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9年目の東北沿岸部巡り 田老町
久喜から更に南下を続ける。
『たろう観光ホテル』。
田老町にも震災遺構がある。
震災があった当初、こうした下部がスケルトンになった建物をたくさん見た。
そうした風景は、この建物を残して更地になっている。
新しい建物がちょこちょこと立っているのが見える。
道の駅に行くと、震災前の街の風景のジオラマがある。かなり高いところまで津波が来たのだ。
昭和の大津波の他にも、1611年に起きた「慶長三陸地震津波」では村がほぼ全滅したとの記録がある。
沿岸部を歩くと、田老町のスーパー堤防がみえてくる。
9年目の今も建設中だ。
長さ約1.2km、海抜14.7mの壁が入江を取り囲んでいる。これまでの堤防より4.7m高くなる。
近くに、東日本大震災では17.3mまで海がせり上がってきたという印がある。今建設中の堤防より2.6m高い。