ワーキングホリデーとは何か
一言でいうと海外で一定期間生活ができる特別なビザ制度のことである。
一番の特徴はその名の通り、滞在期間中の資金を補うために、働くことが認められている点である。
外務省によるとこの制度は、各々の国が、相手国・地域の青少年に対して、休暇目的の入国および滞在期間中における旅行・滞在資金を補うための付随的な就労を認めるための制度であるそうだ。
なお日本ではワーキングホリデー制度によって年間1万5千人(コロナ前2017年)の人が日本に来ている。
参考:令和2年(3715)
ただし、この制度は多国間との協定によって認められる制度であり現在日本では26か国との間でこの協定が結ばれている。また、年齢制限(18歳から30歳)も設けられていたり、子供や被扶養者を同伴できないなどの詳細な決まりもあるため詳しくは外務省のホームページを参照。
では実際に多くの人がワーキングホリデー制度でどんなことをしているのかというと、働きながら資金をためて旅行を楽しんだり、現地で語学を学んだりしているようだ。他のビザと比べて自由度が高いという点が魅力で制度を利用しているようである。
例えば学生ビザではフルタイムで働くことが前提なためアルバイトはできないし、観光ビザは観光目的で短期間の滞在が前提で働くことができない。
就労ビザも年々取得が難しくなっているらしく、比較的長期間を外国で自由にいろんなことができるのが魅力である。