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S26 ハレ晴れグララッキー 最高レート1897

はじめに

はじめましての方ははじめまして。sia(シア)という者です。シリーズ11のルールもこれで最後なので構築記事をしっかりと残したいと思います。

今回はS26で使用していた構築を紹介します。レートは高くないですが、おもしろい構築が組めたと思っています。

構築経緯

普段からお世話になっているねこまんさんから色違いのグラードンを頂いたのでグラードン軸を使うことを決めていました。

グラードンは受け構築にとても強いだけでなく、対面性能がとても高いポケモンなので、基本的にどの構築にも選出できることが強みだと考えました。そのため他のポケモンはグラードンが対面から勝つことが難しいポケモンまたはグラードンが削れてしまった場合に勝てないポケモンに強いポケモンを中心に組みました。

まず相棒のラッキーはグラードンの受け破壊性能をさらに上げることが出来るステロ+電磁波型で採用しました。

次にグラードンが苦手なエースバーン、ランドロス(霊獣)、ウーラオス(連撃)等に強い冷凍ビーム持ちカイリューを採用しました。

グラードンは削られるとザシアンに勝つことが難しいためグラードンの晴れとも相性が良いHBウインディを4匹目に採用しました。

このままだと稀に当たるバドレックス(黒馬)に対抗する手段が少なかったのでトリックルームでS操作もできるミミッキュを採用しました。

最後にカプ・レヒレや(ロックブラスト等採用の)ネクロズマ(日食)、に少しでも戦えるナットレイを採用しました。

コンセプト

1.電磁波やトリックルームのS操作でグラードンを通す。
2.グラードンの初手DMからラッキーやナットレイで受けて詰める。

個体解説

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グラードン

・性格:意地っ張り

・特性:ひでり

・持ち物:ラムの実

・努力値 A252 D4 S252

・技構成 剣の舞/炎のパンチ/ストーンエッジ/断崖の剣

本構築の禁止伝説ポケモン且つ選出率1位のMVPです。

元々はスカーフグラードン+重力ラッキーを採用する予定でしたが、「スカーフグラードンの場合カバルドンやポリゴン2に後投げから受けられてしまう」、拘ってしまうことで「技範囲の広さを活かすことが難しくなる」等の理由からグラードンの攻撃を受けるポケモンを破壊できる剣の舞を採用しました。ラムの実を持たせているためカバルドン対面も剣の舞を積めます。またソーラービームを考慮されてラグラージやヌオーが守るで様子見することもありました。
※ヌオーはそもそも選出されないことも多かったです。
炎のパンチはヒートスタンプと選択ですが、ザシアンやテッカグヤ等の重いポケモンには炎のパンチの方が与えられるダメージが大きいことと相手のDMを気にしないで撃てるため炎のパンチを採用しました。

準速グラードンはあまり考慮されることもなかったので不意に上から高火力を出せる点もよかったです。

ザシアン軸、ネクロズマ(日食)、ムゲンダイナ等はもちろん、受けよりのイベルタル軸、壁ゼルネアス軸、カイオーガ軸にも選出していました。
カイオーガ軸はカイオーガの処理が出来ればグラードンが通ることが多かったです。

断崖の剣やストーンエッジを外したこともほとんどなかったのでとても頼れるポケモンでした。

このグラードンはねこまんさんから頂いた個体です。

ダメージ計算
・A+2DM断崖の剣 HBカバルドン86.9~103.2% 乱数1発(18.75%)
・A±0DM断崖の剣 HBヌオー58.4~68.8%
・A+1晴れDM炎のパンチ H252ランドロスR113.2~133.6%
・A±0DM断崖の剣 ウオノラゴン87.8~104.2% 乱数1発(31.25%)

晴れ頑丈顎A特化ウオノラゴン先制エラ噛み 78.8~93.7% (グラードンがDMするとこの半分程になります。)
※鉢巻きウオノラゴンの場合は先制されないのでこちらも耐えます。

対面ならウオノラゴンにも勝てます。

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ラッキー

・性格:図太い

・特性:自然回復

・持ち物:進化の輝石

・努力値 H76 B252 D140(A個体値0)

H16n-1 B特化 D余り

・技構成 ステルスロック/電磁波/タマゴ産み/地球投げ

相棒のポケモンです。今回はグラードンの足りないSを電磁波、襷や受けループ、乱数1発のポケモンをグラードンで倒しやすくするためのステルスロックを採用しました。選出率は2位です。
グラードンのサポートが主な仕事ですが、受け駒としても使えるため多くの試合で活躍してくれました。

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カイリュー

・性格:図太い

・特性:マルチスケイル

・持ち物:厚底ブーツ

・努力値 H244 B252 S12

・技構成 羽休め/エアスラッシュ/火炎放射/冷凍ビーム

グラードンが苦手なポケモン対策です。カイリューとランドロスの対面はランドロスが有利と思われているのかあまり交代されることはありませんでした。
エアスラッシュを何回撃っても怯むことはありませんでしたが、エアスラッシュを外すこともなかったのでこのポケモンも信用していました。

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ウインディ

・性格:図太い

・特性:威嚇

・持ち物:ゴツゴツメット

・努力値 H252 B252 S4

・技構成 鬼火/吠える/朝の日差し/火炎放射

ザシアン対策と考えて採用していましたが、相手のカバルドンやラグラージのステルスロックや(ザシアンが火炎放射で確定2発のため)剣の舞等の択になってあまり安定しませんでした。
グラードンの晴れと相性がいいので採用するならウインディだと思っていますが、使いこなすにはもっと対戦回数が必要だったと思います。

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ミミッキュ

・性格:意地っ張り

・特性:化けの皮

・持ち物:命の玉

・努力値 H252 A228 B28

HB A252ウーラオスの暗黒強打を化けの皮込み耐え A特化

・技構成 トリックルーム/剣の舞/影打ち/じゃれつく

トリックルームでグラードンのサポート、グラードンの初手DM→相手のDMで切り返す動きを止めるポケモンです。
命の玉を持たせているためバドレックス(黒馬)を確定1発で倒せます。
剣の舞を採用することでこのポケモン自身もアタッカーの役割を持てることもよかったと思います。

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ナットレイ

・性格:呑気

・特性:鉄の刺

・持ち物:食べ残し

・努力値 H252 B252 D4

・技構成 宿り木の種/電磁波/種マシンガン/ジャイロボール

最後に採用されたポケモンです。電磁波でグラードンのサポート、宿り木の種や鉄の刺の定数ダメージで相手をグラードンの技圏内まで削る、種マシンガンでカプ・レヒレや(元々はウインディで見ていましたがロックブラスとが怖かったため)ネクロズマ(日)の対策として活躍するはずでした。
電磁波と宿り木の種はあまり当たらず、種マシンガンもほとんど2回しか当たりませんでした。竜の舞ネクロズマ(日)に居座ってダイバーンで倒されることも3、4回程ありました。他のポケモンたちがよく技を当ててくれたのでよかったですが、このナットレイにはもう少し頑張ってもらいたかったです。

最後に

今期は体調を崩していた日が多くポケモンたちは頑張っていたのに対戦をあまり出来なかったことが悔やまれます。今回のルールもこれで終わってしまいますが、S27からの禁止伝説2体ルールもとても楽しみです。

グラードンを交換してくださったねこまんさんありがとうございました。

質問などがあれば、Twitterの@sia45995105までお願いします。


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