読書メモ 「ビジュアルシンカーの脳」 視覚思考者と言語思考者とは
少し前に、ゆる言語学ラジオでやっていた「ビジュアルシンカー」シリーズ。
思考の過程を言語で行うのか、画像や図形で行うのか、言語思考者の2人が、2つの思考タイプについて話している。
種本として紹介されていた「ビジュアルシンカーの脳」を読んだ。NHK出版のサイトに書籍の記事があったので、引用しつつ感想をメモ。
ビジュアルシンカーの脳はどんな本?
著者は、テンプル・グランディンさんというアメリカの動物学者。
人間には大きく2つの思考タイプがあるらしい。言語思考と視覚思考だ。
自分は視覚思考者なのではないか?ゆる言語学ラジオを聴きながらそう思っていたのも、この本を読んでみるきっかけとなった。
協力して物事をなす方が大きなことをできると考えると、コミュニケーションの重要性が高いのは仕方ない気がする。言葉を使った方が多くの人にリーチできそう(視覚思考者の割合はだいたい3割くらいらしい)
技術の発展によって一人でできることが増えているので、多様性が増し、どちらが主流なのかが薄れていったりするのかな。
自分は視覚思考者?言語思考者?
NHK出版の記事にある「視覚空間型思考判定テスト」を受けると判定できる。簡単な10個の質問に答えるだけだった。
結果は「はい」が13、「いいえ」が5で余裕で空間視覚思考者だった(物理視覚思考者というのもあるらしいが、それは判定できないっぽい)
書籍内にはこんな記述がある。
自分はプログラマーである。天職だったのかな。
マネジメントよりもプレイヤーでいたいのだが、マネジメント職は言語思考者の方が有利そうだ。
できるできないと言うより、頑張らないといけない量が違う感じがある。
最後に
視覚思考者、言語思考者という分類ができることがわかった。
ただその枠に当てはめて全てを考えなければいけないわけではないし、半分占いみたいな気持ちで読むと良いと思った。
他の人よりできないことがあったときに、それが言語思考的なプロセスを踏んでいたら、自分に合った方法を考えてみるなど、仮説立てやメタ認知に有効そう。
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