春だよねえ
と、タイトルだけで敬遠した本だ。
そんな敬遠したタイトルなのに、何故記事を読もうと思ったのか。
冒頭の画像に「あっ森山未來?!」と惹き付けられたからだ。
(森山未來は気になる、好きな役者さんなのだ。)
果たして森山未來であった。
おぅ、映画になったのか。
ほうほう、と読み始めからもうグサグサ刺さりまくり。
年と共に封印し、すっかり忘却の彼方であった“イタいあの頃”。
ギャーッとアタマ掻きむしって穴がないから布団に潜り込みたくなる恥ずかしさ。
ああ!あったよこんな黒歴史。
時代は違えど自分にもあった“イタかったあの頃”を思い出し、恥ずかしさに身悶えしながら読んだ。
おばちゃん(ばーちゃん)なので実際の“イタかったあの頃”は約20年ズレている。10代からイタかったし。
私にとっての90年代は、
子育て真っ最中の上に両親の相次ぐ病気に相次ぐ死、その他諸々かなりヘビーな日々だったので、
所々記憶が飛んでいる。
ノストラダムスの大予言なんざ気にする余裕もなかった。
ああでも「愛していると言ってくれ」は良かった。
駅で晃次が紘子の名を呼ぶシーンは泣いた。
ドリカム(当時は3人)が歌った主題歌、それはもう感動的な「LOVE LOVE LOVE」の8cmCDも持ってるぞ。
トヨエツ(晃次)はもちろんカッコイイけれど、
結婚するなら健一(岡田浩暉)だぞ紘子(常盤貴子)!
と、テレビの向こうの紘子に聞こえるはずもないアドバイスを送ったものですわ。
それにしても、雑誌の文通募集が1995年にもまだあったことに驚く。私の中では遥か昔、子供の頃にあった思い出、という位置付けだ。
そう。世の中、時代のB面で生きる人達が大半だ。
そんな時代のB面で生きる“取るに足らない存在”でも人生は生きるに値する。と「イタいあの頃」を過ぎたおばちゃんは思うよ。
A面だってB面があってこそA面なのだ。B面がなきゃ、A面もないのだ。
A面よりB面の方が好きな歌はいっぱいあった。(マイナー志向だから、では決してなく)
比喩と実際をごちゃまぜに書いてるけれど。
それぞれの場所で、それぞれの花が咲くのだ。
と、「“取るに足らない存在”って何だよ。」と全体の文脈上なのに些か反発してしまった(ああっ年をとってもまだ青い!)、
今もB面で生きてるおばちゃんから、もしかしたらB面で生きてることに忸怩たる思いを抱えている人にエールを送りたくなったのであった。
ああまあとにかく
映画紹介の文章にこんなにグサグサ刺されるなんてビックリだ。
もちろん映画自体の力もあるんだろうけど、今回の場合は
(文=嘉島唯)さんなので。
嘉島唯さんの文章に刺されたのだ私は。
ありがとう嘉島唯さん。
嘉島唯さんの文章に刺されたので。
映画自体は観なくてもいいかも…?!
いや、もっと刺さるのか?
あ、でも
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わかっているヤツになりたくて、何かをわかろうと足掻いたあの頃。大衆をダサいとバカにしつつ、大衆に馴染めない孤独を抱えた中で、誰かと出会いたかった。
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この辺は共感できない。
昔の私は「大衆に馴染めない孤独」なんてなかった。別に目立ちたくもなかったけど、「人と違う自分カッコイイ」(ギャーッ頭掻きむしる!)「マイナーこそ正義」(ぎゃーっ)なので大衆に馴染みたくなんかなかった。「一人で行動出来る自分カッコイイ」(ひえ〜っ)なので孤独なんて感じなかった。
ああっこれ以上黒歴史の封印を解けない。おばちゃんいやばーちゃんなのに「大人になれてない」。
それはともかく、
ダサいとバカにしつつ、馴染めない孤独ってなんじゃそら。
そんな軟弱者にはお釈迦様の言葉を送る。
「犀の角のようにただ独り歩め」。
そして、まだイタくはなかった(はずの)子供の頃の自分に乾杯?!
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