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ペンギンは宇宙へ還る

2024年11月製作。


ペンギンを象ったチャームに出会った。

小振りながらも立体的な作りで、片足を前に出して歩く姿が表現されている。つんと尖ったくちばし、つるりとしたおなか。かわいい。チェーンに付けてチャームブレスレットにしたい。


※以前つくったチャームブレスレットの話はこちら。


チャームブレスレットは金属製のチャームをいくつかチェーンにつなげるだけで作れる。
好きなものを無関係に色々集めても良し、なにかテーマを決めるのも楽しい。
ペンギンだけたくさん並べたい気持ちをぐっとこらえて、ペンギンと組み合わせたいチャームを探した。



何がいいかな。雪の結晶とか? 海の仲間? 鳥類でまとめる?
色は銀色で統一したい。

ペンギンの事ばかり考えていたら、ロケットのチャームがペンギンの形に見えた。これだ。ペンギン×宇宙。
星と、魚の骨も追加してみる。

ペンギンとロケットのつるっとした質感に対して、あえて刻みの入ったチェーンを選んだ。
あとは金具でつなぐだけ。




宇宙の彼方にペンギンの星がある。
彼らはロケットに乗って地球にやってきた。
さかなを追い、たまごを孵して、
また故郷の星に還っていく。
ペンギンが北半球に生息しないのは、
かの星は南半球でしか見えないからではないかと言われている。




………というのは冗談ですが。

左から右へ、ペンギンの行進とともに物語が展開するような配置にしてみた。作業は金具でただつなぐだけ、だけど、並べ方を考えるのが楽しくて。思わず壮大なペンギン物語を捏造してしまった。

ペンギンはさかなを丸飲みするから骨だけ残したりはしないけど、そこはそれ。白いパールはたまごに見立てた。大きい星にはきらきらの石が嵌っている。



右下のペンギン達はネクタイピン
だけどネクタイではなく上着の襟やマフラーに留めて使っている

ペンギンを多めにしたほうがもっと「行進」らしくなるかもと思いつつ。チャームブレスレットのチャームの数は、ちょっと少なめにしておきたい。ひとつひとつの形がはっきり見えるから。

実際に使ってみてもの足りなければ、あとから追加もできる。完成後もチャームを増やしたり取り替えたりして変化させていけるのも、チャームブレスレットの醍醐味。


ほかのペンギンアイテムとコーディネイトしたり。ブレスレットとしてだけでなく、バッグにぶらさげても良い。

寒い日のおでかけは、ペンギン気分で乗り切る(?)。


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