【ドリームオーダー】選手カードの査定を分析してみよう(投手編)
こんにちは!
ドリームオーダーで広島デッキを使っているsi(エスアイ)です!
全国大会も終わり、2月までドリオに大きな動きはなさそうですね。
最近私はまだ見ぬ新カードの登場に思いを馳せておりまして・・・
そうです。カードゲーマーキッズ御用達のオリカ錬成です。
ただ、無秩序に作っても虚しさが募るだけですので、私は割と現実的な範囲でカードの性能を考える事に楽しさを見出しています。
ドリームオーダーの選手カードは後発組のカードゲームらしく、割ときっちりとした基準を以てデザインされていそうだなと考えましたので、今回は選手カードの査定について、考察していきます!
長くなりそうなので、まずは投手からやっていきます!
はじめに
もうご存知かと思われますが、ドリームオーダーの選手カード査定については、すでにnoteで記事にされている方がいらっしゃいます。
なので、ここから私がつらつらと述べている部分の多くは重複してしまっているのですが・・・それでも!
カードプールが増えたことで確認できた査定もありますので、是非見ていただければと思います。
投手査定
投手の性能及びコストは、以下の4点を調整する事によって決められています。
基本DP
ドロー枚数
サポートDP
特殊能力
また、投手は先発、中継ぎ、抑えの3種類存在し、もしかしたらそれぞれ査定の基準が異なるかもしれません。
というわけで、まずは先発から見ていきましょう。
先発投手
先発投手はコスト0が存在せず、1~3の範囲で決められています。
各コスト帯で、特殊能力を持たない(以下バニラと表記)先発を比較します。
1コスト先発2者の違いは基本DPとドロー枚数で、単純に考えれば基本DP1=ドロー枚数2という事になります。
続いてコスト2先発と比較して分かる事は、基本DPを1上げるかドロー枚数を2増やすためには1コスト必要という事です。
では、コスト3先発はどうでしょうか。
先ほど、コスト1上げれば基本DP1上げる事ができると言いましたが、ドロー枚数が1枚減っており、今までの法則にしたがうなら不要な調整です。
これは何を意味するのかというと、基本DP5→6に必要なコストより基本DP6→7に必要なコストが多い事を示しています。
ドロー枚数を1枚減らしてコスト3に収めたという事は、基本DP6→7にするためには1.5コスト必要という事です。
まとめると、1コスト基本DP5、ドロー+7、サポートDP3を基準にしたときの、各ステータス調整に必要なコストは以下の通りです。
-0.5等のマイナス表記は、この調整によってコストが浮くことを表します。
サポートDPを1にすれば、1コスト分別の基本性能や特殊能力に割り振れるという事です。
例として、2弾ロッテ佐々木の査定を見てみましょう。
ベースが1コスト、基本DP5、ドロー+7、サポDP3とした場合
基本DP5→6(+1.0コスト)
基本DP6→7(+1.5コスト)
ドロー枚数-1(-0.5コスト)
これで+2コストとなり、3コスト内に収まります。
どうでしょうか。それっぽく見えませんか?
中継ぎ投手
中継ぎは0~2コストの範囲で設定されており、現状3コスト中継ぎは存在しません。
先発と同じく、各コスト帯のバニラ中継ぎを比較してみます。
コストの使い方は先発と変わらず、DP5→DP6で1コスト、ドロー枚数+1で0.5コスト必要で、サポートDP-1で0.5コスト浮きます。
2バニラと1バニラDP6と比較すると、ドロー枚数1サポートDP1増えていますので、先発と同様の査定ではあります。
ただ、2コスト中継ぎの中には基本ステータスが2バニラと同等であっても特殊能力が付いているケースがあります。
それが1弾広島中崎と1弾楽天伊藤、4弾オリックス古田島です。
中崎 基本DP6、中継ぎ+4、サポートDPミ3、選手サポート2枚出し時ダイス-1
伊藤 基本DP6、中継ぎ+4、サポートDPミ3、1コスト以下野手相手のダイス-1
古田島 基本DP6、中継ぎ+4、サポートDPミ3、覚醒ダイス-1
結論から述べると、中継ぎ・抑え投手の条件付きダイス-1効果が0コスト査定であることが理由なのですが、詳しくは後述します。
まとめると、0コストDP5、ドロー枚数2、サポDP3の中継ぎ投手を基準にした場合の査定は以下の通りです。
中継ぎ投手は現状基本DP7やサポートDP1以下は存在しないので、その調整に必要なコストや獲得できるコストは不明です。
多分、先発投手と変わらないとは思いますが。
抑え投手
抑えについては、投手の中で最もコストの幅が広く、0~3コストまで存在します。
例によって、それぞれバニラの性能を比較してみましょう。
基本DP6→7に上げるために、1コストだけでなくサポートDP-1を行っています。
先発と同様、基本DP6→7にするためには1.5コスト分必要という事でしょう。
ドロー枚数2=コスト1相当になる点も投手共通です。
