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体に優しいゴルフ【アドレス編-③】
③ オープンスタンスで構える
今日はスタンスの話をさせていただきます。
実は多くのゴルファーの方が、
アドレスの際、目標方向に対して
右を向いて構えてしまう傾向があります。
「人間の性質として、
ある目標に対して垂直を取ることは比較的容易だが、
並行(パラレル)を取ることは困難である」
という感覚を持っているからです。
少しわかりにくいかもしれないので、
例をあげて説明しましょう。
「パッティング」を想像してみてください。
まずはボールマークの後ろから
打ちたい方向へボールのラインを合わせます。
最近は、ボールにラインや矢印が
プリントしてありますから合わせやすいはずです。
そして、そこに対して、
パターのフェース面を垂直に合わせて打ちます。
自分と対象物との距離も近いこともあって
比較的やり易いはずです。
余談ですが、
後ろから見て、ちゃんと打ちたい方向へ
ボールを合わせたはずなのに、
いざ構えると、なんか気持ち悪い、あるあるです(笑)
信じて打とうか、仕切り直そうか、
迷うところです・・・。
![](https://assets.st-note.com/img/1686991482480-9YxKq3Yf8t.png?width=1200)
話を戻します。
次に、「ティーショット」を想像してみてください。
目標は200y、250y先と遠いです。
そこに対して並行(パラレル)に構える
というのはとても難しいことで、
多くの方が「右を向いて構えてしまう」
という傾向がみられます。
![](https://assets.st-note.com/img/1686980791796-NDBAfNiG0b.png?width=1200)
この状態でスイングすると、
アウトサイドインのカット軌道になりやすく、
スイング自体も窮屈で体への負担も大きくなります。
フィニッシュも崩れる方が多いのではないでしょうか。
そこでお勧めなのが、
「オープンスタンス」
オープンに構えることでのメリットはたくさんあります。
①視野が広くなりクラブが振りやすい
②トップがコンパクトになりやすい
③ダウンスイング以降の左足にかかる負担を軽減
④インパクト以降、体が左に回転しやすいので
フィニッシュが取りやすい
ただ、ここでひとつ注意があります!
「左足つま先を開いて構える」=「オープンスタンス」
ではありません。
間違えないようにしたいところです。
スタンスをチェックする時は、踵(かかと)を基準にしてください。
![](https://assets.st-note.com/img/1686991035352-lP7juw9Opy.png?width=1200)
オープンスタンスに構えて、
痛くなく、辛くなく、しんどくなく
体に負担の少ないスイングで
華麗なフィニッシュをとりましょう!