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美味しいものと写真の撮り方

こんにちは、Sial designです。 
友達の友達に叙情的で(私が思うに)素敵な写真を撮る方がいらっしゃるのですが、機会があり美味しいものを食べながら教えていただいたので忘れない様に備忘録として残しておこうと思います。  

高円寺巡りの夕方。
高円寺巡り(前編)はこちら↓

すでに一杯やっておられた写真の師匠(ここではこう呼ばせてもらいます。)に合流。

『焼きとん 四文屋』

焼きとんの種類は豊富。

どれも美味しそうだがとりあえずつくねとモモを頼んで食べる前に写真撮影。

何も考えずに撮るとこんな感じ

うーん。普通。いらないものもたくさん写ってる。焼き鳥は、美味しい!ほろりと身が解けるほど柔らかい鶏モモと炭火の香ばしさが鼻に残る。

次は豚レバーを頼む。まずは写真。
こっちから撮影した方が絶対いい写真が撮れると言われ席を移動。
アドバイスをもとに自然光のもと、カメラポジション(位置)を低く、アングル(傾き)を水平に保ちバックを少しぼかして人が通る瞬間にパチっ。

あっなかなかいい出来ではないでしょうか?

豚レバーはもしかして中は生?と思うほど柔らかくジューシーだった。豚も全然美味しい。

レバーの良い写真が撮れたことに満足して勧められるままに手羽ネギと、豚のアゴ、シロ、美味しかった鳥モモをおかわり。


背景に人が通ってる方が雰囲気が出るそう。
あー、人通ってなかった!
だけど結構いい写真とご満悦になってたのも束の間。
どうしても焼き鳥をメインに取りがちなんだよねと師匠。
串を中心に身はちょっと見えてるぐらいでもいいよとアドバイスいただき、びっくりする。
串をメインに撮るなんて考えもしなかった!
言われるままに写真を撮る。


偶然の産物でめちゃくちゃいい写真が撮れた!
まぐれで撮れたのだけどイメージしたことをちゃんと撮れるのがすごいと言われて嬉しくなる。

アゴもシロもとても美味しく、焼きとん、もしかして全種類いけるかもと思ったけど次のお店に向けてきりあげた。

『コクテイル書房』


コクテイル書房の詳細はこちらを参照ください。

さて、飲み物がやってきてまた普通に撮ってると飲み物メイン、背景ぼかすか背景メイン、飲み物ぼかすかと言われ、背景メインのことあるんだと二回目の目から鱗が。
言われるままにとる。私の技術が追いつかずどちらも普通かな?

背景をぼかした感じ。


手前をぼかす

入り口に向かって撮るのがいいとアドバイスいただき、ローポジション、ほぼ水平のアングルでパチっ。 

なかなかいい写真が撮れたー!

目の前にある本棚の本から気になった本を取り出す。「なぜ、九州の鉄道だけがあんなにもかっこいいんだろう」というキャッチコピーが目に入り読みたくなる。
本を立てて撮ってもいいねと師匠から。
本を少し開き、たてる。
今まで通りローポジション水平アングルにしてたら携帯を手前に倒しても良さそうとアドバイスいただき手前に倒してややハイアングルで撮る。
自転車が通り過ぎるのがベストなのだがなかなかいい感じに取れない。あっきた。遅かったー。などなど自分の反射神経の鈍さが恨めしい。
どうにか撮れた一枚。


なかなかよいのではないでしょうか?
他にも隣にあった椅子の上にも置いてみるのもありとか2つのコロッケの奥をメインに手前をぼかすとか、コロッケを割った写真を撮るとか色々伝授いただいた。


そのせいで師匠は写真を撮る時間がなく申し訳なかった(>_<)

出来上がった写真たちはどうみても、いつも目にする師匠が撮った写真のようで。(それよりははるかに落ちるが)
そらそうだ、今まで培ってきた師匠の写真がもうブランディングされて世間にも私にも浸透してるのだと感じた。
それならば教えていただいたことをもとに私らしさの何らかのエッセンスを加えていく必要があるなあと思う。

今まではただ美味しそう。綺麗だと撮っていた。それでも偶然の産物でいい写真が撮れる時はあったけれど、今回のことはとても勉強になった。

一つの対象物に対してポジションを変えアングルを変え、遠くから近くからさまざまにたくさんの数を撮ることで奇跡の一枚ができることもある。写真を撮る人は今まで見てきたけれどめちゃくちゃ撮ってたなあ。

写真は奥が深い。 
美味しかったし、勉強になったし、楽しかった〜。
師匠、ありがとうございました!

noteは素敵な写真を撮ってらっしゃる方がいるので、こだわってるところとかきっとあるんだろうな。
写真はまだ初心者という私みたいな方はよかったら参考にされてくださいね。

ではまた。