【SHE課題】環境に優しいだけじゃない、韓国石けん「Donggubat(ドングバット)」
こちらは、オンラインスクール「SHElikes」
ライティング入門講座 DAY3課題で提出した内容に加筆・修正を加えたものです。ずっとお蔵入りしてた!ので、ちゃんとまとめました……!!
ステップ①:企画の目的を考えよう
記事の目的:
日本より、さらに一歩進んだサステナブルな取り組みを知ってもらう。
なぜそのテーマを取り上げるのか:
日本であまり知られていない、サステナブルな背景を持つ製品を紹介することで「サステナブル」というテーマに対して、より関心を惹きたい。
ステップ②:テーマを決めよう
1.媒体の特性を捉えよう
方針(ビジョン・ミッション):
Enjoy Lifestyle Ethical & Minimal
エシカル&ミニマルな暮らしと消費
”私たちは同じ「地球」に生きている 世界を見つめ、自分でできることから始めよう”
読者層(年齢・職業など):
30代〜50代くらいの女性が中心
他、「サステナブル」に取り組む企業
注目されているトピック:
廃材利用、廃棄量削減、リユース(再利用)、SDGs、ヴィーガン
オーガニック、プラスチックフリー
トーン&マナー:
できるだけシンプルでわかりやすい文章、一文を簡潔に
1記事あたりの文字数は約1,500字程度、「です・ます」調ではなく「だ・である」調
2.具体的な読者のペルソナを設定しよう
属性
・年齢:33歳
・性別:女性
・家族構成:自分・夫・子ども2人(8歳・5歳)
・居住地、出身地:東京都居住・神奈川県出身
・収入:年収400万円
・学歴・経歴:大学卒・企業の広報担当
価値観
・趣味・嗜好、娯楽の傾向:
家族でキャンプ・料理・ホームパーティー・あまり派手なメイクはしないが、肌に優しいケアが気になっている
・人生観:
毎日のささやかな幸せを大切にする・家族と過ごす時間がいとおしい
・悩んでいる/不安に思っていること:
サステナブルっていう言葉を最近よく聞くけど、自分にできることは何だろう?
自然に優しいものが気になっているけど、そういったものに対して、敷居が高いと感じている
・ファッションの傾向:
ファッション雑誌『リンネル』のような、ナチュラルなカラーやスタイル・気取らない服装
・使っているSNS:
Instagram・Twitter
3.世間・社会の流れを言語化しよう
社会の流れ
・今業界で注目されていることは?
動物由来の成分を使用しない、かつ、動物実験を行わないヴィーガンコスメ
農薬や化学肥料を使用しない原料で作られたオーガニックコスメ
プラスチックフリー(プラスチックを使用しない)包装
固形石けんが改めて見直されている
(例:シャンプーバー・固形の髪用石けん)
他のメディアがどんなテーマを扱っているか
オーガニックコスメが購入できるWebサイトの紹介(an・an Beauty+)
サステナブルビューティーをコンセプトとしたヘアサロンの紹介(ETHICA)
プラスチック包装から紙包装に変えたコスメグッズの紹介(TENABLE)
どんなスタイルで記事を書いているのか
1記事あたり約1,500字程度で、短すぎず、長すぎない文章の長さ
個々の製品についての紹介だけでなく、用語の説明や製品のカテゴリーの説明についても、独立した記事として掲載されている
(例:ヴィーガンコスメとオーガニックコスメの違い、蜜蝋ラップの使い方)
センシティブに取り扱われていること
日本の民間企業のサステナブル(SDGs)に対する取り組みは紹介されているが、日本の政府・公的機関の同様の取り組みは紹介されていない
→むしろ、これらにまつわる問題提起に重きを置かれているのではないか?
