【インソール】と【オーソティクス】の違いってなに?
「足」が痛くなった時や異変を感じた時、
皆さんはどこへ行かれますか?
筋肉関係なら〈整骨院や整体院〉
骨や関節に問題がありそうなら〈整形外科〉
タコ、魚の目やイボなら〈皮膚科〉
などでしょうか。
そんな時に、
「足」のトラブルや悩みを何でも相談できる
足専門の医療機関はないのでしょうか。
米国では、
足病医「ポダイアトリスト」や
足装具士「ペドーシスト」という、
足に特化した国家資格が存在し、
16,000人以上もの足病医が足専門医として
そのほとんどが開業しているほどに、
「足」という人間の部位を重要視していることが分かります。
そして、そんな足専門医が処方しているのが、
【オーソティクス】
と呼ばれる足の補正装具です。
「靴の中に入れる」ということから
【インソール】と混同してしまいがちですが、
目指すゴールや考え方は全く異なるものです。
インソールは、
衝撃を吸収したり、挿入することで、
靴のフィット感が向上することを目的としています。
一方、
オーソティクスは、
米国の足病医学に基づき、足の骨格構造を補正することで、
健康なカラダへ導くことを目指しています。
つまり、両者は全く別のもので機能性に明確な違いが存在します。
一般的なインソール
✖歪んだ足に対して作成
現状の足に合わせて作成するので、理想の骨格状態とならない
✖静止状態を解析
静止状態のみを測定するため、歩行時の足の解析が無い
✖柔らか過ぎる素材
クッション性を重視する柔らかい素材のため、
荷重がかかるとインソールの型が崩れてしまい、
補正機能も無く耐久性も低い
オーソティクス
〇理想の足の状態に補正
数十万人の足のデータから、一人一人の足を
理想の骨格構造にするための機能的設計が可能
〇立位状態と歩行状態を解析
立っている状態と歩いている状態、
双方から測定することで分析の精密度が上がる。
実際の動いている時の足の状態もサポートできる
〇最適な硬さと素材
最適な素材を用いることで、
高次元での補正力と高耐久性を実現
〇オーダーメイドのみ
個々の足を本来の骨格状態に補正する機能を持つ
米国では骨格矯正具(治療・予防用)として、足病外科医が処方
別の表現をするならば、
✖インソールは足を楽にするためのもの
〇オーソティクスは足の骨格を正すもの
病気した時に出される薬のように、
足の治療に対して処方されるのがオーソティクスです。