【ライティング】自己紹介って、奥深い
シンプル、だからこそ奥深い。
昨日はライター・田中泰延さんの文章講座後編を受講していました。
↓講座前編を受けたときのnote↓
前期講座が終わってから出された課題について、田中さんがひとつひとつすべて(38名分!)を実際に取り上げながら講評くださいました。
自己紹介を書いてみる
事前提出課題というのは「200文字以内の自己紹介」。それぞれ個性的な自己紹介が集まりました。
「尖ってて個性的!」と思うものもあれば「すごくまとまっていてわかりやすい」と感じるものも。38名分それぞれの自己紹介は、ひとつとして同じものはありません。
そんな中、わたしが提出したのはこんな自己紹介文でした。
文章の基本の「キ」
文章は、改行する。そして、行空けをする。
文章を削ぎ落としてシンプルにする(編集する)。
専門的な用語には、説明を入れる。
どれも基本的なことなんだけれど、夢中になって書いているとつい忘れてしまいがちなことばかりでした。
特に刺さったのは「文章を削ぎ落とす」こと。自分の自己紹介文を見ると、なるほど、全部盛り。
あれもこれも説明したくなってしまうから、ついいろいろなことを書いてしまっていました。
バックグラウンドと今やっていることを結びつける
田中さんに指摘いただいたのは、こんなことでした。
占いとカレーを結びつけたら、印象的な文章ができそうです。
実際に他の方の例を見てみると、「面白い!」と思える文章は今までやってきた仕事や好きなことなど、、その人のバックグラウンドが現在にリンクしている方が多くいらっしゃいました。
同じ「占い」「占術(占う方法)」であっても、その人らしさと掛け合わせれば唯一無二のものになる。なるほど、とうなりました。
相手が質問できる「ツッコミどころ」を作る
これを狙いすぎて、今回失敗してしまった感じもあります。
「これってどういうことですか?」「これって何ですか?」といった、相手に質問できるポイントを作っておくと、相手が「その人のことをもっと知りたい」と思うきっかけになります。
自己紹介って、自分を紹介するのではない
これが、本講座一番のびっくりポイントです。なので、もう一度。
自己紹介って、自分を紹介するのではない。
自己紹介は「自分が相手にどう役立つか」を伝えるもの。
どおりで、さまざまな書類選考に落ちていたんだ……と、妙に腑に落ちた気がしました。
あいさつも大事。だけど、自己紹介文の一番重要となることは、わたしがあなたにとってこんな部分で役に立つ、ということ。
そうでなければ「わたし」を選んでもらえない。
「わたし」というフックが必要
そう考えると「わたし」が相手の印象に残るようにするには
「わたし」らしさ:カレー好き
どう役に立てるか:タロットや占星術、四柱推命
ということを盛り込む必要がある、ということです。
とはいえ、あまりに長くダラダラ書くと、先に書いた自己紹介文のようにしつこくなる。
また改めて書こうと思いますが、今思いつく限りではこうでしょうか。
まだまだ改良の余地はありそうです。
相手に「刺さる」「印象に残る」自己紹介文、考えてみようと思います。
今日も読んでいただき、ありがとうございます。
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