基本DP7→8に上げるために必要なコストですが、基本DP7→8になるとドロー枚数1減っていますが、サポートDPは1増えています。
つまり、基本DP7→8に上げる場合には1コストで済むという事です。
この査定は抑え限定なのか、投手共通の査定なのかは先発や中継ぎの基本DP8が登場しないと不明ですが、私は前者だと思います。
0コストDP6、ドロー枚数2、サポDP3の抑え投手を基準にした場合の査定は以下の通りです。
特殊能力の査定
ここまでは投手の基本性能の査定を見てきましたが、ここからが投手査定の本題と言っていいでしょう。
ある特殊能力を獲得するためには、何コスト分必要なのか?という事です。
やり方は簡単で、実際のコストから基本性能だけで査定したコストを引けば、特殊能力を獲得するために必要なコストを計算できるはずです。
例として、1弾の巨人中川を挙げて特殊能力の査定を見てみましょう。
コスト2
基本DP5→6(+1.0)
ドロー枚数2→4(+1.0)
サポートDP3→2(-0.5)
常在ダイス-1 残0.5
基本性能のみの査定では1.5コストですので、常在ダイス-1効果は0.5コスト相当であると計算できます。
ただし、これは中継ぎの場合の査定であり、例えば4弾オリックス宮城を例に挙げてみます。
コスト2
基本DP5→6(+1.0)
サポートDP3→1(-1.0)
常在ダイス-1 残1.0
基本性能のみの査定では±0コストですので、先発における常在ダイス-1効果は+1コスト相当になるという事です。
同じ特殊能力でも、先発と中継ぎ・抑えでは必要コストが異なる場合がある事が分かりました。
このような感じで計算していきまして、代表的な特殊能力と必要コストを一覧にしてみました。
必要コスト算出の根拠となったカードも記載しています。
抑えは中継ぎと同様の特殊能力査定と考えられます。
先発の条件付きDP+1効果の中にはドローしたり、得点圏ダイス-1等がおまけで付いているケースもありますが、その場合でも必要コストは変わらないようです。
(De東やSB東浜が該当します)
なぜ中継ぎの条件付きダイス-1が0コスト査定なのかというと、中継ぎの常在ダイス-1効果が0.5コスト査定なのだから、条件付きになるなら必要コストは0になるだろうという推測です。
この推測を実際のカードに当てはめれば、1弾広島中崎や1弾楽天伊藤、4弾オリ古田島が、2コストバニラ中継ぎと基本性能が変わらない理由を説明できます。
また、中継ぎの条件付きDP+1は0.5コスト相当としていますが、発動条件の難易度によって1コスト相当になっているケースも見受けられます。
査定の根拠に挙げている4弾巨人バルドナードはイニングエリア2枚以上が条件ですが、イニングエリア1枚を条件とする2弾広島島内は1コスト査定です。
(岩貞)は・・・何ですかね?
こうしてみると、ダイスマイナスやDP上昇効果にかかるコストが、先発は重くなっている事が分かります。
このあたりが、ドリームオーダーで中継ぎ中心の構築が多い理由なのではないかと思います。
ドロー枚数の差もそうですが、そもそも特殊能力のコストパフォーマンスで中継ぎの方が優れている場合が多いわけです。
コスパに優れる投手カードは?
投手は野手と比べて基本性能を調整する項目が少なく、野手より査定が画一的になりやすいです。
それでも中には実際のコストよりも優れた性能を持つ投手がわずかながら存在します。
というわけで、そういった投手カードを紹介していきます。
1弾楽天伊藤
中継ぎ投手の条件付きダイス-1効果は0コスト査定ですが、発動条件が比較的緩いこのカードはコストパフォーマンスに優れていると言えます。
相手のオーダー依存なところはあるものの、打線のうち半数程度はダイス-1効果の適用が見込める事を考えると、2.2コストくらいの性能はありそうです。
1弾阪神岩貞
基本DP5→6(+1.0)
ドロー2→4(+1.0)
サポDP3→2(-0.5)
覚醒:DP+2 残0.5
正直、「まあそうだよな」と思っているドリオプレイヤーが大半でしょう。
覚醒DP+1が0.5コスト査定であるにもかかわらず、岩貞は覚醒DP+2を0.5コストで獲得しています。
能力的には2.5コスト級の性能を有するというわけです。
1弾で登場してから現在に至るまで、継投型阪神の中心投手である理由がよく分かりますね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
投手査定についてザックリまとめると
基本DP7にするためには重いコスト支払いが必要
先発より中継ぎの方が、特殊能力獲得に必要なコストがお得になりやすい
査定を逸脱しているケースはごくわずか
岩貞は強い
こんな感じでしょうか。
次回は野手ですが、投手より査定の幅は広く、コスパの良し悪しがはっきりしています。
近日中に更新しますので、お楽しみに。
それでは!