元ホテルウーマンの妻と出会ってから変わった夫の旅行スタイル
筆者スーはホテルウーマン歴6年ほど。
某大手ホテル企業から、簡易宿泊所やゲストハウスまで国内外さまざまなホテルに宿泊&勤めてきました。
なので私が思う「旅行」とは”まったりホテルステイ”がメインです。
一方で我が家の中国人夫、独身時代の旅行スタイルは、とにかく観光地詰め込み型(笑)あくせく旅行でした。
ホテルは寝に帰る場所!と言っても過言ではなかったので、付き合って当初は2人の旅行スタイルがあまりにも違い過ぎて戸惑いました。
新婚旅行が夫の概念を覆す
新婚旅行で山梨にある、星のや富士へ行ってきました。
ホテルの周りには基本的に何もないので、ホテルステイが主な目的となります。
「何もしないをする」という過ごし方に対し、夫は最初戸惑っていましたが、これが思ったよりも良かったようで。
この新婚旅行をきっかけに、私たちの中で”旅行=何もしないをする”がテーマになりました。
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ホテルの魅力は底知れず
そして今回、お盆ぶりに小旅行で京都に来ています。
今回のお宿はルーフトップバーで有名なノーガホテル清水京都!15時にはチェックインをし→部屋で昼寝。
夕暮れ時からルーフトップバーでくつろいでは、ホテル内でディナー→夜にまたバーで贅沢な時間を満喫しました。
独身時代の夫では考えられないほど、旅行において贅沢な時間の使い方です。
ホテル業界で勤めていた身としては、ホテル=寝に帰る場所ではなく、旅の醍醐味として慎重に選択するのです。
日本人は観光に労力をかけすぎている印象があります。
欧米の方ではロングバケーションが盛んで、1~2週間休みを取っては住みように暮らす旅行スタイルが人気。
滞在中、自炊もするし、ネイルもする。
観光と暮らしが半分ずつぐらいのバランスを「旅」と呼んでいるので、私たち日本人のようにカツカツなスケジュールを組みません。
これからも暮らすような旅がしたい
怒涛のように生き急ぐ旅行は疲れます。
私の性格にも合っていないし、途中で家に帰りたくなってしまうので(笑)
心にも時間にも余白を持った旅行然り旅をしていきたいです。
滞在を楽しむことはもちろん、そのホテルがこだわる美味しい料理を食べる時が一番QOLが上がります。
諸事情により食に興味がなく、無頓着だった夫も最近は「食を楽しむ」という感覚が少しわかってきた!と言っていました。
本来ホテルが提供したい”おもてなし”や”本質”をしっかりと利用者として堪能していきたい所存です。