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異界へつづく海辺 アヨロ海岸

アヨロ海岸を歩く。
登別軟石の崖。虹が染み込んだ浜辺。
「アフンルパロ」は、あの世とつながる穴なのだと、白老のアイヌの言い伝えが遺っている。

夕方のアヨロ海岸。
登別軟石。ゆるく力強い造形に、ほのかに虹のような色味が染みついている
波しぶきからレンズフレアの虹がみえる。
アフンルパロがある崖
アフンルパロ。浅い奥行だが、神話の世界ではここからあの世へいく。黄泉の国か。
クラゲが固まったみたいなシーグラス
足元には火山から来た軽石と、海の向こうから来た流木、それと葦が。
此岸と彼岸を行き来するような潮の満ち引き。
夕日を浴び虹が発生する幻想的な海辺が、異界とのつながりを想像させるのかもしれない。

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