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コントロールデーモンハンター デッキガイド

はじめまして。
shuzoDS と申します。

コントロールデーモンハンター のデッキガイドを書いてみました。

・気になっているが使ったことがない
・使ってはみたもののイマイチ勝てない


という人を対象に作成してみました。

初のガイド作成のため、色々残念な部分があるかもしれませんが、ご容赦ください。
ご意見等ありましたら、twitter(文末にアカウント記載)へコメント頂けますと幸いです。

ガイドに入る前に、少しだけ自己紹介させてください。
三行でまとめます。

・2015年中ごろ(Patron Warrior全盛期)にプレイ開始
・マスターズツアー出場権三度獲得(次回マスターズツアー モントリオール参加予定) / レジェンド100位以内フィニッシュ多数
・元アーケードゲーム勢(LOV, ブレイブルー, 三国志大戦 等々)

では、本題です。

デッキ概要

「魂の欠片」関連効果を持つカードを中心に構成されたデッキです。
ソウルデーモンハンターとも呼ばれます。
私が思う、主な特徴/強みは三つ。

・「魂石細工師」「マロウスライサー」等、コスト効率が高い直接ダメージ
・「魂石砕きのミスティック」「斬舞」等、コスト効率が良い全体除去
・不利状況を五分以上に、五分状況を有利にする「社会心霊学者マリシア

コントロールデッキと聞くと、相手の受けを捌くというイメージが強いかもしれません。
しかし、本デッキは単に受けているだけでは勝てません。
基本的に「殴りきる」が勝ち筋のデッキです。
殺される前に殺しましょう。

時には全体除去で相手ミニオンを一掃。
時には敵ミニオンを一切無視して、10点超えのイリダンでGo Face

打点の計算、異端で髑髏を使うための調整、ポルケルト後のデッキ順等々、考えるべきことが多いです。
しかし、それを補って余りあるパワー、奥深さ、爽快感のあるデッキです。


デッキリスト

20200822-欠片デモハン


デッキコード


AAECAea5AwbHxgPaxgP+yAO1yQPP0gP21gMMh7oD17sD4LwD2cYD98gD/MgD0c0D+84DzNIDzdID1NID99UDAA==

HSReplay記載リストとほぼ同様です。
本デッキ黎明期には採用されていなかった「バトルフィーンド」「グレイヴの達人」を採用し、守りよりも攻めを重視しています。

・「ヴァルペラの悪党」の不採用
8/7のカード追加以降、汎用性が低い(強い場面が限定される)呪文が増えた印象があります。
打点カードを取れる確率が下がってしまったのも気になる点です。
最低限のスタッツを備え、カードアドバンテージを稼げる強さは健在です。
しかし、「マリガンでのキープのし易さ」「マリガンで引けた際の強さ」を考慮し、現在はバトルフィーンドに変更しています。

・「魔眼光」「グレイブの達人」の1枚採用について
いずれも、「特定場面(特定マッチ)において強力だが、重複すると腐りやすい」という一面を持ちます。
魔眼光は、対コントロールで使いにくい一方、対アグロでは値千金の仕事ぶりを見せます。
グレイヴの達人は、対アグロで腐りやすい一方、対コントロールでは追加の打点及び盤面づくりに一役買ってくれます。
様々なデッキと遭遇する現環境では、どちらか一方を2枚採用するのは高リスクではと考えています。
このため、各カードを1枚ずつ採用しています。
「プリーストに絶対勝ちたい」「アグロをメタりたい」という方針であれば、どちらかを2枚採用しても良いと思います。

・その他の非採用カード
「酸性沼ウーズ」
爆弾ウォリアー武器ローグ等、武器を主軸に据えるデッキに刺さる一枚です。
いずれのデッキも現環境に一定数存在するため、採用する価値が高いカードです。

「魔力喰い」
沈黙。
パラディンやプリースト等、バフや挑発が多い相手に刺さる一枚です。
パラディン以外にバフがあまり多くないこと、挑発は斬舞等の他カードでも対処可能なことから、優先度が低いカードだと考えています。
パラディンやプリーストが増えた際には採用も考えられます。

「冷たき影の紡ぎ手」
3マナ標準のスタッツ + 単体凍結効果を持つミニオン。
対武器は勿論、エドウィンや巨人等の大型ミニオンの足止めにも使える一枚。
8/22週のグランドマスターズにて、tom選手が採用しています。

「霊視力」
低コストでカードアドバンテージを得られる一枚。
ですが、個人的には微妙な一枚です。
異端で発動できなければ効果が弱い(強い場面が限定される)のが、その理由です。
序盤に強く、追加効果無しでも運用しやすい「マナ食らいのパンサーラ」と比べると、使いにくさが目立つ一枚です。

