ポケモンカードはなぜ流行ったのか
こんにちは!shizukuです!
今回はポケモンカードは最近結構流行っていますがどうして流行ったのかというところについて解説していき、考察もしていきます。
昨年ポケモンカードは過去最大と言っていいほど流行りました。「ポケカバブル」です。
まず始まったのは2年前に発売したパック「シャイニースターV」のあたりからです。
「シャイニースターV」はコレクション勢にも対戦勢にも人気のパックで550円と定価は高いですが必ずレアカードが出るというパックで好評でした。好評だったため品薄が続いていました。そこで例のごとく現れるのが「転売ヤー」です。転売ヤーたちは色々な店舗でシャイニースターVを買い荒らし、定価5500円のシャイニースターVのBOX(10パック入り)もメルカリなどで20000円近い値段で取引されていました。
そして転売ヤーたちは考えました。
「これだけじゃなくて次に発売するパックでもこれやれば儲かるんじゃね?」と
こうして次の弾「一撃マスター」「連撃マスター」もまたたく間に買い荒らされ、品薄が続きました。プレイヤーやコレクターにとってはとても迷惑なことでした。ここで読んでいるあなたは「パックじゃなくても1枚ずつ店で買えばいいんじゃないの?」と思うかもしれません。しかし転売ヤーは未開封で保存しているため、カード1枚1枚の流通枚数が減り、価格が暴騰したのです。当然ユーザーたちは迷惑だと転売ヤーに投げかけますがそんなことが転売ヤーに通じるはずもなくついには「もっと公式がカードを刷らないからだ」と言われてしまう始末。
そしてポケモンカードを始めようと思っている人でなくても「ポケモンカードって売り切れてるし人気なんだな」と認知され、プレイヤーが一気に増えました。
それからというもの「双璧のファイター」「白銀のランス」「漆黒のガイスト」「イーブイヒーローズ」「蒼空ストリーム」「魔天パーフェクト」「フュージョンアーツ」とこれだけのタイトルの間全く買えない時期が続き、不安をつのらせていました。当然新規のプレイヤーも離れていきました。
そして追い打ちをかけるように去年はポケモンカード25周年の年であったため当然のように記念セットや記念パックが発売されました。もちろんそんなことを聞いた転売ヤーが買い占めないはずもなくもちろんごっそり買っていきました。売っている店も「売れたんだから結局利益は同じ」という理由であまり制限をかけなかったことも原因です。しかも記念パックは4パック購入ごとに「25thプロモパック」というものも付けていたのでそれも1パック2000円ほどで転売されました。そして12月の頭にはシャイニースターVと同じ立ち位置になる「VMAXクライマックス」が発売されようとしていました。と、ここでついに公式の本気が見られました「シャイニースターV」「フュージョンアーツ」「蒼空ストリーム」「魔天パーフェクト」「イーブイヒーローズ」の大量再販が行われたのです。どれもたくさん流通したためシングルカードの価値は下がり、転売ヤーも涙目でした。そして「VMAXクライマックス」も発売前から再販が決まっており、ポケカバブルも終わりに近づいて行きました。現在でもポケモンカードは人気で品薄が続いていますがプレイヤーが買っていると思えばなんとなく許せる気がします。
さらば転売ヤー。永遠に。
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