緊張する朝一のティーショットを巧く打てるようになる練習方法
心と体は繋がっているため
緊張すると体は硬くなります。
それが「力み」や「スイングリズムが速くなる」
原因です。
当たり前のことですが、
朝一のティーショットは、その日一度しかありません。
毎日コースを回ってたくさん経験値を積むことが出来れば、
ナイスショットを打つ感覚や自分なりの対策を
見つけられるかもしれませんが、現実問題そうはいきません。
そこで!
そんなナイスショットを打つのが難しい
朝一のティーショットを
巧く打てる練習方法がありますので
もしよろしければ試してみてください。
それは、
普段の練習場での最初の一球目だけを必ずドライバーで打つ!
ことです。
普段、練習場では短いアプローチを、
片手で打ち始める
など、自分なりのルーティーンやその時々のテーマがあるでしょう。
そして、段々と長いクラブへと移行していき、
体も温まりスイング感覚も良くなってから、
「さぁ!ドライバーを打つぞ!」という流れが多いはず。
ただこれだと、1球目からまずまず納得のいく球が出やすいもの。
しかも、同じ打席で何十球も打っているので、
目標に対して、きちんとスイングもしやすくなります。
しかし、コースでは、たとえ朝の練習場で50球程度打っても、
その打席でそのまま直ぐに
1番ホールのティーショットを打てるわけではありません。
普段の練習場での練習において、
最も朝一のティーショットに近い状況というのが、
最初の一球目になります。
メディカルトレーナー目線👀
まだクラブを振っていない、ボールも打っていない、
つまり体は温まっていないし、スイングの感覚も出来上がっていない。
これはその日、練習場に着いた時しかありません。
この状況が大切!
従って、直ぐに打ち始めるのではなく、
まずはしっかりとウォームアップをします。
特に寒い時期は、スイングで体を痛めやすいですから、
時間を使ってストレッチを行います(怪我の防止にも繋がります)。
そして、素振りなどをして体の感覚を良くしてから、
朝一のティーショットを想定して1球だけドライバーを打ちます。
1球だけなので緊張もしますし、
それはコースでの心境に近いものになると思います。
少し話は飛躍しますが、
「1球だけ打つ!」という練習方法を取り入れていた
世界トッププレーヤーの方がいらっしゃいます。
女王アニカ・ソレンスタムさんです。
90年代から2000年代にかけてご活躍(LPGAツアー通算72勝)。
そんな彼女が、練習場での練習方法として取り入れていたのが、
1球ごと、クラブと狙う場所を変えて打つ!
というものでした。
練習場を実際のコースに見立てて、
様々な状況を想定して打っていたそうです。
コースではどんなショットも一度しか打てないわけですから、
試合に近い状態を再現するには良い練習方法ですよね。
トッププレーヤーと同じスイングは出来ませんが、
こういった練習の仕方でしたら同じことが出来ます。
取り入れたいところです。
そして最後に、
大切なことは結果がどうであれ、
2球目は打ってはダメです!
曲がったりしたら、ものすごくもう一球打ちたくなりますけど(笑)。
「練習場での最初の1球」
これでしたら経験値を増やすこともできますし、
そこから自分なりの傾向と対策も見えてきそうです👍
次投稿は
【⛳ラウンド中、緊張のほぐし方】
について