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本と本屋と読書のエッセイ

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本や本屋、読書に関したエッセイです。
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#考えたこと

もしも本屋を創れたなら

約1年前にこんな記事を投稿しました。 「やがて訪れる春のために」という本の感想と自分の思…

本を読んでいて、「この本は自分に合わないなぁ」と思ったときのこと

僕は、読んだ本のすべての感想をこのnoteに書けていません。 中には自分の考えと合わない本が…

本を読むというより、言葉をさがしている

本を読んでいると、途中で「この本はnoteにUPできないかもしれない」と思いながら読んでいるこ…

本は精神安定剤のようで、本屋は不安から逃れる避難所だった

昨年から仕事内容が変わり、そのために以前より忙しくなり、家に帰ってきてからは本を読む時間…

魂の癒しの場所

古代ギリシャの図書館のドアには、 「魂の癒しの場所」 と書かれていたそうです。 良い言葉、…

転ばぬ先の本

転ばぬ先の杖とは、「転んでケガをする前に、杖で体を支える準備をしておく」ということから、…

本の言葉はじわじわ効いてくる。

今、川上未映子さんの「黄色い家」を読んでいます。 川上未映子さんの言葉には引力があり、ぐいぐい引っ張られる。そのあと圧倒的に迫ってきて感情に訴えてくる。 読んでいるその瞬間は、痛いし、苦しいし、ウルっとし、怒りが込みあげてきたり、目をそらしてしまったり。 「文字を読んでいるだけなのに、どうしてこんなに感情が揺さぶられるのだろう?」と考えてしまいます。 読後は、しばらく宙を見つめたまま余韻に浸ることもありますが、訳がわからなくなり、これはどうなっているのか? 読後すぐに

本の道標

僕は、5年前に死を意識した病気になりました。(もう少し詳しく言いますと、通院、入退院を何…

著者から断言されると安心する。

生きていると迷うことが多いです。 そして 人生、選択の連続です。 「もしも」という言葉。…

孤独を抱きしめてくれる、そんな本の力

どうしても苦しいときがあります。 どうしても悲しいときがあります。 一歩も前に進めなくな…

本が読めないのに「本屋」に通いつめてたのはなぜ?

幼い頃から本屋に行くことが好きでした。 でも 本を読むことができなかったのです。 どうい…

「普通」にふりまわされていませんか?

僕は自分の書いたことを忘れてしまっているのですが、思い出したことがあります。 それは 「…

絵本はやさしい哲学書なのかもしれない

昨日(12月30日)は、毎年恒例の「必ずこれをテレビで見ないと年を越せない!」と年々自分の中…

本の巻末にある解説は、先に読む?後に読む?

本の解説が好きです。 解説がないときは、少し寂しく感じます。 みなさんは「本の解説」をはじめに読みますか? それとも、本編の後に読みますか? 僕は、はじめに読みます。 というか、はじめに読んでしまいます。 ときに、あらすじがわかってしまうこともありますが、全然かまわず読んでしまいます。本編を読む前のワクワクしてくる感じが好きなんです。 正確に申しますと 本編を読んだあとにも、また読みます。 すると、どうでしょう。 はじめに読んだ内容がさらに重厚になり、味変