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「政治家と言葉を交わした経験がなかった」二児の母が、ある議員の対応に感動した話。
issues取締役デザイン責任者の富樫です。この記事は、2019年3月にサービス提供を開始した「issues くらしの悩みをみんなで解決」を利用されている三田ひとみさん(仮名)へのインタビュー内容をまとめたものです。
三田さんはIT業界でキャリアを積まれ、現在は個人事業主としてお仕事をしながら、ご主人と共に小1と年中の娘さんの子育てをされています。
issuesに登録したきっかけを教えてください
実は以前から代表の廣田さんと面識があって、issuesの企画段階から何度かヒアリングにご協力していました。
2019年3月に、サービスをリリースするという連絡を頂いて使い始めたんです。その時は「小学校の欠席連絡のオンライン化」などの要望を登録しました。これ、本当になんとかしてほしいんですよね...
実はちょうど昨日、久しぶりに長女が学校をお休みしたんです。近くに住むお友達に欠席連絡を書いた連絡帳を預けたんですが、その時は熱を出した幼い娘をひとり家において外出しなくてはいけなかったので、正直ちょっと不安になりました。
そうしたら、そのお友達が連絡帳を渡すのをうっかり忘れていたみたいで、先生から「娘さんがまだ登校されていませんが…」と焦った声で電話をいただいたんです。申し訳なかったですね...
先生たちのお忙しさを考えると、朝の時間に欠席連絡の電話を受けている余裕がないということはよくわかります。でも、連絡帳を小学生に預けるのは保護者にとっても先生にとってもデメリットばかりなように感じるんです。オンラインにすればどちらも楽になるような仕組みができるんじゃないかなって。
issuesでは要望を登録するときにメッセージを入力するので、そういう実際の体験談を書きました。
※2019年11月上旬時点での実際のメッセージ入力画面。相手の政治家に名前などが伝わる事を意識してもらう事で、理性的・建設的な内容が入力されるようにしています。
issuesではじめて地元の政治家さんからメッセージが届いた時、どう思いましたか?
びっくりしました。これまで政治家の人と言葉を交わした経験がほぼなかったんです。街角の演説のような、一方通行の形でしか話を聞いた事がなくて。
そんな中、ある地元の議員さんから「小学校の欠席連絡のオンライン化について、議会で提案しようと思うからもう少し詳しく話を聞きたい」というようなメッセージが来たんです。
それまで相手の方の事はお名前くらいしか知らなかったんですが「私の要望を受け止めてお返事してくれた!しかもこのテーマに前向きに取り組もうとしてくれている!」と嬉しくなり、一気に好印象をもちました。
実現に向けて役立ててもらえるように、学校側からどのような説明があったかなど、更に詳しい情報を書いて返信しました。
※このような形で政治家と地元住民が1対1の非公開メッセージをやりとりします
メッセージをくれた議員さんへの印象を教えてください
とても良い印象を持ちましたね。
私は元々、特定の政党や議員さんを支持しているわけじゃないんです。選挙には必ず行くようにしていますが、議会に少ない「若者」や「女性」を軸に、毎回違う人に投票しています。
でもissuesなら、実際に声を聞いて対応してくれたのがわかるじゃないですか。やはり対応してくださる議員さんは応援したくなるんですよね。必ずしもすぐに実現しなくても良いので、対応状況がわかるというのがポイントです。
少なくとも今回きちんと対応してくれた人については、次の選挙の時には絶対に投票先の選択肢に入ると思います。
最後にissuesに期待することを教えてください
最初の欠席連絡の話以外でも、例えば歩きタバコの対策や、学童のお弁当問題など、行政になんとかしてほしい困り事って結構たくさんあるんですよね。
でもそういうのをなんとかしてくださいって議員さんに対面でお願いしに行ったり、行政への働きかけをしたりするのって、すごく大変そうだし、ハードルが高い。子育てと仕事でいっぱいいっぱいなので、そんな余裕はないというのが正直な所です。
でもissuesなら、私たちが感じているいち生活者としての悩みを簡単に届けられるし、それを議員さんと一緒に解決していける。これはすごく良い仕組みだと思うので、ぜひ他の人たちにも使ってほしいと思っています。
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issuesは今回の三田さんのように、政治家と話したことなんてない、でもいち生活者として良い政策をやってほしい、という方のためのサービスです。興味を持って頂いた方は是非、下のリンクからサービスを使ってみてください。
今回の記事で登場した小学校の欠席連絡のオンライン化についてのトピックはこちらのリンクからどうぞ。
政治家の方へ
私たちissuesは、あらゆる政治勢力と適切な距離感を保ち、イデオロギーではなく「イシュー」を軸にした政治参加を増やす事で、様々な社会課題を解決していきます。
まだまだ改善余地がたくさんあるサービスですが、一緒にこの政策立案インフラを作っていくことに興味を持って頂ける方は、下記のページをご覧ください。