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ぬいぐるみ スエードで作るテディベア

2024年6月制作。


くまを縫いたくなった。


テディベアは以前作ったことがある気がする、というくらいの記憶。作り方はなんとなく知っている。

手持ちのはぎれの中から、刺繍用に買って忘れていたスエードを発見した。

型紙はネットで探してDLした。


制作過程を、いつもと違うカメラで記録してみた。
レトロ風味だけど2024年の話です。



ボールチェーンでぶら下げられるくらいの大きさにしたい。

DLした型紙を適当に縮小して印刷し、厚紙に貼って切った。厚紙に貼っておくと繰り返し使えるのだ。何匹作る気なのだろうか。

腕パーツは表裏別々に裁断する仕様だったのを、作り直した。縫う距離を少しでも減らしたく、足パーツと同様に2枚つながった形にした(縫う作業がイヤなのではなく、美観を損ねるヘタな縫い目はできるだけ少ないほうが、という理由)。



数年前、刺繍の土台用にと買った100均のフェイクスエード。約30×30cm。真っ黒ではなく、ダークネイビー。裏面はツヤのある黒。
刺繍には使わずじまいだったけれど。
ぬいぐるみには使えそう。

糸は黒でいいか。
ネイビーに合いそうなリボンも発掘しておいた。白サテンか、寒色系ストライプか。あとで選ぶ。
目のパーツはまだない。頭部の仕上がりサイズがわかってから、ぬいぐるみの目玉用黒ボタン4mmを入手した。



0.4mm白ボールペン
ペン先がひっかかって描きにくかった

生地の裏に白ペンで図案を写した。
縫い代5mmの気持ちで裁断した。



あたま
あし

頭・胴・腕・足のパーツを、返し口を残して中表で縫う。
表に返すと結構ちいさくなった。

頭のマチと足の裏が難しかった。仕上がりに納得がいかなくて、生地を裁断するところからやり直した。



うで・あし

各パーツに綿を詰める。ぎゅうぎゅうに詰めて、返し口を閉じる。
頭と胴体には鉛筆、腕と足にはピンセットで押し込んだ。ピンセットは尻(?)が意外と便利だった。



みみ

耳は小さめにしたい。裁断済みだった耳パーツを一回り小さく切り直した。
中表に縫い、表に返してみたら、思ったよりちいさかった……けどこれでいく。



頭部に耳と目を付け、頭と胴を接続したところ。

腕と足を付けるためのボタンを選んでいる。
4つ穴の黒ボタンか、生地の色に近いネイビーのボタンか。
大きめの白ボタンにしてあえて目立たせるか………?




腕と足が付いて、本体完成。
本体が地味な色なので、ボタンとリボンを白にして目立たせることにした。

リボン装着の前にひと手間。
リボンの端を3cmほど切って、ボールチェーンを通すための輪っかを作った。
こういう、作り方に載っていないひと工夫を考えるのが楽しい。




リボンは2本まとめて結んだ。もうちょっと短く切ってもよかったな。



横から見ると、白いリボンとボタンがさわやか。
そういえばこのボタンも100均だった気がする。いつ何の目的で買ったか全く覚えがないけど。ぺたっと薄く平たい形状がくまには使いやすかった。



背中。ボールチェーンも装備した。



立った姿勢で12cmくらい。理想のサイズ。
フェイクスエードのしっとりとした手触りが心地よい。

とりあえず完成はした。
かわいくできたけど、気になるところも。

各パーツの返し口の閉じ方がちょっと雑だ。縫い目がギザギザになってしまった。腕と足の返し口は前側だから特に目立つ。写真で見てもわかるくらい、輪郭が波打っている。

改良の余地がありそう……。


※つづきはこちら。


※追記。型紙はこちらでお借りしました。


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