一部キーカード解説


・伝承守護者ポルケルト
対コントロールに強いカード群のドローを担保してくれる一枚。
下記の仕様に注意。

・ポルケルト後に魂の欠片を埋めると、カード順序が崩れる
・ポルケルト後に爆弾等を相手に埋められると、カード順序が崩れる
・ポルケルト後に魂石細工師等で魂の欠片を破壊しても、カード順序は崩れない

デッキに残ったカードは何か、ポルケルト使用後に引くカードは何かを把握した上で使う必要があります。
また、「当面低コストのカードが引けなくなる」というのも注意点。
除去カードを握らずにポルケルトを召喚し、除去が足りずにご臨終という流れに陥りやすいです。
ご利用は計画的に。


・マグゼリドン
大型ミニオン及び全体除去として使われる一枚。
使い方は、主に下記の二通りです。

・単体で使用後ターンエンド > 次ターンにトークンを破壊して起動
・「魂石砕きのミスティック」「斬舞」と併用し、召喚ターンに起動

このうち、前者の運用時に注意が必要です。
トークンが「盤面から破壊」以外の要因で消失した場合、マグゼリドンが起動しません。
想定される主なケースは下記の通りです、使用時はご注意を。

・「魔女の悪の手先」で進化
・「影隠れ」で相手手札へバウンス


プレイング(共通)


武器でミニオンを取り過ぎない
このデッキには、複数ミニオンを巻き込める除去が多く積まれています。
序盤から顔を詰めていき、相手の盤面が広がり始めたら斬舞やミスティックで一掃することが多いです。
このため、武器で相手ミニオンを取る意味がない(後に全体除去で巻きこむ)場面が多々あります。
最序盤のフレイムインプのように高火力のミニオンや、魔法使いの弟子のように放っておくと大惨事になるミニオンは処理を優先します。
が、それ以外はGo Face推奨です。

パンサーラの起動にこだわり過ぎない
ドロー兼序盤のミニオン要因で採用されているパンサーラですが、ドロー効果にこだわり過ぎるのは禁物です。

・コインを使って無理やり起動した結果、後続の行動が遅れた
・アグロ相手に出し惜しんだ結果、出す前に殺された
etc...


私も結構やらかしました。
基本的に起動した方が強いのは間違いないです。
しかし、パンサーラはドロー要因であると同時に 2/2/3 のミニオンでもあります。
時には素だしする判断も重要です。

髑髏を手札の左へ運ぶ
言わずと知れたパワーカード、髑髏。
6ターン目以降、如何に早く異端状態で使用できるかが勝利のカギです。
ポイントは、6ターン目以前の仕込み
髑髏より左にあるカードを事前に使用しておきましょう。
マリシア等切りにくいカードが左にある場合でも、それを使った上で最速何ターン目に髑髏を打てるかを考えながらプレイしましょう。
(左にマリシアがある場合は、7ターン目マリシア > 8ターン目髑髏 と動けるように、6ターン目以前から左のカードを切っていきます)

武器を振るか否か
装備した武器を振るかどうかは、判断が特に難しいです。
結論から言うと、「場合による」と言わざるを得ません。
参考までに、「振った方がいい」「振らない方がいい」ケースを記載します。
この判断ができるようになれば、SSS級イリダンです。

「振った方がいい」ケース
手札に武器が重複している
相手が武器破壊(ウーズ等)を握っている可能性がある
次のターンにリーサルが見込める
(アルドラキ装備時)ヒールして相手のリーサルから逃げる
「振らない方がいい」ケース
次ターン以降に斬舞を使いたい(これが一番多いです)
次ターンに武器で取りたいミニオンが出てきそう
(アルドラキ装備時)次ターン以降により多くヒールしたい

ライフ計算
本デッキは、基本的に攻め切るデッキです。
また、ミニオンではなく、武器等の打点が主なダメージソースです。
このため、打点計算が超大事です。

自分の手札の総打点、所要マナ、デッキの残打点、リーサルまでの所要ターン数、相手の回復、etc...
考えるべき事項は数多くあります。
自ターンだけでは足りません、相手ターンもしっかり使って考えるべし。
まずは、「2ターン以内にリーサルを見込めるか」各ターン開始時に優先して考えましょう。
そして、リーサルが見込めると判断したら Go Face
ハースストーンは、先に相手のライフを0にするゲームです。

このデッキのポジション


※圧倒的個人の感想です


有利: プリースト、テンポメイジ(怪しい)、アグロ全般
五分: ローグ、(鎧職人無し)ウォーリア
不利: (鎧職人入り)ウォーリア、ドルイド、パラディン

総じて、


・アグロデッキや、攻め能力に欠けたコントロールに有利
・大きな回復手段や、除去困難な盤面形成能力をもつ相手に不利


といえます。


マッチアップ・マリガン解説


※詰め切れていない上、変化の激しい環境のため参考程度でお願いします。
※ラダーでの遭遇率が高い相手に限定します

基本的なマリガン指針は下記の通りです。

確定キープ
「霊魂の獄吏」「バトルフィーンド」「マナ食らいのパンサーラ」

限定キープ
「マロウスライサー」「伝承守護者ポルケルト」(対コントロール)
「二連斬」「斬舞」「アルドラキ・ウォーブレード」「魔眼光」(対アグロ)
「マグゼリドン」(対ドルイド)
「グルダンの髑髏 (対非アグロ、後攻でその他のカードを複数枚キープできる場合)
その他は各マッチアップごとに記載します。


