ソーイング 緑のポーチ
2024年12月製作。
「袋縫い」のやり方を覚えたので、今度は自分で考えてやってみたい。
※前回ポケットティッシュケースを作りました。
ソーイング初級者だしミシンも持っていない。ので、簡単な、単純な袋にする。裏地なし、マチなし、ファスナーや紐もなし、ただ四角形の袋の形にするだけ。
こまごましたモノがバッグの内ポケットの中でばらけないようにまとめる袋を作りたい。
よく使うバッグの内ポケットと収納したい物を目安に、仕上がりサイズ縦18cm×横16cmに決めた。
ポケットティッシュケースと同じ星柄の生地を使う。模様に上下がないので、2枚分を縦につなげて裁断し、二つ折りにして両脇を縫い合わせる。取り出し口は三つ折り、左右を袋縫いにする。
計算。
三つ折りの縫い代 2cm×2辺＝4cm
袋縫いの縫い代 1.5cm×2辺＝3cm
仕上がりサイズに縫い代を足すと、必要な布の大きさは
縦 18cm×2＋縫い代4cm=40cm
横 16cm＋縫い代3cm＝19cm
縦40cm×横19cmで裁断した。
前回使い損ねた緑色の糸を発掘しておいた。少し色味が違うが許容範囲。
口になる2辺の端を三つ折りにして、なみ縫い。
ここはまつり縫いのほうが縫い目が目立たないのでは、と思いながらもなみ縫いのほうが速いのでさくっと縫った。
外表に二つ折りにして、左右の辺をなみ縫い（左）。端から0.5cm。
縫い終わったら、カドを落としておく（右）。
中表にひっくり返して、もう一度左右の2辺をなみ縫い（左）。今度は端から1cm。
表に返してアイロンで整えて終わり（右）。
完成。
持ち物を収納してみた。二つ折りにしてバッグの内ポケットへ。ファスナーやスナップボタンがなくても、折っておけば中身がばらばらにならない。
中身はカードサイズの鏡と眼鏡拭き。ほかに絆創膏とか薬とか、薄いものや細かいものの収納に良さそう。
広げると予定どおりの大きさ18×16cmになっている。
シンプルに布と糸だけで作ったので、軽くてかさばらないし、気兼ねなく洗濯できる。
袋縫い部分の断面。縫い代が縫い代に包まれている。
ポケッティケースと重ねてみた。前回のグレーの糸よりも今回の緑の糸のほうが、縫い目がなじんでいる。
資材のストックは、必要なときに使えるようにしておかないと意味がない。
この糸は、何色かまとめて入っていた100均の糸セットのうちのひとつ。工作やラッピングなどに使う予定で買った。もともと裁縫に使うつもりではなかったために、存在を思い出すのが遅れた。
使用頻度の高くない糸は裁縫箱とは別に収納していることもあって、持っている色を忘れがち。必要なときに使えるように、収納を考え直したほうが良いかも。