映画「海辺のエトランゼ」〜二回目感想〜


 今回は二回目ということで、音楽、背景、声優さんが自然にできたとおっしゃっていたところなどをなるべく気にしてみました。


  一回目!音楽聞いてたんか、自分!!

  実央くんが帰ってきたときもこの落ち着いた音楽なんだ、と思いました。ピアノを主とした、落ち着いた曲が続きます。(今思えば一音だったメロディーが二つの音に増えてた、とかあったのかしら…

 同じような音楽が流れるようだけれど、シーンが変わるとき、自然な?絶妙なタイミングで風鈴の音が一音から入ってきたり、濡れ場のシーンで音楽の途中から可愛い音が入ってきてました。

 この濡れ場シーンの可愛らしい音は同時に映像で猫ちゃんたちが映るの(だったと思う)ですが、その映像と音楽が重なることでこのシーンは実央と駿の穏やかな時間であると、より一層感じられました。(私にとって)細かな音の変化でこんなに心が揺さぶられるんだなぁと思いました。

 

 普段、あまり音楽を気にしていないことが分かりました。汗 少し気にしてみるだけでも、音楽の中でシーンの雰囲気など表現されていることに気付きました。  

 波の音とかセミの鳴き声とかのシーンが自然で好き。私のおばあちゃん家が島なので、行った時の風景や音が思い浮かびます。


       ー実央の部屋ー

 駿が家帰る支度してるときに映る実央の部屋の散らかりようがww一回目の時もなんか気になっちゃって見ちゃったんだけど…実央はかなり大雑把なのかな

 駿は原作でも学生時代のシーンがたまに出てくるからなんとなくその頃の感じが知れるんだけど、実央については学校生活でのシーンがないのでどんな子だったかあまり分からないんですよね。

 カンナさんのインタビュー(『季刊エス』70号,p.14)によれば、「人見知りだけど普通に友達がいて、明るくて朗らかで素朴な男の子」らしい…私は漫画の実央くんしか見てない(お母さんがいなくなってしまって暗い実央)し、人混み苦手みたいだから、あんまり人と関わらない大人しい性格かと思ってしまっていたので、カンナさんたちの回答で印象変わりました。
 エスのインタビュアーさんもおっしゃっていたのですが、二人の学生時代に焦点を当てたストーリーも読んでみたくなっちゃいます。

 実央の部屋に転がってた少女漫画が、この間アニメ1話だけ見てみたやつでした笑 


    ー主人公二人の声優さんー

 松岡さん、「ナンパみたいじゃん〜」のところ、良かったです…!(語彙力、、
 駿の素を出す感は一回目でも感じられたのですが、本当に自然に隣に居そうですよね笑 私の中での駿は結構テンション下げめなキャラで、声とか変に落ち着いてるようなイメージだったと思うのですが、ツッコミのところとか自然すぎてw馴染みやすかったです^ ^  

 ドラマCD聞きたい。


 ー見どころの一つ"美味しそうな料理"!ー

 一回目でも取り上げましたが、みんなで食卓を囲うシーンが好き!!

 私は絶望的な人生をまだ送ったことがないのでどうしても軽くなってしまうかと思うのですが、料理が美味いときってきっと涙が出ます。そのように思ったときの経験が思い出されました。本当に、親の料理がうまいと思ってしまった時があってry…

 とにかく、映画観た後にお腹が空きます。カンナさんのお料理は、とにかく豪華な料理ーーッッ!!って感じ笑 なのですが、色や音がつくことでとても美味しそうになりますね〜!!美味しい美味しい……


      ーキャラについてー

 やっぱり絵理ちゃんと鈴ちゃん、後半出てこなくなっちゃったね⁈感が強い。寂しい〜最後の方はみんな出て欲しかった〜!
 鈴ちゃん!目のピンク可愛いね!

 動いてしゃべってくれるバーのママをもっと観たい!とても綺麗な方☺️声も落ち着いてる感じがいいです。


 実央くんかわいいね^ ^なんか初めて可愛いって思いました。 基本エトランゼは顔とかキャラだけで読んでないので、特別主人公どっちかが好きとかないのだけど、表情がころころ変わるところとか駿くんのこと真っ直ぐに好きなところが一途で可愛いって思う!
 やっぱりねっっ、最後のシーンの表情がねっっ、いいよねっっ!!☺️

 

 最後の実央の麦わら帽子が飛んで行ってしまって、それを駿が捕まえる、という日常的で一見なんでもないようなシーンを、「大切な人ができた」というドラマチックなワンシーンに変えてしまうカンナさんの表現は、本当に本当に素敵だと思うので、そこを上手に映像化されてて……👏






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