リモートワークのメンタルヘルス対策

『リモートワーク』のメンタルヘルス対策

今回のnoteは、リモートワークのメンタルヘルス対策についてです。

現在、地方に移住してリモートワークの仕事で生活をしていますが、「リモートワークってストレス溜まりにくくて、自分のペースでできるし、楽しそうだね。」と言われることがあります。

確かに、通勤時のストレスなどは無くなり、不要なコミュニケーションも少なくてすみます。一方で、仕事をしている様子が見えにくくなるため、より結果を求められ、想定時間より長く仕事をすることになったという話も聞きます。また、自宅でリモートワークをしていると、孤独感疎外感を感じることもあるので、「リモートの方がオフィスに出社するより大変」という意見もあります。

最近、「リモートワークで鬱になった」という記事が話題になりましたが、私は、フルリモートワークの生活が始まってからは、仕事内容や関係者のご協力もあり問題なく過ごすことができています。ただ、今後も同じように過ごしていけるのかについての不安はあります。

実は、30代に入ってからメンタルをやられてしまったことがあり、しばらく仕事を休んだことがあります。また、自分が責任者だったときにメンバーの体調を崩させてしまったこともあります。

自分の体調管理や能力不足で周りの方に迷惑をかけて失敗することがあるので、リモートワークで一緒に仕事をするメンバーに、メンタル面で迷惑をかけてしまっているのではないかと考えてしまうこともあります。

まだまだ、リモートワークが一般的に普及していないため、メンタルヘルスの対策といった話があまり流通していません。(そもそもリモートワークじゃなくても、メンタルヘルス関係の企業での対策事例の情報も少ないというのもありますが...。)

今回のnoteでは、私がリモートワークを始めてから意識していることや、周りのリモートワーカーから聞いている情報をまとめてみました。

チェックイン

メンタルヘルスのサービスでは、昨年、起業家のセーフティネットとして、escortというサービスがリリースされていましたね。私の周りの経営者でも心のバランスを崩した経験がある方は結構います。特にスタートアップの環境になると、プレッシャーや情報量が増えるので、こういった支援サービスがあると、より安心して事業に集中していけるかもしれません。

また、最近上場したばかりの会社ですが、スタッフにうつ病になっている人が増えてしまったが、経営陣やリーダー陣が若すぎて対応策が全然とれていないというような話を聞きました。

事業運営の中で、後回しにしがちなテーマですが、メンタルヘルスに関する知識や予防策などを考えている方が増えるのと同時に、安心して働ける環境も増えていけばいいなぁと思っています。

それでは、本題。

リモートワークのメンタルヘルス対策方法

リモートワークのメンタルヘルスの対策方法をリストアップしてみました。

・チーム内のチャットに雑談チャットを用意しておく。
・テキストコミュニケーションでは、絵文字を増やす。
・お互いのslackやchatworkの投稿やSNSの投稿にいいねを押し合う文化を作る。
・チャットのプロフィール画像を各自設定しておき親近感を作る。
・定例のオンラインMTGを用意して、口頭でフォローしあえる状態を作る。
・オンラインMTG時間にチェックインの時間を入れてお互いの近況を知れるようにする。
・仕事をする前に、一度仕事をするメンバーと会っておく。
・リモートで社員を採用する場合も、スタッフの実家に行ったり家族と会って話をしておく。
・メンタルヘルス診断を定期的に行う。
・メンタルヘルスの知識・理解を増やすために、勉強会を関連メンバーで行う。
・定期的に職場環境やコミュニケーションのアンケートを実施するようにする。
・結婚祝いや、プロジェクトから卒業祝にyosettiなど使ってほっこりする状態を作る。
・メンタル対策の本を課題図書として設定しておく。(おすすめの本があれば教えてください!)
・お客さんからの喜びの声がチーム全体に共有されるようにする。
・何か達成したときの喜びの共有の場を作る。
・ピアボーナス制度を入れる。
・間食を減らすように心がけ、健康に気をつける。
・1on1などの面談で業務進捗以外の話をするようにする。
・仕事の質も大事だが時間内に完了させることも意識するようにする。
・メンバーが長時間労働にならないように管理する。
・仕事と仕事以外の切り分けが難しくなるので、働く時間を明確にする。
・ストレングスファインダーをチーム内で実施して共有しておく。
・通勤がなかったり、地方の方は車移動で運動不足になるので、メンバーが運動しているか確認しておく。
・メンバーの健康状態が見えにくくなるので、健康状態のチェックを何かしら入れてフォローできるようにする。
・1日中、椅子に座りっぱなしにならないように、一定時間ごとに席を立つ時間を作る。
・WEB飲み会の企画をして、悩みをふんわり共有できたりする場を作る。
・料理が苦手な人はホットクックを買って健康的な生活にする。

最後に

リモートワークで仕事をする人が増加するに伴って、リモートワークのメンタルヘルスの問題もますます増えていくと思います。そういった方がなるべく増えないことを願って、また心のバランスを崩してしまったときに少しでも参考になればと思い、今回のnoteを投稿しました。あなたのご意見もいただければ幸いです。

あなたのチームで発生している問題や、心がけていることなど、前回ご紹介したブレストLiveでアイデア募集を作ったのでご協力よろしくお願いします。

また、何かご一緒できそうな内容や、質問などあれば、peingtwitterなどでご連絡下さい🙂

チェックアウト

前回のnoteでも書きましたが、ホットクックが届いてから、毎日のように料理に使っています。ホットクックは、料理をするときに結構しゃべりますが、今日は「ホットクックの利用回数が10回目だよ!」って言われて、ほっこりした気持ちになりました。

AI機能が搭載されているみたいなので、そのうち私の作っている料理を元におすすめレシピなどを教えてくれるのではないかなと期待しています。

noteも、色々な仕掛けがあり、♡のボタンを押すと、いろんなメッセージが表示されます。今後の継続のモチベーションにもなると思うので、よろしければ♡のボタンのクリックをお願いします!

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吉井 秀三 (Shuzo Yoshii)
『地方移住×リモートワーク×新規事業開発』東京、鳥取の仕事を行うフリーランスのフルリモートワーカーです。オンラインでの働き方のノウハウや、田舎暮らしの生活情報を発信します。