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寝ながら運動ができる機械💡


「セイフプレーン」での受動運動

ランニングや水泳、エアロバイクなどの有酸素運動(軽く息が弾む程度の負荷)を行い疲労物質を代謝させることをスポーツ医学では「クーリングダウン」と呼びますが、自分で運動するということは少なからずそこには疲労が蓄積します。ゆっくり走ったからと言って疲れないかというとそんなことはありません。車で例えるなら、20km/hで走行しても必ずガソリンが減るのと同じ原理です。「運動」と聞くと自発的・能動的に動くことを想像しますが、ここでご紹介するのはその正反対の受動的に運動を受けていただくシステム「パワープラント運動法」=「ゼロ負荷クーリングダウン」を実践できる「セイフプレーン」という機械についてです。

その4つの特徴は以下の通りです。

1.能動運動とは正反対の受動運動を行うことで心拍数や呼吸数を上げずに運動することができる
2.筋肉の伸び縮みが起こることで血流量が増加する
3.痛みがあるため自分で運動できない人も痛みがでない状態で動かすこと、運動することができる
4.一定のリズム、一定の範囲内で規則正しく反復運動が行われることにより自律神経が安定し副交感神経優位の状態となる

ここからは各項目を深堀りです💡
1.自分で走ったり泳いだりすると必ず心拍数は上がります。しかし、このセイフプレーンで受動的に動かされる状態だと不思議なことに平常心のまま全身を動かすことが可能です。
写真1.は膝の曲げ伸ばしを行いつつ、胴体は左右に揺動することで、走っている状態を再現しています。第二の心臓と呼ばれる「ふくらはぎ」の伸縮を繰り返すことで、ポンプ作用を促し全身血流量が増大します。

写真1.セイフプレーンによるランニング状態

2.人は筋肉の伸び縮みと関節の曲げ伸ばしが行われることで、血液循環が促進します。これは自分で運動しても受動的に動かされても体の中では同じ反応が起きます。ただ、大きな違いがひとつ!それは、自分で運動すると必ず疲労が溜まりますが、受動的に動かされる状態だと疲労が溜まらない!ということです。
写真2.うつ伏せに寝て、足をリズミカルに上下させ、上体は左右に揺動させることで、プールでビート板を持って泳いでいるような状態を再現。

写真2.セイフプレーンによる水泳状態

3.身体に痛みがあるため自分で運動できない人も、痛みが無い状態で身体を動かすこと、運動することができます。これは非常に盲点でして、自分自身で筋肉に力を入れてを動かそうとすると痛みがあって動かせない場合でも、受動的・他動的に動かされる状態だと痛み無く身体を動かせる場合が多くみられます。もし、それでも痛みが出る時は、痛みの原因となっている筋肉を軽く圧迫することで痛みを解消または軽減したり、実際に痛い箇所は動かさないようにして他部位を積極的に動かすことで全身血流量の増大を図ります。
写真3.歩こうとすると膝が痛い方も、受動的に動かされる状態だと痛みなく動かすことができる場合が多い。痛みという恐怖は身体を硬直させ、筋肉も硬く柔軟性が低下した状態になります。セイフプレーンを使用して痛くなく、辛くなく、リラックスした状態で全身運動を受けていただくことで筋肉もほぐれていきます。

写真3.痛くなく、辛くなく全身運動が可能な機械「セイフプレーン」

4.自律神経のバランスが整う
セイフプレーンでの受動運動は一定のリズム、一定の範囲内で規則正しく反復運動が行われることにより自律神経が安定します。副交感神経優位の状態に導くことで肉体的・精神的疲労の回復を促します。

自律神経とは自分の意志とは関係なく反応して身体の機能をコントロールしているものであります。例えば血液循環や消化、体温調節などが挙げられます。自律神経には交感神経と副交感神経があり、これらがバランス良く働くことで人間は健康を維持しています。2つの働きは正反対で交感神経は活動時、緊張時、ストレスを感じている時など、副交感神経は休息時、睡眠時、リラックスしている時などに働きます。例えば、人間はストレスを感じると交感神経が活発になることで筋肉は硬くなり血流も悪くなります。その結果、酸素や栄養素が全身に行き届かない又、不純物や老廃物も排出されず疲労も蓄積しそれが痛みとなって現れてしまいます。反対に、休息時は副交感神経優位となり筋肉は柔らかく血流も良くなることで疲労回復していきます。セイフプレーンではこの副交感神経優位の状態に導くことで疲労回復速度を上げていきます。
追記いたしますと、このパワープラント運動法については人体を用いて科学的分析を行っておりその際、脳波に特徴的なものが現れました。それは集中している時やリラックスしている時に出るアルファ波がよく検出され、さらにそれよりも少しゆっくりとしたFmシータ波も出ていたのです。これはたとえばお坊さんでも、かなりの修行を積まないと生まれない脳波で、被験者はかなりのリラックス状態にあったことが判明いたしました。


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