それ以外には、データを明記する
→嘘・偽りの情報や、情報源がないあやふやな情報は、より炎上しやすい
何に肯定的で何に否定的なのか
肯定的
→今自分にできることから、サステナブルな取り組みに関わってみること
否定的
→サステナブルな取り組みや生き方を押しつけること
自分たちのメディア・雑誌のポジション
地球に優しい暮らし方に興味がある人を対象に、地球に優しい暮らし方をするには、どのような取り組みが個人レベル・社会レベルでできるかを紹介するメディア
自分たちの発信に対しての評価
エシカル・サステナブルな消費に関わる製品のマーケティング・プロモーションの実施
エシカル・サステナブルな消費に関わる製品を記事で紹介するだけでなく、自社ECサイトで販売することが可能
エシカル・サステナブルという領域に関わる知識についての教育(講義やワークショップの開催)
Webメディアだけにとどまらず、各種SNSやメールマガジンの発行など、個人に合わせた方法で情報にアプローチすることが可能(情報の送り手・受け手ともに)
4. テーマを決めよう
テーマ:
韓国コスメから探る、日本より一歩進んだサステナブル
なぜそのテーマを取り上げるのか:
今回取り上げる韓国の石けんメーカー「Donggubat(ドングバット)」を知ったきっかけは、自分が現在住んでいるシェアハウスが行なった、居住者アンケート回答者へ贈られたプレゼントの石けんであった。特別韓国コスメに興味があった訳ではないが、もらった石けんがどんなものであるか、インターネットで調べていくうちに、単純に肌に優しいだけではない製品に興味を持ち、今回の「サステナブルっていいな」というテーマにフィットするのではないか、と思い、紹介したいと感じた。
Donggubatは、他のヴィーガンあるいはオーガニックコスメの製品にあるような
・動物由来の成分不使用
・プラスチックフリーの包装
などといった特徴だけでなく、発達障がいを持っている人が長く働くことができる環境づくりをしているというところが、他のコスメメーカーとは違った特徴を持っていると感じた。
製品そのものにこだわるのはもちろんのこと、雇用者がより長い期間で働けることというのは、SDGsで掲げられている17の目標のうち「8 働きがいも経済成長も」に当てはまり、地球に優しいだけでなく、人にも優しい「サステナブル」な製品、そして、製造メーカーであるといえるのではないだろうか。
持続可能・SDGs・サステナブルなコスメというと、どうしても肌に優しい成分やプラスチックフリーの包装などが思い浮かぶが、さらに一歩踏み込んで、製品そのものだけでなく、「地球に・人に」優しい製造メーカーがあることを知ってもらいたい。
自分が調べる限りでは、日本に同様の取り組みをしているメーカーを見つけることができなかった。隣の国・韓国では、サステナブルという概念に対して、一歩進んだ取り組みをしており、日本にもそのようなメーカーが現れることを期待して、このような企業を紹介したい。
ステップ③:記事のスタイルを決めよう
イメージするスタイルのURL:
https://yogajournal.jp/12274
なぜそのスタイルを使用するのか
成分についての簡潔な説明がわかりやすい
各ブランドのInstagram投稿が紹介されており、記事を読んで気になったら、そこからさらに詳しい情報へアクセスできる
ステップ④:構成を決めよう
タイトル:
環境に優しいだけじゃない、韓国石けん「Donggubat(ドングバット)」
日本ではあまり知られていないかもしれないが、韓国の固形石けん「Donggubat(ドングバット)」。
小見出し①:ブランド概要の説明
企業公式WebサイトおよびIInstagramアカウント掲載
https://www.donggubat.co.kr/
https://www.instagram.com/donggubat_global/
メーカー・ブランドの概要
自然由来100%の成分を使用して作られている固形石けん
2015年の設立で、ヴィーガン製品である固形石けんの販売およびプラスチックフリーの包装に取り組んでいる
小見出し②:商品の説明
商品種類
シャンプーバー(髪用固形石けん)
ガックムソープ(顔用・体用固形石けん)
食器用固形洗剤
商品の特徴や成分
シャンプーバー
乾燥した頭皮・脂っぽい頭皮など使い分け可能・ココナッツオイルやアルガンオイルなど、成分の紹介
ガックムソープ
ケールやレタスといった、野菜の成分を使ったユニークな石けん
食器用固形洗剤
海塩・精製されていない砂糖・重曹など、万が一口にしてしまっても問題ない成分を使っている
小見出し③:Donggubatの「持続可能な」取り組み
プラスチックフリーの包装
1製品あたり16.2gのプラスチック使用量を削減している(具体的数値目標がある)
発達障がいを持つ人でも、長く働けるようにする企業姿勢
2022年には、雇用者の半数が発達障がいを持つ人となることを目指している
企業ミッションとして「障がい者とともに」を掲げている
ハングル全然わからなくて、Google翻訳と戦いながらこの企画を練っていました。推しグループメンバーが以前出ていた、NHK教育テレビの「ハングル講座」観てたはずなんだけどな……??
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