・ウォリアー
対爆弾ウォリアーを想定します。
マリガンでは、マロウスライサー、ポルケルトの優先度が上がります。

鎧職人 + 船頭が厳しいマッチ。
基本は不利、このセットが入っていない型であれば戦いやすいです。
相手に装甲を稼がれ、削りきる前にこちらが爆殺されることが多いマッチアップです。
このため、武器以外にミニオンでもダメージを出すことが重要です。
(武器でミニオンを取ってもらうのも有効なマッチです。)

魔刃嵐等で一掃されない形でミニオンを展開し、除去カードを切らせるor武器で取らせるの選択肢を迫り続けるのが勝ちパターンの一つ。
上手く除去カードを切ってもらえれば、後々武器でミニオンを取ってもらえる可能性が高まります。

ポルケルトを使用すると、5マナである爆弾がデッキの上側に来ることには注意です。
(うっかり忘れてポルケルトから髑髏を打つと、漏れなく大量の爆弾がプレゼントされます。)

爆弾を引いて勝ち確を逃したらスマホを天高く放り投げましょう。


・ドルイド
対マリゴスドルイドを想定します。
マリガンでは、マロウスライサー、斬舞、マグゼリドンのキープ優先度が上がります。

ミニオンによるプレッシャーが大きく、相手の攻めを受けきるのが厳しいマッチ。
最速守護獣 > イセラ > 大量ドローによるドラゴン展開 の流れが強力な相手です。

最初のポイントは、守護獣を斬舞で受けること。
事前にマロウスライサーを握っておけば、斬舞で綺麗に処理できます。

もう一つのポイントは、マグゼリドンが刺さりやすいこと。
大型ミニオンの処理が苦手なドルイドに有効な一枚です。
マリガンでは起動カード(斬舞、ミスティック)と併せてキープできれば最高ですが、単体でのキープも検討の価値があります。

理不尽マナ加速でブルドーザーされたらモニターを破壊しましょう。


・ローグ
対隠れ身ローグを想定します。
マリガンではミスティック、斬舞、アルドラキの優先度が上がります。

秘密の通路からの追加リソース/打点等でプランを多々狂わされます。
総じて有利なマッチアップですが、油断ならない相手です。

体力が低いミニオンが多く、斬舞やミスティックが機能しやすいマッチです。
逆にこのあたりのカードを引けないと、隠れ身ミニオン達からタコ殴りにされます。

序盤は相手ミニオンからダメージを受けないよう、除去中心に立ち回ります。
顔へのダメージ軽減を優先して除去していきます。

全体除去を切るタイミングは難しいです。
逐一除去を切るのが正の場面もあれば、一旦我慢した方がよい場面もあります。
参考までに、私が全体除去を切るか迷った時の判断基準の一部を記載します。

・相手の残手札は何枚か(後続のミニオンがいるか)
・除去することで何点ダメージを抑えられるか
・自分の手札に追加の除去はあるか(引き込める可能性はどのぐらいか)

中盤以降は、盤面の取り合いからダメージレースへ移行。
魔眼光やアルドラキで体力を回復しつつ相手の顔を詰めます。
アルドラキは、時に十数点以上の大回復をもたらしてくれます。
序盤でダメージを喰らい過ぎても諦めないように。

秘密の通路から理不尽リーサルを喰らったらスマホでドリブルしましょう。


・プリースト
対ガラクロンドプリーストを想定します。
※対ハイランダーも想定し、可能な場面ではゼフリスもケアします。
マリガンではマロウスライサー、髑髏、ポルケルトの優先度が上がります。

如何に打点を引けるか、及び相手に回復の時間を与えないかが重要なマッチです。

ポルケルトが特に強力で、5マナ以上のパワーカードを優先して引き込めます。

最も警戒すべきカードは神格化
付けられたミニオンに居座られ続けると、打点が足りなくなります。
極力相手のミニオン処理を優先し、神格化を有効に使えない場面を作り続けましょう。
どうしても勝てない場合は、魔力喰いを採用するのも一つの手です。

直近ではウーズの採用率が高いため、武器を装備したターンはできるだけ振っておきましょう

死者蘇生でウーズ/ゼフリスを使いまわされたらスマホをフリスビーしましょう。


おわりに


ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

まだまだ練度が足りないことは承知していますが、現状の理解/知識の整理を目的として、デッキガイドを作成しました。
このガイドをきっかけに、一人でも多くのデーモンハンター愛好家が増えますように。

質問、意見等ありましたらTwitter(@shuzoooooooooEX)までお願いします。

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